「原作 知らずで、楽しめました」空母いぶき らぶにゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
原作 知らずで、楽しめました
予告編を観て、面白そうと思って観に行ってみた。予告編を観た段階では、期待していたんですが、恐ろしく、みなさんから酷評されてるんですよね。なので、あまり期待せずに、観に行きました。個人的には、そんなに酷評するほどではないのかな…と。私は、期待していなかった分だけ、楽しめたのかもしれませんが…。少し、レビューを見てみると、原作と違うと書いていた方が多かった印象。どうやら、私は、原作を読んでいないから楽しめたのかな…と思いました。
確かに、想像していた感じとは、違いましたね。「空母いぶき」というからには、もう少し、いぶきが活躍してる姿を見たかったかな。どちらかというと、周りにいる巡視船に守られてばかりいた印象が残るのは残念。
総理大臣のシーンを観ていると、踊る大捜査線を思い出したのは…私だけ?「事件は会議室で起こってるんじゃない。現場で起きてるんだ。」とはいえ、国交に関することだから、現場では決められないんだよね。所変われば…ってことかと自分にツッコミながら見てました。
中井貴一さんは、いぶきに、どう絡んでくるのかと思ったら、全くからみなかったですね。世間の様子を描きたかったために入れたと思われますが…。なにやら、違和感。一応、緊迫したシーンが続いているのに、場違いなシーンが流れたからかな。
それから、本田翼。演技下手なのに、なぜ起用されるか、謎。それ以外は、凄く豪華なキャストで、良かった。しかも、適材適所。西島秀俊、佐々木蔵之介、市原隼人、玉木宏、高嶋政宏、戸次重幸、山内圭哉、などなどイメージ通りの配役でした。この豪華キャストの作品が見られただけでも、良かったのかなと思います。