「新しさがない」PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」 tanikamaさんの映画レビュー(感想・評価)
新しさがない
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短い割に良くまとまっていて、最後まで飽きさせないストーリーでした。
最初から胡散臭プンプンのサンクチュアリが、適切に処理されなかった核廃棄物を潜在犯を使って処理する秘密裏の施設というのは、非常にわかりやすい流れでした。
しかし、あまりにも最初からサンクチュアリ職員が悪だ!という感じが出ていたせいか、物語が進行しても驚きが全くなく「まあそうだよね〜」という感想でした。
そして、PSYCHO-PASSの核心であるシビュラシステムがこの映画では空気だったことも、良くありませんでした。
地上波アニメでは、シビュラシステムとは何なのか、集団的サイコパス、シビュラシステムの輸出と世界設定をうまく使ったストーリーだったのですが、今回の映画にはそれがありませんでした。
映画短めでしたし3部作になってますし、正直地上波放送ワンクールでやってほしいクオリティです。
そんな中、一番の見所はぎのざですね。
すっかりカドが取れて、みんなを導くメンターとして活躍している様がホッコリできます。
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