空母いぶきのレビュー・感想・評価
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いやーーー無理ですね
邦画の悪いところが全部出てた感じ。
艦内のセットもしょぼかったーーー!
セリフもくどいし。
あと、艦内の命令系統、怒鳴ったりするんかな?
関西弁の人うざかったなぁ。
西島さんの無駄遣いのような気がします。
原作を台無しにしたマイナス100点の作品
かわぐちかいじ先生の原作と全く異なる作品。
かわぐちかいじ先生の原作は素晴らしいのに映画版は全くの別物であまりにも浅はか。金貰っても見る価値無しのマイナス100点の作品。
久しぶりに最低級の作品と言える。
空席目立ったが、役者のせいではない
すべての俳優の方々は、与えられた役を情熱をこめて演じていた。その熱は確かに伝わってくる。しかし。本作品のテーマである「専守防衛」を旨とした自衛隊が、どのように戦うのか。戦わないのか。その法的、戦術的リアリティが全く感じられない。政治家同士や自衛官同士の会話内容も、おそらく自衛隊と関連法のメカニズムをきちんと知らない方による脚本である。情念としての平和を語るのはいいが、それであれば、この原作を使用する意味はない。漫画原作者の意図とはかけ離れているはずだ。それはCGの出来云々以前の問題である。
ネットにこうした意見を書き込むのは嫌だったが、あまりにあまりだったので、書いた。制作の方々の努力を思うと申し訳ないが、エールをこめて書かせていただいた。
よかった!
レビューが酷かったので、見なくていいかと考えてましたが、なんか見に行った。
そんなに悪くなかった。むしろ普通に楽しめた。
まぁ、レビューからのバイアスはあるだろうし、原作読んでないということはあります。
だからこそ、見らず嫌いは悪いよねって教えてくれた映画でした。
失敗作
原作ファンからすると面白くなく、非常にイライラさせられる内容だった。
原作とは非なる映画と思って観た方がよい。
脚本、演出、配役すべてにおいてよろしくない。終始チグハグ感とモヤモヤ感で一杯の映画でした。
以下、主なイライラな点。
◾️コンビニ店員やネットニュース会社の記者たちの無駄なやりとりが長々と挿入されている。
戦場の緊張感と平和な日常の対比を描きたかったのだろうが大失敗。ただ間が抜けただけ。
◾️敵方の様子が分からない。敵が何者で何を考えているのか全く描かれていない。
◾️敵捕虜に味方パイロットが銃で撃たれたのに、皆なに立ち尽くしてるんだ。早く医務室連れてけよ。
◾️CGが安っぽい。夜間戦闘なので見づらいし展開がよくわからない。
◾️いぶきが最大の危機を迎えてどうなるのか!?って時に国連軍(米英仏中)の潜水艦が仲良くひょっこり現れて試合終了。結局国連頼み?
◾️内容全般的に左巻きのスポンサーたちの圧力が掛かったのだろうと推測される。
シンゴジラの庵野秀明さんが脚本・監督してれば良い作品になったであろう。残念。
国産だったらこんなもん?
かわぐちかいじは、沈黙の艦隊以来ですが…。たぶん原作とはだいぶ違うのでしょう。
自衛隊初の空母のありがたみ(?)は、あまり無いし、その強みも活かせないまま、映画は終わっちゃう。(むしろイージス艦の方が活躍してるし…)戦術モノだったら「バトルシップ」の方がザッツエンターテイメント!で、面白かった。
リアルさを追求するならもっと政治的なとこを見せないと。残念ながら、防衛出動を発令する総理の苦悩や政府の対応など、描写力でシン・ゴジラに負けている。後発なんだし、もっとリアルに描きこめばいいのに。
優れたバランス感覚と情報戦
原作3巻まで読んで観ました。
やはり敵が中国ではなく、
架空の国家に変更になってたのは、
違和感があり、
占領されてる描写がほとんどなく、
自衛隊はどこへ向かってるのか
何をしようしようとしてるのか
はわかりずらかったのが残念。
原作の自衛官どうしの熱いセリフの
やりとりはしびれました。
原作には登場しない
中井貴一や女性達の
登場が映画に深みを
与えてるといえなくもない。
ここまで経済的に結びついた
中国に配慮は必要だし、
領土問題もいい意味での
曖昧さが必要だ。
そんななか日本が得意とする、
漫画や映画、エンタメの
分野で情報戦を展開して、
相互理解を深めるという
ことでは意味のある
バランスとれたいい映画だったと
思う。
話題の佐藤浩一さんの
演技は私はありだと思います。
序盤優柔不断で情けなさも
感じる印象だったけど、
いきりたつ周囲を
いさめる場面を引き立たせる」
演出だったのかな。
酷評が多いみたいですが、
私は楽しめました。
いろんな事が勉強できた!
