劇場公開日 2019年5月24日

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空母いぶきのレビュー・感想・評価

全577件中、301~320件目を表示

3.5現在の日本の風刺画的作品

2019年6月6日
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現在の日本をある意味、リアルに表現していると思う。

原作ファンからの酷評ぶりを見れば、どうやら原作内容との乖離があるらしいが、本作品はその点を除いて、評価できる点がいくつかある。

1.戦争、防衛という用語を避けがちな風潮が強い中、近未来の起こりうる問題として捉えている。
→今のマスコミではコメントできないだろうというラインに踏み込んで、予言的表現をしている。

2.今の日本なら、これぐらいの対応ができれば上出来すぎるだろうという、最低限の取るべき対処を描いている。
→今の日本に合わせるなら、有事の場合、本作で表現される戦いが(最低限の)理想と思われるラインを描いている。

3.現在の日本国憲法の矛盾、平和ボケ具合を的確に表現している。
→「自衛のための最低限の『戦闘』という表現」は、観ている側からすると、もどかしく腹立たしい、潔さがないシーンとして現れてくるが、現憲法の矛盾点をうまく表現していると思う。コンビニの店長は「平和ボケ」の象徴として、上手に描かれている。有事の際にのんきに居眠りしている姿は、今の我々を表しているだろう。

以上、3点が本作品の良い点である。

ただ、結論部分のシーン(戦闘が終わるシーンです)は、はっきり言って甘いし、日本がアメリカ、ロシア、EU圏、台湾、インドなどとしっかりとした同盟関係を結び、中国包囲網を作る努力をして、真剣に生き残りをかけた戦いをしない限り、理想論でしかない。
本作品が、日本人の意識を少しでも変えるようなきっかけとなってほしいし、ただ原作と違うからダメとか、エンタメとしての視点のみで評価を捉えるべきではないと思う。

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虹孔雀

4.0右派の人も楽しめると思います

2019年6月5日
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興奮

原作ファンの方には物足りないかもしれませんが、2時間で描ける物語としてはここまでが限度かな。右派の皆さんがけなすほど左派的ではなかったです。むしろ深読みすると、東亜連邦のバックにはC国がいると思える節もありました(総理と話す外務局長の言葉+途中で加わった潜水艦)。海上自衛隊旗(旭日旗)もちょっと出てました(救助場面のところ..多分)。戦闘画面はやっぱり自衛隊の協力があった方が良かったと思います(ちょっと臨場感が足りない気がしました。)それでもこれだけの映画ができるので、かわぐちかいじ氏の作品はすごいと思いました。

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ぱる

2.0あくまでフィクション

2019年6月5日
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映画って素敵ですね

3.5普通に面白かった

2019年6月5日
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なないろ

4.0この映画を世に問うた制作陣の映画人としての矜持に敬意を表する

2019年6月5日
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悲しい

知的

難しい

憲法9条改正反対の立場を取る者です。既に多くの方がこの映画の感想をレビューアップしており、今更感は拭えないが意見を述べさせていただきます。素直な感想としては、この映画を多くの人が見ている事実。(累計動員は先週末時点で60万人とのこと。商業映画としては立派な数字だと思う。)この映画が投げかけている喫緊の日本の課題をメインテーマに持って来たからこその動員数だろうと思いました。どういう感想を持ったにしろ、これだけ多くの方々がこの映画を観るために映画館に足を運んだという揺るぎない事実に私は安堵しました。

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NOBU

2.0本田翼がいれば、空母も自衛隊も要らないというお話し。

2019年6月5日
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笑える

単純

寝られる

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接待おぢさん

3.5明かに憲法9条そのものを映画化したもの

2019年6月5日
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原作は読んでいませんから、原作との解離とかではなく本作の映画としての価値だけでレビューします

まず佐藤浩市が演ずる首相はトイレで手を洗うシーンは確かにあるものの、あの暴言のようなお腹が痛くなる首相ではなく、難病を揶揄するようなものは無かったと思います

そして軍事の描き方はどうか?
軍事マニアですので辛口にならざるを得ません
ありとあらゆる部分で噴飯もので馬鹿馬鹿しいシーンばかりです
しかしながら何故か妙にリアルな部分がところどころに見え隠れしていたのは不思議です
プロデューサーや監督ではなく、現場の人の涙ぐましいせめてもの努力があったのかも知れません

