「人生の宿題かな」家(うち)へ帰ろう Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の宿題かな
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多くの子や孫に恵まれ、一財産築き平均年齢以上生きているアブラハム。好々爺になって余生を過ごしていても良さそうなものだが何だか目が違う(笑)、死んだ目をしていない、目力がある。魂が人生に納得していないとでも言おうか。このままでは終われん。何故か?宿題がまだ片付いていない、魂の宿題。それはおそらくは忌まわしき過去と向き合いそこから新しい一歩を踏み出すこと、喧嘩別れした娘に謝ること、そして世話になった友に再会すること。生きるって多分魂の世話をすることなんだなー壊死しかけの脚を引きづっても、泥棒に入られ文無しになっても魂の中の鬼がポーランドへ引っぱって行くんでしょうね。やるじゃんじじい。自分もこうありたい。
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