原作未読。外交上の事も、自衛隊の事も、軍備の事もそんなに詳しく知らない私が観て…
いろんな事がよくわかり、なんだか勉強になりました。
自衛隊が置かれている立場
日本が置かれている状況
デコイって、こう使うんだ、とか、、、
外務省の人達の仕事とか。
単純に、無地な状態で観ると、わかりやすかったし、すごく充実した映画だった。
すっとわかりやすい、いいセリフも多かった。
原作読んでみよう、新聞ももう少しまじめに読んでみよう、と思えた。
そして、戦争は絶対にしない、と誓った国に生まれた事を誇りに思った。
原作がかわいそう
国防を考えるとき、自衛隊が如何に防衛出動をこなすか、制服組と現場隊員の葛藤をするどく描いたかわぐかいじ氏の名作が薄っぺらなストーリー構成と演出で台無し、CGのお金だけ無駄に使ったような作品に感じた。平和ボケの日本国民を象徴するかのコンビニの挿入話もピンぼけ。
圧倒的な戦力の差で戦うも自衛隊の優秀さを見せつける演出も嘘くさい。まあがっかりというほかない。
空母いぶき、前評判ほど悪くなかった 軸が1本決まってるから見やすい...
空母いぶき、前評判ほど悪くなかった
軸が1本決まってるから見やすいし、その上で専守防衛の難しさが伝わってきた
ドンパチ見たいならやめた方がいいし、原作を醸し出しながらの新たなストーリーって感じだから原作厨もあかん
あと余計なシーンが目立ってそこで間が抜けるのが残念
総理大臣のやつもインタビューの話知らなかったらなんも気にならない。けど緊張感にかけたかなぁ
要するに言うほど悪くは無いが素晴らしくもないってとこ
横浜の海保の武装工作船の展示を見たばかりだったのでリアルでした。
「空母いぶき」娯楽映画で難しい題材をよく取り上げたと思います。
GWに横浜の海保の武装工作船の展示を見たばかりだったのでリアルでした。できるなら、最初のシーン、海保の巡視船の無力さもしっかり見せて欲しかった。海保はそんな状況で第一線で対峙してくれているんですよね。
戦闘シーンでは、ご都合主義という話もありますが、海自のイージス艦は実際にあのくらいの迎撃能力はあるんだろうなと思い、頼もしかったです。
演出では、西島さん演ずる艦長の薄ら笑いが気になってしょうがなかった。オモチャ発言などもあり、全面戦争を引き起こすサイコな艦長の伏線かと思ってました。(^^;
艦長と副長の主義の違いの反目も長すぎ、そんな悠長な事を言っている場合ではなく、階級組織でありえないのでは。
サンタの靴を作るコンビニ店長のシーンも冗長。中井貴一さんがこんなに頻繁に出てくるのは、もっと何かの伏線かと、もと海保の艦長とか。(^^;
色々ツッコミどころはあり、病気の揶揄で物議をかもした変な俳優も出てましたが、考えるキッカケを与えてくれる、見る価値のある映画でした。
原作を読まずに見た方は騙される作り
原作はかわぐちかいじのコミックで、「沈黙の艦隊」「ジパング」に続く国防を主題にしたリアリティの高い傑作である。執筆開始の時期は尖閣諸島にCが領土的野望を明確化し始めた時期と重なっており、この問題が執筆の契機となっているのは疑いなく、原作では敵国は明確にCと書いてある。ところが、映画化にあたっては正体不明の東亜連合という架空国家に置き換えられているため、リアリティが著しく削がれてしまっていた。
この国が建国から僅か3年で空母を持っているというのがまたリアリティに欠ける話である。空母の建造には、規模にもよるが、5 年から 10 年の歳月を要するのが普通である。リアリティの欠如はこれにとどまらず、敵機を「スティルス機」と言いながらスティルス機能を持たない Mig であったり、逆に艦載機の F35 はスティルス機であるのに、敵のミサイルでロックオンされて先制攻撃を受けるなど、目を覆うばかりのデタラメな話であった。