では映画としての価値とか意義は無かったのか?
それでも有ったと思います
本作は明かに憲法9条そのものを映画化したものです

如何に空想的でお花畑な理想に、国家国民の生命財産を一任してしまっているのかを描いています
自然権たる自衛権を担う自衛隊もまたそのために彼ら自らの生命も防衛装備も危険に晒します
国家と国民を守る為に巨額の血税を長年投入し、 訓練を成し装備を整備してきたものがそのようなナイーブな理想にすりつぶされる様を描いております

舞台や設定は尖閣諸島と中国であるのは、見れば分かることで、製作陣の中国を刺激したくないという怠惰で卑怯な姿勢もまた平和憲法というものが逆説的に戦争を呼び寄せていることを結果的に示しています

エンドロールに海外セールスのクレジットが有りました
一体海外の人の目から本作を見たならなんと感じるでしょうか
全くクレージーだ!なんという悪夢だ!としか言えないでしょう
決して理解できないでしょう

平和を願い、日常が続くことは当たり前のことで最重要なことです
小さなスーパーの店長は日本国民そのものの姿の象徴でしょう
みんな仲良くできますように
そのメッセージはあくまでも正しいでしょう
ただそれを念じて寝てしまっていては、無法者の前に殺されるままです
彼は空想的な理想をメッセージカードに書き込むだけのことに熱中しています
耳栓をして外部の情勢なぞ一切考慮せず自分だけの世界に没入して、大声で自分の夢想だけを一方的に話すすばかりで、店長としての責任を放棄しているのです
果ては店の存立について決定的な事態が正に進行しているときに彼は眠るという思考停止をしてバイト達を見捨てているのです

繁華街で戦争するくらいなら殺されよう!と歌ってビラを撒く団塊左翼老人達と同じです

本作では戦争にエスカレートさせない為に苦悩する政府や自衛隊は描かれますが、左翼政党の行動や主張は一切描かれません
無意味であるということなのでしょう
ミニスーパーの店長と同じであるからです
国家国民の生命財産をどのように守るのかの主張や理念、構想は彼らには無く、単に夢想的に平和を願うのみであるからです
それが責任ある政党のあるべき姿とは思えません

クリスマスのお菓子のブーツをあげる子供達に日本の独立と自由と国土を引き継いでいく義務が私達大人にはあるのです

だからミニスーパーの若い男女のバイト達はシフトが終わっていても彼らはスーパーの店員としての義務を最後まで果たしてみせたのです
店長は呑気に寝てしまっているのを知っているのにも関わらずにです
そして義務を果たし終えて疲れはてて倒れこんでいるところに、無責任にノコノコ現れてきた大人の店長にお菓子のブーツを下さいというのです

年老いて若い時の理想に凝り固まって次世代を危険にさらそうとする団塊左翼老人達と同じではあってはならないのです
彼らに騙されてはならないのです

つまり本作は平和憲法の矛盾を白日の下に晒しているのです
そう考えると軍事的な荒唐無稽な数々もわざとやっていたのかもしれません
そう、あれはあえて誇張をしていたものなのかもしれません

また本作で描かれる二人のマスコミ記者も単に事実を報じるのみです
記者や報道機関の政治信条や政治的志向に沿って事実の報道にバイアスや角度をつけてはいません
さらに首相の記者会見にはそれを目論んだ質問をする何様と思っているのか傲慢で態度の悪い記者も複数登場します
これもまた現実のマスゴミの姿勢への皮肉にも受けとれました

本作が炎上して批判を受ければ受けるほど、多くの国民がこの平和憲法がこのままで良いのか
平和を願うと言うだけで思考停止でよいのか
真剣に自衛と戦争の抑止を考えるなら、平和憲法を改正する必要はないのか
それを考えてくれる切っ掛けになるのではないでしょうか

本作はあたかも改憲論議という空母いぶきの盾となって、被弾大炎上する護衛艦の役割を果たそうとしているのかも知れません

その意味で本作は意味も意義も有ったと思います
それ故に星は半個だけのつもりでしたが、三個オマケしたいと思います

昭和も平成も終わりました
私達もまた長い夢、悪夢から目覚める時が来たのでは無いでしょうか?

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あき240

0.5映画見るより原作を読め!

