ペンギン・ハイウェイのレビュー・感想・評価
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不思議な映画
見ないと決めていたのですが意外と口コミがよく主題歌に惹かれたので鑑賞。
この映画はSFなのか、ファンタジーなのか、おっぱいの必要性、何も解明せずに終わったのでなんか頭がぽかーんってなりました。
登場人物、ペンギン、風景はまあまあ魅力的でしたので雰囲気で楽しめる作品だと思います。
「考えるな、感じろ」という言葉がぴったりな映画
美しい映像、魅力的なキャラクター、王道のストーリー
これらを使って共感、感情の動きを引き出しアトラクション的に体験を与える映画
その場その場の雰囲気や湧き出る感情を率直に楽しめるかどうかで評価が分かれると思う。
映画体験としては、一昨年ヒットした「君の名は。」に近く、理屈と辻褄だけで考えてしまうとつまらなく感じるはず。
見終わった後に残る謎はアオヤマ君が将来解明すべき謎であり、視聴者が深読みし頭悩ませるための物ではないのだろう。
そういう点ではアオヤマ君がエウレカを得るシーンが一番いい例かと思う。
あれも謎解きと辻褄合わせを主眼に見ていた人にとっては理解しがたいシーンだと思う。
映画や物語に慣れた人であれば、すべてが繋がった先の答えはとうに予想がついていた当たり前の答えだったに違いない。
だが、この映画にとって重要なのは、アオヤマ君が様々な経験、発見の結果「エウレカ」を得た。ということ。
「そんなの分かり切った結論じゃないか」ではなく「ああ、アオヤマ少年はそこに辿り着いたんだな。良かったなあ。」と思えるかだと思う。
夏の終わりに見るのにぴったりなジュブナイル映画。
2017、2018年のアニメ映画の中では最高の映像体験を得られたと思う。
ペンギン・ハイウェイ
今年、自分の中でこれを超える作品は出てこないだろう。
売り方については少し疑問があった。
内容からして小学生が面白いと思うようなものではないと感じたが、だからこそ、小学生に、そして大人に見てほしい作品だった。
これはSFであり、論理的な思考をする主人公を主軸に物語は進む。故に、論理的思考に拒絶感を持つ人にとっては面白さに欠けたかもしれない。ただ、そこまで難しいわけでもないのが本作である。
主人公は、観察し、実験をする。そこにあるのは紛れもない客観的な事実であった。そして、その事実たちをどう結びつけていくかというのが本作品の中での謎、であり、それについてはしっかりと作品中に説明があった。その中で、考察が不十分な箇所があったかもしれない。ただ、忘れてしまってはいけないのは、これは少年アオヤマの出した答えであるということだ。少年はすべてを解明した訳ではない。彼はこの先、目標を果たすため、まっすぐとペンギン・ハイウェイを登っていくのだ。
アオヤマの周りの人間の変化というのも興味深かった。途中で子供と大人、そして個人としての対立があったが、少しはっとする場面がいくつもあったのを思い出す。そしてそこには必ず理由があった。そこが論理的な考え方をするアオヤマとの関わりとして、作品としてとても自然に感じた。
少しのいやらしさもない真っ直ぐな愛情というものを私はこの作品で見た。アオヤマの持つ純粋な知的好奇心は懐かしさを感じさせ、美化された思い出のようだった。
ともかく私は原作の小説を読んでみることにしようと思う。いや、読みたいといったほうが正しいだろうか。
平成最後の夏を捧げれる映画
原作が忠実に再現されていて、映像化がとても嬉しく感じた。
ペンギンハイウェイは内容がなかなか難しい。が面白く楽しい作品
子供がとにかく多く、私が一人で見るにはある程度の心構えが必要だった。
映画の描写は子供向けだが、内容は子供では理解し難い箇所も少なからずある。
だが!体育会系の私が時間を忘れるほどおもしろい!