いぶきに乗船する艦長と航海長を西島秀俊と佐々木蔵之介が演じているが、特に佐々木の演じたキャラは原作と大きく異なり、自衛官のくせに骨の髄までパヨク教の狂信者のようであったのは全く頂けなかった。作戦立案の際の「戦争にならないための戦闘」という話には原作へのリスペクトが感じられたが、現場はほぼ西島と佐々木のやりとりのみで進行し、国内の様子はコンビニの店内だけで描こうというのは無理があり、映画としての質を低下させるだけであった。
政府の描き方も「シン・ゴジラ」に比べるとリアリティや緊迫感が非常に不足しており、原作では優秀な保守系の総理なのに、いかにも頼りなく描かれているのにも大きく失望を禁じ得なかった。外相の風貌が帰化議員の白眞勲のように見えてしまったのにも悪意を感じた。ただ、世間を騒がせた安倍総理の病気を揶揄したようなシーンというのは、言われなければ気にもならないようなものであった。
原作にない新聞記者の搭乗や情報リークなど、道具立ては無理があり、捕虜を拘束もせずに乗船させて騒ぎを起こされるなど、幾ら何でもお粗末に過ぎると思った。クリスマスの時期という設定になっているようだが、その意味は特になく、無駄にこだわっているのがかなり滑稽であった。
自国を悪く描こうとする映画に巨額の資金を提供してストーリーや登場人物を変更させるといういつものCの手口にまんまと乗ってしまった作品であり、「永遠の0」で新聞記者が追い詰められるシーンが変更され、景浦の若い時をレイプ犯の在日役者に演じさせ、エンディングに反日歌手の歌を流して見せたのと同じ目に遭わされている。
佐藤浩市のスピーチのせいで大騒ぎとなったのは、この映画にとって大きなネガキャンとなった訳だが、それほど目くじらを立てる必要はないと思うし、そもそもそれほど面白い作品ではない。特に、コンビニの店長に中井貴一ほどの役者を起用しながら、あの程度の役しかやらせないというのは非常に勿体ないと思った。
岩代太郎の音楽は相変わらず手堅く、それぞれのシーンに寄り添った曲をつけていたが、戦闘シーンはオケ曲で、内省的なシーンはピアノソロという公式通りの作りには、あとひと工夫欲しかったと思った。
演出には本当に問題があると思った。リアリティをことごとく欠いているのは、脚本もさることながら、緻密さに欠ける演出の責任であると思った。原作を先に読んでしまった人には全くお勧めできない映画であるが、原作を読まずに鑑賞した人には、原作を強くお勧めできるという効能はあるかも知れないと思った。撮影に自衛隊が協力していないという点が、この作品の本質を物語っているような気がした。
(映像5+脚本1+役者2+音楽4+演出1)×4= 52 点。
惜しい、説明ではなく説得力が欲しい
原作の設定変更の憤りは分かりますが、
感情的な攻撃は如何なものか?ましてや、見てもいないのに以下略
さて、肝心な感想として
仮想の国家的な危機に立ち向かう群像劇としてどうしても「シン・ゴジラ」と比べざるを得ないのですが
艦隊の指揮官、その部下達の描かれ方は合格点、やや主役の艦長のキャラクターのカリスマ性は無理やりな感じでしたが、それぞれのキャラクターは活かされていたという印象
しかし、物語の決着の要因でもある政治的な駆け引きに関しては説得力がなく、俺たちよくやったよな?的説明的な会話で終始したのは残念、シン・ゴジラを引き合いに出して申し訳ないが、会話やキャラクターに「粋」というものが無くて残念