2019年6月5日
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黄昏 護

4.0ハリウッド映画にはない魅力

2019年6月4日
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知的

戦場での自衛官の葛藤や矜持がきっちりと描かれていて、登場人物が人を殺すことに全く躊躇を見せないハリウッド映画にはない魅力があります。
賛否はあるにせよ、専守防衛下の日本における有事に対する一つの答えを観せられたように思いました。
私はコンビニシーンも含め全部面白いと思いましたが、軍事的ディテールは違うところも多いし、ストーリー的に空母である必然性もあまりなく、派手な演出もないので、そういうカッコよさを期待される方にはおススメできないです

社会派映画ではありますが、むしろ西島秀俊と佐々木蔵之介のカッコよさに痺れつつ、袴田吉彦がどこにいるのかを探しながら映画を観るというぐらいがちょうどいい楽しみ方かもしれません。

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にな

3.0豪華キャストなのに

2019年6月4日
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単純

難しい

うーん難しかったな…。展開自体は単純なんだけど、単語が難しくて入ってこないし、全体の色が暗くて液晶パネルの照明が下から当たる感じだから、折角の豪華キャストなのに表情がいまいち分かりづらい。もしかしたら戦艦ものということで男性のロマンは詰まってるのかもしれない。

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みな

4.0撃たないといけない現実と撃たない理想

2019年6月4日
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泣ける

知的

劇中のセリフ「迷ったら撃て」

<撃つ現実>その覚悟のシュミレーション、
<撃たない理想>のリスクの検証。

沈黙の艦隊、ジパングも、もしもの世界。

迷うとはどういうことなのか、
迷わない時はどうなるのか・・・。

この命題は相手が中国であろうとISであろうと、国だろうと組織だろうとそんな事はどうでもいい。
どうでもいい事はないか。
でも、
その前に、
1番大事なこと。

我々がどうするか、だ。

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蛇足軒瞬平太

3.0原作未読です

2019年6月4日
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興奮

いらない場面、人物はありましたが映画としては面白かったと思います

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たか

1.5うーん

2019年6月4日
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ゆう

2.5和製戦場娯楽アクションとしては、及第点では?

2019年6月4日
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あまり観る気はなかったんだけれど、このサイトのレビューがあまりにも酷いので、どんなものかと思って観賞。
ファーストデーだし、みんなゴジラに集まってるし。
基本的に日本の戦争アクション映画はあまり観ない自分です。
日本は戦争加害国だから、安易に作っちゃいけないと思ってるので。

で、そんなに酷くはなかった印象。

戦闘シーンはそれなりに緊迫感があった。
CGに物足りないところはあったが。
自衛官たちも内閣も戦争回避に最大限の努力をしたのが伝わるし、敵の人命をも重視しなければならないのが、だから戦いづらいという主張ではなく、人道上の配慮として描かれていたように思う。
右寄りな印象は薄かった。

アメリカ映画も含めて、軍人を美化する物語は敵が絶対悪、戦闘が絶対正義でなければならない。
だから、エイリアンと戦うような超フィクションで軍人をかっこよく描く。
邦画では「図書館戦争」が少し違うかもしれないが傑作の例ではないだろうか。
本作は、国連が認めていない架空の新興国家が敵の設定。
占領される島が尖閣諸島の連想を拭いきれないので、超フィクションとまではいかないが、肩肘張らずに観られた。

さて、原作ファンから一斉に非難を浴びているストーリーの“改悪”だが、実写映画でストレートに中国を敵国にできるはずもなく、2時間の物語で決着を見せなければならないのだから、大幅な脚色は必定。
しかし、今回はそれが原作のコアなファンの反感を買ってしまったようだ。
こんなことを言っては元も子もないが、この漫画を映画化することに無理があったんじゃないか。
ただ、原作者のかわぐちかいじ氏は“監修”としてクレジットされているし、氏のコメントでは満足されている様子。
パブリシティであることを割引いても、本作を否定はされないだろう。

イデオロギーをテーマに持ってこなかった ことで、害のない娯楽映画になっている。
あ、それがコアなファンにとっては害なのか…
かわぐちかいじ愛が強くて、この映画を強く批判しているファンの思想って、果たしてかわぐち氏のそれと一致しているのだろうか?
本作の製作陣と原作コアファンとは、原作のテーマの解釈において大きな解離があることは確か。

「いぶき」に乗船している二人の記者は、悪いアイディアだとは思わない。
民間人を乗せたまま行くか?とは思ったが。
本田翼で色を添えるのはありでしょう。(なにしろ可愛いのだから!)

