「本田翼がいれば、空母も自衛隊も要らないというお話し。」空母いぶき 接待おぢさんさんの映画レビュー(感想・評価)
本田翼がいれば、空母も自衛隊も要らないというお話し。
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ストーリーには空母も自衛隊もあまり関係ない物語です。
中井貴一さん紛するコンビニの店長。彼が強大な睡魔と闘いながらクリスマスカードに書いた「みんなともだち」。
そのカードを見て、本田翼さんが紛する記者がSNSにUPしたたった一本の動画が世界を変えるまでのハートウォーミング?ストーリーです。
コンビニのバックヤードの、その願いが一本の動画を通して最後は人類を変えた壮大な物語。
なので、評価に多い「コンビニ要らない」「記者ストーリー不要」は勘違いですね。むしろ脚本家と監督が描きたかったのは、コンビニと記者。
この映画が問いかけたいのは、空母の必要性でも、専守防衛の是非、領土を含む国際問題でもないです。
可愛い女の子が泣きながら動画をUPすれば、世界中が感動して、世界が平和になるはずというメッセージです。
動画一本で、人類史上初めての国際連合憲章第7章に基づく、安保理が指揮する国連軍が組織される。そしてなぜか、世界をあげて日本を侵略から守ってくれる、心温まるお話しです。
コソボで、村人が穴のへりに並べられて順番に撃たれて虐殺される様が流れても。ルワンダで40万人が死ぬ中で、少女が成人男性3人がかりに撲殺される姿が流れても。動かなかった国連軍。その国連軍が、たった一本のSNSに投稿された動画で、人類史上初めて常任理事国全てが参加する安保理指揮下で組織されるまでのミラクルストーリーです。
ちなみに原作読んでません。
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