報道や日常の代表である「コンビニ」のキャラクター達もバックグランドがなくただの背景になってしまっていて残念
現場、政治、報道、日常様々な局面を語るべきだが、それをやるにはもっとスピード感が必要だと思いました
難しい課題だけど、説得力を産むには「説明」ではなく「スピード」というストーリーテリングの手法を使用すべきだってのでは無いか?なと
ここまで酷いとは・・
ここまで酷いとはおもわなかった。
人物、組織、装備、演出のあらゆる面であまりにお粗末でひどすぎて、開始30分ほどでマジで帰ろうかと思いましたが、一応最後まで見ることにしました。
色々なことがよくわかっている人は、そのあまりのひどさに、鑑賞に耐えられないと思います。
防衛出動の国会承認を事後にするのは自衛隊法で認められていることなのでまあいいとしても、ネット経由で映像がリークして国民が騒ぎ出すまで政府が何の公示もせずに黙っているという演出からして正気の沙汰ではありません。
垂水総理も、原作では決断すべき時に決断できるしっかりした総理として描かれていましたが、佐藤浩市演じる総理は周りから言われたい放題で、記者会見でも逃げるように去っていくただのヘタレ・・(←さすがに悪意を感じた)
空自の偵察機はRF4Eではなく普通のF4ファントムだし、「この距離で探知ということはステルス機だ!」とか言いながら敵戦闘機はステルスではないMig35だし、ステルスのはずのF35Bが早々に探知されて先に敵からミサイル撃たれてるし、F35Bを運用するアドバンテージなど一切描かれておらず、はじめっからドッグファイトという荒唐無稽な展開に。
こんごう型護衛艦のOTOメララ127mm速射砲/54 Compactで「艦長、長距離誘導砲弾撃ちましょう!」とか言い出すし、いぶき格納庫内の床に固定用のワイヤー引っ掛ける穴が一個も空いてないし、CIC内のコンソール画面はまるでゲームの出撃準備画面のようにファンタジー感丸出しだし、海自なのに旭日旗ではなくとってつけたような日本国旗のワッペンをつけてるし、・・etc,etc とにかく色々ひどいひどすぎる。
素人がよく調べもせず、原作漫画のセリフをうのみにし、イメージだけで作った映画としか言いようがなく、国防を描く映画としてあらゆる部分で粗が目立ち、イライラしました。
参考文献が「小学館 特撮とイラストで図解する 自衛隊の最新装備」だからしょうがないか・・←マジで
まあ、でも一番ひどかったのは、一方的に日本の領土が侵略され、海上保安官が人質にされ、攻撃によって自衛官を何人も殺害されているにも関わらず、映画の最後に、「どんな事情であれ相手を責めるのはやめよう!」「どんなに辛くても耐えることが平和につながるから大事!」みたいな締めくくり方をしてたところ。
馬鹿なのか????
緊張感は前半まで
酷評が並んでるけどそこまで酷くは無かったと思う。一緒に観に行った原作ファンには不評だったけど。
日々瀬戸際の防衛をしている自衛隊や海保のこと、これから起こるかもしれない危機を知るにはちょうど良いかと思う。
“専守防衛”なんて言うのは簡単だけどいざ攻撃されたら厄介なもの。
そのジレンマを感じながらの緊迫した感じは前半まで。
後半からは無理矢理収束させようとしてる感じが出て白けてくる。
最後はアメリカが助けてくれて良かった、良かったで終わりかな~と思ってたらそれ以上の雑な終わり方。
まあ、映画の時間内に収めようとしたら無理が出るのは仕方ないけど。
あと公開前にケチがついた佐藤浩市の総理大臣はあれが安倍晋三をモデルにしてるなら総理大臣としては及第点では?
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