「フニクリ フ二クラ」コーヒーが冷めないうちに bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
フニクリ フ二クラ
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原作を以前に読んで、公開を楽しみにしていた作品。原作者は、劇団の脚本・演出を務め、本作品も舞台公演の脚本が元になったと聞きました。
とある街の地下に続く階段の下に、昭和を醸し出すセピア色した喫茶店「フニクリ フニクラ 」。その喫茶店の座席に座ると、望んだ通りの過去の時間にタイムスリップできるという不思議な噂話が…。
そこには面倒くさいルールもあるといいます。そんなルールの中でも、過去の過ちや後悔する場に戻ろうとする恋人・夫婦・姉妹・親子の愛情をテーマにした、心温まる4つのストーリー。
いきなりのタイムスリップや幽霊との共存で、少し無理ある設定ですが、舞台演劇の脚本としての要素が表れているからなのかもしれません。
いずれにしろ、日本人好みのテーマで、それなりに感動もしますが、映像化するよりは、活字で読んだ方が、イメージ広がり、より感情移入を誘う作品だったような気がします。
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