「良くも悪くも安定の面白さ。」PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」 まあやさんの映画レビュー(感想・評価)
良くも悪くも安定の面白さ。
感想としては「良くも悪くも安定の面白さ」でした。
特に、霜月監視官の成長を強く感じられました。アニメ2期では生意気、無能と言われることが多かったキャラクターでしたが、一人前の監視官となっていました。口だけの人間ではなくなったといえるでしょうか。勿論優秀さ、謙虚さでは常守監視官の方が上だと思います。ですが、相変わらずの生意気さではありながらもしっかりと仕事ができる監視官に成長した霜月監視官を見るだけでも、ファンとして今作を見た甲斐があるといえるでしょう。
ここで霜月監視官の個性ともいえる「生意気さ」がなくなっていたら違和感があったとも思います。非常に自然な流れで成長を感じられました。
今作に難点をつけるとしたら、やはり時間の短さでしょう。この短い内容を映画でやる必要があるのかなとも思いました。だから感想が「良くも悪くも安定の面白さ」です。映画サイコパスという特別なものを観たというよりも、テレビで二、三話観たような感覚でした。
そのため、サイコパスのストーリーとしては非常に満足でしが、映画というジャンルとして観るには時間とお金の面で少々割高だと感じました。
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