子供向けと思って油断してはいけない、ずっと集中して見るのだ
最高の素材で、「名作の香り」はする
「ジュブナイル+SF+おねショタ」
フックとなる属性を散りばめ、夏の話題作とするべく映像にお金をかけた本作ですが、「そろそろ面白くなるかな?」と期待しているうちに時間だけが過ぎ、結局、面白みが十分伝わらないままに終わってしまいます。
本作は、今となってはいささか型遅れとも言える「セカイ系SF」に分類されるかと思いますが、この手の、「日常の隣にあるSF」を映像化する際のキモはキャラクターです。本作で言えば間違いなく「お姉さん」をいかに魅力的に描けるかが重要なわけで、作り手もそこは分かっているからこその蒼井優の起用なのでしょう。実際、お姉さんの作画は素晴らしい(胸だけじゃない、表情や髪のなびきや仕草すべて)。蒼井優さんの演技も個人的には完璧。にも関わらず、このお姉さんにイマイチ惹かれない。作りての思い入れというか、情念というか、あとひとつ何かが足りない感じです。
センスの良い美しい映像、お姉さんと少年の設定、センス・オブ・ワンダーなラストまで含めて、夏の名作になりえたポテンシャルは感じさせます。2次創作的にこの世界観を自分の中で広げられる人には、楽しめる作品かも知れません。
映画としては3.5ですが、お姉さんのおっぱいに★4つ。
昔見た「宮崎駿の映画」の匂いを感じる映画でした
昔見た「宮崎駿の映画」の匂いを感じる映画でしたよ💕
(久しぶりの感覚で、心地いいノスタルジーを感じました)
(ベンギンのフィギュアが欲しくなりました)
不思議な世界感、答えが有るような無いような結末、見終わった時の微妙な不思議な感じ…。
私的には好きな映画でした。
見る人よって評価が別れる映画と思います
が、「千と千尋」「ハウル」が好きな方は是非見て下さいな💕
よくわからん。
これは現代芸術の一種の現代映画ってとこなのか?
正直よくわからん。
設定が色々と成立してないんじゃないのか?
なんでの部分が多すぎる。というか何での放置がこの作品の意味合いなのか?
結局ペンギンエネルギーってなんだよ。
絵柄とタイトルで子供向け映画みたいに感じるが、子供向けではないと思う。
気楽に映画楽しみたい人にとったらモヤモヤ感が残る作品かな。
大衆向けの作品でもなく、現代芸術っていう よーわからんジャンルが好きな人向けの よーわからん作品類なのか。
どうせならペンギンをもっと使ってぶっ飛んだ作品にしてほしかった。
客観的には星3、個人的には星4のセンチメンタルジュブナイル。
120分の尺としてはヨーロッパ企画との再々タッグもあり大方原作に丁寧に忠実。
原作ファンも裏切られる事はないと思われる。
個人的に、当時原作を読んで思い描いた街並み、裏道、森、野原と近くそれだけで5億点。
人によっては、よく分からないってのも納得。
だって、当のお姉さんも良く分かってないんだから、分からないで良いかと。
自分は森見作品は半数位ですが読んでいて。
今作は太陽の塔、四畳半、夜は短し等のポンコツ大学生の作品とは違い、
話の大筋は理解したが、明確な答えを出さずに終わり「アレは何だったんだろう?」とふと帰り道に空を見上げて思いを巡らすパターンの作品だと思ってます。
そんな説明をすること自体野暮だか、そこが魅力の一つだと。
後は青山少年と共に時間をかけ仮説・研究するのみです。
それが駄目と言われたら乱暴だがもう好みの問題かもしれない。
でも、こうしている間にも庭をベランダをペンギンが歩いているかも。
それを紙一重で見逃しているだけかも。
ペンギンだけじゃ無く狸が人に化けて普通に歩いているかも。
そう考えると世界がちとオモチロくなる。
そんな膨らみを思わせてくれる。
理屈っぽい少年のひと夏の甘酸っぱくチョットばかしの成長を見守りながら、
青山少年が青年になり理屈をこじらせて四畳半に迷い込まぬ事を切に願う一作。
長編アニメ映画市場を意識し過ぎ?
