「久しぶりのPSYCHO-PASS」PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」 いかともりくさんの映画レビュー(感想・評価)
久しぶりのPSYCHO-PASS
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PSYCHO-PASSは、大好きな作品でノベライズからプロファイリングなどあらゆる書籍には一度目を通しています。
今回のcase2、前回のcase1があり得ないくらい最悪な作品だったので、不安視していましたが安心しました。
というのも、今回のPSYCHO-PASSは地に足をつけて、捜査をします。
これは至極当然ではありますが、そもそもPSYCHO-PASSは、刑事モノの作品です。
しかし、1期以降は捜査よりも目の前の出来事を解決させる事やキャラクターを魅せる所に焦点が動き出します。
物語を主軸にしてキャラクターを見せようとするのが、1期や2期前劇場版、今作だとすると、
case1と3期はキャラクターを主軸にして物語を見せようとしています。
僕は物語に重きを置く人間なので、正直後者の作品は嫌いです。反吐が出るほど非常に憎たらしいくらい嫌いです。
ただ、今作は3作の中で一番最初にできた企画とだけあって、かなり作り込まれている気がします。
何より面白いのが、これまで捜査を阻むような存在であったシビュラが、主人公側に付いているという事。
シビュラの正体を知らない人間が主役だからこそできる話ではあるけれど、純粋な刑事ドラマとして見れました。
どうして他の作品はこうはならないのか、謎です。
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