劇場公開日 2018年8月31日

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判決、ふたつの希望のレビュー・感想・評価

全109件中、41~60件目を表示

5.0見せ方上手&説明上手!

2018年12月5日
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題材とか、お国の違いからくる理解できない感情とかあると思ったら、全然!憎しみに共感して、こちらもきりきり胸締め付けられながら、そしてお話はどんどん展開していき、盛り上がります。絵的に派手なことは起こってないけど、緊迫感のある演出とテンポで、最後まできっちり仕上がってました。

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アマチュア

5.0レバノン!

2018年12月2日
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スペイン映画を見た時に、やけに日本のドラマににてると思ったことを思い出した。

新しい感動を受けるほど、人間関係を理解するのに役立つ映画。
感動もそこから来てる気がする。
とてもしっかり作られていて感動しました。

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moviesmusicmyl1

4.0とても面白かった

2018年11月15日
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泣ける

悲しい

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吉泉知彦

3.5日本は平和すぎ?

2018年10月30日
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鑑賞方法:映画館

知的

この映画を観ていると日本人は中東のことを殆ど理解していないんだろうなぁ~と感じながら鑑賞しました。
新築住宅が違法建築だったり、難民の不法労働者が現場監督だったり、大統領自身が個人の裁判の和解を勧告したり、最後は日本では考えられない判決だってり・・・。
いろいろと考えさせられる作品でした。

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aki007

5.0演技、背景設定は見事

2018年10月28日
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しかし、肋骨骨折の胸部写真は、裏表が逆。トニー・ハンナの押さえていた左手は、肋骨の下。かつ、パンフレットの映画エッセイストの論評は、レバノンの文化も、歴史も知らないと言って、書き始めている。テレビの出演者、コメンテーター並みの映画評論が好まれているのでしょうか?良い映画です。

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Moriki

3.0明日は我が身

2018年10月23日
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鑑賞方法:映画館

些細な口論と感情の縺れが周りを巻き込んで大問題に発展。ただ謝罪が欲しかっただけなのに…どこにでも起こりえる問題を見事に描いている作品。明日は我が身、身の引き締まる思いになりました。
2018-208

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隣組

5.0感情の背景

2018年10月21日
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atucy

5.0傑作!我が事として考えさせられる重厚なドラマ

2018年10月21日
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鑑賞方法:映画館
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天秤座ルネッサンス

4.0ちゃんと話し合えば1時間もあれば解決できたはず

2018年10月14日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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せつこん

3.5面白くてタメになる

2018年10月12日
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鑑賞方法:映画館

極東の地にいて、遥か彼方の中東のことを知る。映画を観る大きな価値の一つだよなあ。おまけにその話が面白ければ、言うことなしだ。
些細な喧嘩に見えた諍いなのに、主人公二人は意地を張り合うかのように、どちらも折れない。
一人は「水をかけておいて謝らない」と怒り、相手は「"侮辱"という言葉では済まないほどのひどい言葉で罵られた」と言って、決して謝らない。
観ている側は「それなりのところに落ち着けようという気持ちはないの?」「まるで子供じゃん」と失笑しかねないシチュエーションなのだが、話が進むにつれて、ヨルダン国民とPLO難民キャンプの軋轢というものの深さ、やるせなさがわかってきて、お互いの辛く悲しい胸の内を感じ始められる。
すると、その中で見る二人の依怙地さ、張り合いが、あたかもハードボイルドかのように感じ始められる。
ちょっとした謎解きはあるものの、二人がどうしても折れることができなかった理由というか心情を、スッキリ理解できるわけではない。しかし、かえってそのわからなさによって、中東を少し理解できたような気になるから不思議だ。
PLO難民を受け入れるキャンプを設けることは当然のことと思われるが、PLO敗残兵や民兵による略奪や虐殺もあり、さらにそれらの悲劇はなかったかのように黙殺されているという事実。それを知った自分には、主人公ふたりの折れない姿勢にも、それぞれの理由があると感じることはできた。その真の辛さは、経験している本人たちにしかわからないもので、自分はこうやって映画を観て、少しでもわかろう、感じようとすることだけだ。

映画としてもうまくまとまっている。押しつけがましく説明するのではなく、なぜ依怙地なまでの姿勢を貫くのか、をサスペンスのように謎解きしていく展開は心地よい。
本人の苦悩みたいなものを極力描かなかったのもよかったのではないか。その分、クールに、ハードボイルドになったと思う。
多くを盛り込まず、削ぎ落とすって難しいと思うが、流石だ。

奥さん役の女優、きれいだったな。

2020/2/22追記
「いいね」をもらったのを機会に、あらためてこの映画の背景、レバノン内戦について、Wikipedia を見てみた。そこには、1970年代後半からつい最近まで続いた、レバノンの悲劇が描かれていた。もともとキリスト教徒が多かった旧レバノン(小レバノン)内のアラブ教徒による独立気運を鎮静化しようと、当時の宗主国であるフランスが行った国境線の拡大(大レバノン)から始まる悲劇の歴史は、この映画を観るという経験がなかったら、知らないままだっただろう。みなさんも機会があれば、Wikipedia でレバノン内戦を読んでみてください。

