「国民を守るために死ねるのなら自衛官として本望だろう」空母いぶき Graceさんの映画レビュー(感想・評価)
国民を守るために死ねるのなら自衛官として本望だろう
私自身防衛大学校卒業後、海上自衛隊教育訓練後、護衛艦はるゆき水雷士、甲板士官として勤務しました。その際には土日、年末年始もなく訓練でした。当然ゴールデンウィークも出航です。その時には国民を守れるために死ねるのなら自衛官として本望と思っていました。もちろんだれも死にたくはありませんし、自衛官にも家族があり普通の人達です。ただ私達は他の公務員とことなる宣誓をしています。映画でもでてきましたが「...事に望んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託に応えることを誓います。」このことは誰でも心にとどめている宣誓です。この映画は自衛官とくに海上自衛官の気持ちが込められています。一人でも多くの日本人に見てもらいたいと思います。上映前に色々と批判されていますが、それは無視しても問題無い内容だと思います。日本人の知らない遠い海で家族を残して毎日国民を守るために愚直に働いている人達がいます。
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Naisho Gusshoさんのコメント
2019年5月27日
Graceさん、コメントありがとうございます。実際の自衛官の方からのコメントは、実際を知らない私たちのコメントとは違い重みがあります。映画なので娯楽の側面もあるので現状とは違う描写もあるでしょうが、大筋で現場の自衛官の方が納得されているという事は、映画を評価する上で重要だと思います。いつもお世話になっている自衛官の事を、私たちが知るきっかけになって欲しいと思いましたし、マスコミももっと取り上げたらいいと思います。自衛隊を取り上げる=軍国主義、というレッテルはマスコミにとってマイナスなのかもしれませんが。
Graceさん、これからもどうぞよろしくお願いします。