「優しさに溢れた映画」私の人生なのに Rioさんの映画レビュー(感想・評価)
優しさに溢れた映画
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実はこの映画は半年以上前に見た映画だったのですが、2018年見た映画の中ですごく印象に残っている作品だったのでレビューさせていただきます。
この映画は知英さんのネイティブ並の発音もさることながら、稲葉さん、知英さんの演技がお芝居をしてないと思う程すごく自然体で、その演技力に引き込まれました。
特に二人で川沿いを歩くシーンは見ていてとても心地よかったです。
あと主人公である金城瑞穂のお父さんが、不器用だけど本当はものすごく愛情深い人で、主人公のことを恥ずかしがりながらも暖かくハグするところは、父としての娘を大切に思う気持ちが痛い程伝わってきて思わず涙が出てしまいました。
映画のストーリーももちろん良かったのですが、(おそらく)台詞ではない実際に身体が不自由な方の実体験や前向きなも考えも映し出されていて、映画を通して今後の社会福祉との向き合い方や介護の大変さについても深く考えさせられました。
元々主題歌“涙の理由”は何度か既に聞いたことがあったのですが、劇場で改めて聞いた時に歌詞に込められた様々な思いが伝わってきて胸を打たれました。
もっともっと沢山の方に知ってほしいと心から思える、そんな名作です。
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