コンビニの場面不要論には同意。
オヤジ文字のクリスマスカードもいらないアイテムだった。
書かれたメッセージも陳腐だし。

そして、事件後の感傷的な場面も冗長だと感じた。

酷評の論点のもう一つに、佐藤浩市のインタビューがあった。
佐藤浩市を批判している著名人は、役者のなんたるかを語れる人たちなんでしたっけ?
役者の意見に左右された監督のことも非難したりしているが、映画製作は大勢の人や利害が関係するプロジェクトだ。
ディスカッションすることは当たり前。
佐藤浩市が語った(しかも、極めてサラリと)は、“役作り”についてだ。
多くの役者が自分なりに人物像を想定し、監督の意向を確認して演技コンセプトを組み立てる。
よく聞く話。
佐藤浩市の一大局面にたたされた総理は、良かったと思う。

むしろ気になったのは、西島秀俊のニヤついてるのか何なのか分かり辛い表情。
ま、真意が掴みにくいキャラクターで、最後の佐々木蔵之介との会話で心境変化が垣間見える…という演出なのかもしれないが。

若松節郎監督はテレビディレクター出身で、最近でもWOWOWのドラマなどで硬派な仕事をしている。
ただ、映画においてはあと一歩で詰めの甘さが目立つ印象。
本作も残念感はあったので、「頑張ったで賞」的な作品と評価する。

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kazz

0.5海賊と呼ばれた空母

2019年6月4日
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ロスト・ニルヴァーナ

4.0そんなに悪いか…

2019年6月3日
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すごくいい映画だと思います。私はかなり楽しく観させていただきました。役者さんもそれぞれはまっていたかなと(^^)自衛隊員や政治家ではなく役者さんです。それぞれの役者さんが自分で考える隊員や政治家を演じてるものだし。ドキュメンタリーな訳じゃなく映画は娯楽と考えるなら深く切り込む必要はないし、人に何かメッセージの様なものを残せればいいんじゃないかな。映画なんだからσ(^_^;)
そりゃツッコミどころ満載だし、自衛隊の事やら政治の事に詳しい人からすれば⁇でしょうけど。
日本にあって戦争と戦闘の違い、戦争って何?という事についてこの映画を観た人が考えてくれたらいいんじゃない。
映画を原作と比較して原作と違うからダメとか…では原作と同じならいいの?映画を原作と同じに作りのは不可能だし…
いろいろな意見があっていいと思いますが、ここまで酷評するのはフェアではない気がして残念な気持ちになってしまいました。すごくいい映画だと思います❗️
この酷評を見てこの映画を観ないという人が増えません様に(。・ˇ_ˇ・。)

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まさ

3.0アクションというより社会派。他人事で片づけられぬ、日本の現実。

2019年6月3日
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悲しい

知的

難しい

【賛否両論チェック】
賛:難しい舵取りの任務の中で奮闘する主人公達の姿を通して、平和の在り方について改めて考えさせられる。決して他人事で終わらせられない、一般市民のミクロな描写があるのも印象的。
否:ラストはかなり呆気なく、拍子抜けしてしまいそう。アクションシーンも割と静かなので、好き嫌いは分かれるか。

 何となく古谷一行さん主演の「宣戦布告」を思い出しました。平和を享受出来るのが当たり前だと思っている日本起きた、他国からの侵略という未曾有の事態。その中で最前線の自衛隊員達に課せられた、「戦争の口実を作らせないための、相手への被害を最小限に食い止めながらの戦い」という非常に過酷な任務に、日本の置かれている現状を改めて考えさせられるようです。
 そして、そんな難しい任務を通して、始めは考え方の違いから対立してばかりだった秋津と新波が、次第にその志を同じくしていく様子も、こうした映画ならではでカッコよかったです。
 また、最前線の様子だけではなく、いつもと同じクリスマスを迎えるはずだったコンビニエンスストアの人々が、戦闘の公表をきっかけに混乱に陥っていく姿をミクロな視点で描くことで、有事が決して他人事では終わらないことを思い知らされます。
 ただラストは
「・・・えっ?」
っていうくらい呆気ない感があります(笑)。アクション好きな方よりは、むしろ社会派の作品が好きな方にオススメかも知れません。

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映画コーディネーター・門倉カド

1.0原作ファン抜きにしても

2019年6月3日
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悲しい

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えあっち

0.5お花畑

2019年6月3日
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オリオンちゃん

0.5主権のバーゲンセール

2019年6月3日
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涼宮哈爾浜