長編アニメのドル箱マーケットが映画ビジネスにとって重要なことは理解できる。今作はそうした中で、ヒットを狙って作った感があり、あまり好感が持てなかった。かわいい動物と、おねショタと、爽やかな田園都市と、夏の終わりと、青春SFと、宇多田ヒカルと、売れそうな要素を薄味でごった煮た感じの演出で、これまでの森見登美彦原作のアニメーションがオリジナリティ溢れる名作続きだっただけに残念に思う。確かに湯浅監督作品と夏休み娯楽作としての本作を比較してしまうのは辛くもある。しかし、文学的な世界観の追求があってこそのストーリーのように思う。全体的に気持ちの良いアニメーションだか、細田っぽくもあるし、新海っぽくもあるし、エヴァに似た感じもするし、意図的なオマージュと思われるシーンもみられたが、音楽の使い方含めて、どこかでみたことある要素が多く新鮮な感動を得られなかった。これも何かの狙いがあってのことなのだろうか。アニメが重要マーケットとなったいま、過去の傾向と対策から、ヒットを当てに行くことも大事なマーケティング戦略なのだろう。そうした商業アニメーションの型から生じる窮屈さのようなものを本作に感じ、ジブリロス、「君の名は。」以降の、大衆アニメ娯楽作品づくりの難しさが透けて見える気がした。
ペンギン・ハイウェイ
帰って、嫁さんに『面白かったか?』聞かれた。
「うーん。訳わからん…面白くないことはない かな」
『どないやねん!』
『どないやねん!』
夏休みと少年とお姉さんとおっぱいと…
世界の果て…
なんか理解したいねん けど
わけわからん(悔しいです!)
おっぱいのこと考えると平和になる。
て ことなん?(嫁に言えるかぁ!)
お姉さんの出番が足りない
先ず「GoodNight」がイイ!
歌詞をお姉さん目線→少年目線にしたことに納得。
次にストーリー。
あれがアオヤマくんの初恋ならばお姉さんに対する思いのくだりがもっと欲しい。
謎が大きすぎて消化不良。
ディレクターズカット版出して(後20分位長くてもイイよ)。
お姉さんとペンギン
原作未読で鑑賞。夏の終わりが少し寂しくなるこの季節にぴったりな作品。
突如街に現れるペンギン。主人公のアオヤマ君が不思議な雰囲気のお姉さんとペンギンの謎を探究するお話。沢山でてくるペンギンが可愛い。
鑑賞している中で深まる謎と、続きが気になるわくわく感。劇中では何が言いたいのか全ての答えが示されているわけではなく、自身で考えることができるのもこの作品の楽しさだ。
あるいはペンギンでいっぱいの海
森見登美彦の日本SF大賞受賞作が原作。
森の奥に発生した球体を調べる小学生の男の子と友達。解決には年上の女性が作り出すペンギンが鍵になると言う話。
SFという事らしいけどかなりファンタジーな感じ。
巾着袋での閉じた宇宙の説明とか、三原則とかがSFっぽい?
A.C.クラークが言うところの「十分に発達した科学は、魔法と区別がつかない」という事なの?
深い。。
いい映画だとは思うが。
奇想天外な話すぎてどうやってまとめていいやら。
小4とは思えないほどスマートな青山くん。
お父さんは言うに及ばず。
うみ、ペンギンとお姉さん🐧。
何のメタファーなのか。
いい映画だとはもう。
しかし深い。
絶対子供見てもわからないだろう。
大人が見ても難しいのに。。
夏の終わりにぴったりな爽快ジュブナイルSF映画
正直、あまり期待していませんでした。
ペンギンってなんだよ 、お茶碗では表現できない膨らみってなんやねん と思っていました。
しかし、本編を見てみると 驚き。
ユーモラスな冒頭に始まり、そこから展開されるのは お姉さんとの淡い日常 のみならず、 ギャングエイジの懐かしき 夏休み、そして ペンギンとお姉さんと少年の 壮大で爽快な、でも ちょっぴり寂しい クライマックスで幕を閉じる。
一見、とんでもなストーリーですが 鮮やかで上品な伏線張りと ハッキリした因果関係のおかげで 思いの外、ノリノリで観賞できました。
見た目ほど易しくはない本格的SF
住宅街をペンギンが走り回るキュートかつシュールな映像に引き込まれる。アニメーションならではの楽しい映像に、文句のつけようがない素晴らしい声優陣。すべての登場人物が魅力的で愛おしい。
しかし、終盤でアオヤマ君が解き明かしたはずの世界の謎が自分には理解できず、お姉さんとの別れに感情移入できなかった。パンフレットの解説によると、アニメでは抑えた演出になっていたが原作ではアオヤマ君は天才少年であり、そもそも原作は日本SF大賞を受賞した本格的なSF小説である。子供が主人公だからといって、子供向けの話というわけではないのだ。
アニメーション映画としては素晴らしい作品だが、見た目ほど易しくはないという点には注意が必要である。
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