「監督と脚本家は原作読んでないようです」アイネクライネナハトムジーク アサシンⅡさんの映画レビュー(感想・評価)
監督と脚本家は原作読んでないようです
原作の一部のセリフと展開をつまみ出して構成されたものですので、支離滅裂です。
なおかつ、その抽出したものが本筋から外れたものが多いので、被害は甚大であります。
多分、このフレーズ面白いということで使われたとおぼしきものが多いです。
それで、登場人物それも主人公たちの心理描写が、驚くべきことに、ほとんど抜け落ちています。
途中の十年間は何の説明も無く、ぶちぬきました。
映画だけ観たら、なんじゃこりゃ、そう想うでしょう。
伊坂幸太郎がご乱心と想うかも知れません。
原作読んでください、別物ですから。
情けない、映画でした、これでも映画か。
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