「小さい頃は全てが宇宙」ペンギン・ハイウェイ ちょっと共有したいだけさんの映画レビュー(感想・評価)
小さい頃は全てが宇宙
すっごく面白いが、最後まで明確な答えを提示してくれない映画。見ている側の価値観次第な部分がある。
アオヤマの成長物語。大人になるにつれて、知っていくこの世界の理不尽さ。それを落胆するのではなく、それを知っていくことで身につける強さもあるのではないかと問いかける映画のようだった。
アオヤマの好奇心は私が忘れかけていた宇宙に対してのドキドキ感を思い出させてくれる。
アオヤマの「1日、1日、僕は世界を学んで昨日の自分より偉くなる」というセリフは、1日を大切にして生きていた幼少期を思い出した。
謎めいていたが、お父さんの存在もおねいさんの存在も友達の存在も、ペンギンの存在も全てが愛しかった。
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