劇場公開日 2019年9月20日

「とっちらかった内容」アイネクライネナハトムジーク むっしゅさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5とっちらかった内容

2019年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

伊坂幸太郎作品の原作は何故か一つも読んでいない。映画は「ゴールデンスランバー」も「アヒルと鴨のコインロッカー」も良かった。
モーツアルトの曲を巧く挿入するのかと思いきやタイトルだけ。日本語訳の「小さな夜の曲」って感じの弾き語りをキーポイントに様々な人々の人間模様を描く。
ちょろっと本屋で立ち読みした数ページの台詞回しなんかがそのまんまだったので、ほぼ原作に近似値なのかなと思うけど・・・。

素材としては面白いんだけど、出てくる人々の話がとっちらかっていて、見ている方がイライラしてしまうくらい面倒。出ても出なくてもいいんじゃないの的な人もいるので、これは演出のミスかなとも感じる。(原作はもっと丁寧かも?)
群像劇でよくあるラストの大団円もなく収め方も弱すぎ。だったら三浦春馬と多部未華子に的を絞った作品なら?と感じるくらい他の役どころの扱いが雑だったりする。
しかも10年経ってる感がまったくなく、ルックスまったく同じじゃん。子供だけ成長してるって、わかりにくい。期待外れでした。

むっしゅ
terumin31さんのコメント
2019年9月21日

同感です!脚本も演出も全てが中途半端で安易ですね。他のレビューの評価が高いのが不思議で仕方ありません。

terumin31