「最後の部分はしょり過ぎ」少女邂逅 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
最後の部分はしょり過ぎ
旅行を出かけるところまでは、心理描写や暗示をいろいろ描写しているのに、それ以降は全くと言っていいほど描かれていない。
怖くなって逃げ出したという解釈をしている人がいたが、そう受け取れるような演出でもなかったと思う。
裏切りや、絶縁や、背伸びの火遊びや、上京やら、どれも断片的で、何がどうなっているのか掴めない。
好意的に解釈すると、見る側に「ご想像にお任せ」する意図なのかもしれないが、主人公の心理の変化すら把握できないような丸投げ方はどうかなと思う。
それとも見たものがカットされていたのだろうか。だとすると とんでもない編集ということになるが、おそらくオリジナルだろう。
とにかく消化不良だった。
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