「原作の魅力が光るが有村がミスキャストじゃないかな?」コーヒーが冷めないうちに 吟遊詩人さんの映画レビュー(感想・評価)
原作の魅力が光るが有村がミスキャストじゃないかな?
本屋大賞にノミネートされただけある物語構成だった。いくつかのエピソードがフニクリフニクラのコーヒーを軸に、オムニバス形式で展開されていく。演者も無駄に力むことなく好演している。特に薬師丸ひろ子と松重豊が夫婦を演じているエピソードは、グッときた。他のエピソードもそこそこであるが、泣けるというのは言い過ぎ。しかも、主演の有村架純のエピソードに関しては、有村の芝居がガッカリ。だから、前半がA判定なのに後半の有村エピソードがC判定で、トータルB判定ってとこかな。
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