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CB

4.0宗教と政治

2018年10月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

僕たちが分からないことを、
映画を通じて教えてくれた。

本当の戦争を知らない僕ら。
祖父に聞いたり、テレビで見たり、
本で読んだり、映画を見たりと、
間接的に見聞きはできるけど、
傷がどれだけ深いものなのか、
僕には分からない。

これから日本も、
同じことが起きるはず。
宗教や政治や民族や人種が、
どれだけ深いものなのか、
地域で一緒に生活をしていく上で
僕たちは知らなきゃいけない。

同じ土地で暮らす者として、
知っておく必要がある。

って、改めて思わせてくれた、
観て良かった映画でした。

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たー

1.5エンジニア魂

2018年10月2日
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怖い

難しい

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かぴ腹

3.5レバノン映画

2018年10月2日
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今回初めてレバノン映画を見ました。とても良かったです。映画を見るって何だろうかと考えた時、ただストーリーを追うだけじゃなくって、その国や社会の文化、宗教を学ぶことであったり、歴史を学ぶことだったり出来るから面白い。また、謝罪するときに菓子折り持っていくのは日本だけの慣習かと思ったらレバノンもそうなのねとか、町山さんも言ってたけど水掛け論も同じなんだなとかテーマと関係ないかも知れないけどそういうのも知れて良かった。

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くによし

4.0レントゲン、逆(笑)

2018年9月30日
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鑑賞方法:映画館

法廷劇は異常に苦手だが、眠気を誘うことなく、非常に良い映画。ただ、自分の勉強不足でレバノンとパレスチナの関係。さらには宗教の問題が分かっていなかったので、その辺が分かったら、もっと興味不覚観られたかも。医者目線で言わせてもらうと、病院シーンのレントゲン写真は裏返しだった(笑)

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hanataro2

3.5ちょっとしたこと

2018年9月29日
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知的

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ミカ

3.0ご近所トラブルが社会問題へ。民族の多様性が持つ難しさ。

2018年9月27日
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悲しい

知的

難しい

【賛否両論チェック】
賛:民族の多様性が持つ歴史の悲惨さや難しさを正面から取り上げ、身近なテーマから訴えかける内容に、思わず考えさせられる。
否:中東の歴史に対する知識や関心がないと、関係性がよく分からず退屈してしまいそう。

 超個人的には、
「つまらない意地張らないで、さっさと謝っちゃえばイイのに・・・」
って思ってしまいましたが、それはきっと私が日本人だからなんでしょうね。
 些細なきっかけで起きたトニーとヤーセルのトラブル。お互いがお互いの民族の誇りに固執するあまり、次第に収まりがつかなくなり、やがて本人達の預かり知らぬところで、国中をも揺るがす大騒動へと発展していってしまう様子に、人間が帰属する「民族」というアイデンティティの難しい関係性を痛感させられます。
 中東の歴史の知識が全くないと、やや観ていて退屈かも知れませんが、決して看過出来ない難しい問題を正面から扱った作品ですので、気になった方は是非。

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映画コーディネーター・門倉カド

4.0人間の善きところと悪しき処

2018年9月27日
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中東映画の好きなところは説教臭くなく、人としての営みにあふれて人情味があるところだなーって再認識した。
扱ってる背景は重いけどテーマはライト。
意固地になっていいこと無し。もっと相手を知ろうってこと。映画としてのケレン味や抑制のきいた芝居に心地よくはまれる。
エンタメとして傑作。

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けつお

3.5良作だが邦題が酷い

2018年9月27日
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シンプルな原題「侮辱」を、なにゆえこのようなダサピンク邦題に変えたのか。安易に希望という言葉を使って、決して単純ではないラストを「なんか良かったよね」で終わらせようという配給会社の姿勢には疑問が残る。このため星半分減らした。

物語に普遍性があるのは確かで、それゆえ政治的予備知識なしでも見に行きやすいというのは本作の優れた点だと思うが、やはり舞台となる中東の現状理解をすっとばして「私たちにも同じようなことあるよね」と言うことには抵抗がある。

映画文法はしっかりしているので、ある程度の事件のバックグラウンドは予備知識なしに理解できるが、パレスチナ難民側のバックグラウンドの扱いが浅いとも感じた。

本国レバノンでの鑑賞者はほとんどが右派だったそうで、左派からはボイコット運動もあった。主人公トニーに対する観客の反感を反転させる必要があったとしても、右派の不当な難民攻撃に口実を与えるような歴史解釈を入れ込んだ点にも疑問はある。作中で争いが法廷外に拡大していくように、映画の外側にも議論は拡大していく。

結果、仲直りには「お互いさま」の気持ちが大事みたいな生温い解釈で「いい映画だった」と言えるほど中東の傷は浅くない、ということが、メタで浮き彫りになっているのではないか。

つまり、この映画は人々の沈黙を搔きまわす、挑発的な映画なのだと思う。なので、このふわふわした邦題が余計に残念。

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na2me

5.0対立

2018年9月26日
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U-3153

2.5ALL FOR ONE

2018年9月25日
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過去の流産を経てどうにか繋いだ命は今を彷徨い、修繕を生業とする男達はかつての地獄を彷徨う。

赦免は健忘症へと変容する。
大地はひび割れ、正義の時代はまだ瞼を開かない。
だからこそ雨が降る。

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たろっぺ