「じれったい人達のための10年振りの小夜曲」アイネクライネナハトムジーク bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
じれったい人達のための10年振りの小夜曲
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アイネ・クライネ・ナハトムジークは、ストリートミュージシャンの弾き語り。夜が小さいんじゃなくて、小さいのは音楽の方なんだけど。つか編成。ま、いいけど。
ほんのちっぽけなキッカケが変える人生。ほんっとに「じれったい人達」の、じれったさを愛しむ小夜曲は、10年の時を超え、また新しい奇蹟を生むのであったよ。って言う話。このじれったさが好き。
古臭いんですよね。画も音楽もセリフも、何もかも。一昔前の正統派邦画を見せられてる感じ。でも好き。多部未華子、可愛いし。萩原利久も恒松佑里も矢本悠馬も森絵梨佳も春馬も好きだし。なんだ、役者さんが良いんだ。納得。みんな良かったと思いました。ただ一点。音楽はダメかも。斉藤和義さんの主題歌は除き。
もう、貫地谷しほりと成田瑛基のロッキーパートだけで、一本にしちゃえよって思うくらいに泣かす。まさかの本人TV出演とか、枝ボキとか、もう泣かす下心見え見えなんです。で、古臭いトラップにまんまと引っ掛かって泣かされる俺でした。
恒松佑里、美人だけどつぶしの利かない女優さんになりそうだと思ってたんですが、逆ですね。3D彼女以降、振れ幅デカ。もしかしてエース候補かもです。
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