「【”足が動かなくなっても、私には歌がある。”今作は、病により足が動かなくなった元新体操選手が、幼馴染のストリートミュージシャンの励ましにより、歌を歌う事で再生していく様を描いた作品である。】」私の人生なのに NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”足が動かなくなっても、私には歌がある。”今作は、病により足が動かなくなった元新体操選手が、幼馴染のストリートミュージシャンの励ましにより、歌を歌う事で再生していく様を描いた作品である。】
■新体操のスター選手だった金城瑞穂(知英)は、練習中に脊髄梗塞で倒れ車椅子生活になってしまう。
瑞穂が絶望と孤独に苛まれていたある日、ストリートミュージシャンの幼馴染み・柏原淳之介(稲葉友)と再会し“一緒に歌おう”と誘われる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・今作は、ジャンル分けで言えば、余り好きな言葉ではないが、”難病モノ”になるのであろう。
・ストーリー展開はシンプルであり、登場人物も診察医師(落合モトキ)を代表として、善人ばかりである。
故に、そこがやや物足りない気がするのだが、それを補っているのが、瑞穂を演じる知英さんの透き通った歌声である。
韓国アイドルの方なので、当然と言えば当然であるが、この方の日本語は実に綺麗なのである。相当に、ご努力を重ねたとしか思えない程である。
・最近、知英さんを映画でお見掛けしないのであるが、韓国に戻られたのであろうか。「レオン」での、コメディエンヌ演技と言い、今作のシリアス演技と言い、上手い人だと思うのだがなあ。
<今作は、病により足が動かなくなった元新体操選手が、幼馴染のストリートミュージシャンの励ましにより、再生する様を描いた作品なのである。>
コメントする
