詩季織々のレビュー・感想・評価
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いや、なんか、すごい
いや〜なんかすごいもの見せられましたね。
正直期待はそこまでしていなかったんですがどれも明確な方向性のある良いストーリーに仕上がってたと思います。
一言で表すなら一編目は懐旧、二編目は在り方、三編目は齟齬ですかね。
個人的には一編目の詩的な語りが凄く好きなんですがやはり三編目が印象的でしたね。
この映画の舞台は中国なのですが民族的な要素はほぼ無く、学校、受験、ビル街と日本に近しいものを感じられました。
画も美しく分かりやすい良い描写だったと思います。
評価を低く付けられてる方々は恐らくこういうアニメを見るためのフィルターがまだ備わっていない方なのかなと思います。
こういった作品を客観的に評価し、楽しむには確かにある種のパースペクティブと審美眼が必要だとは思いますが幸い私は非常に楽しめました。
見て損する事は無い作品です。
なかなか面白いですね
前評判は、新海監督の名前で売ろうとしている、ちょっと似ているだけの駄作とか言われていたらしいが、全くそのようなものではなく、違う味のとても良い映画だった。感想としては難しいが、2話目、3話目は、共感できるものがあった。1話目は、狙ってかどうかわからないが、ちょっと物足りなかった。
切ない、郷愁
舞台が中国と言う事で、観ました。毎回思うが、日本語吹き替えで残念。舞台は中国なのに日本語吹き替えなので、中国っぽさがあまり伝わってこない。
3本建てで、1300円で安く、時間も短いので、お薦めだが、観たあとは郷愁的で切ない気持ちになりました。
見て嫌な気持ちには絶対ならない疲れた時にこそオススメ
見て嫌な気持ちに絶対にならない。
疲れた時、悲しい時、そんな時にこの映画を見てください。
美しい映像。キラキラした懐かしい思い出と共に心が温まります。1週間仕事で頑張ったお休みの前の日にレイトショーで一人で見ると尚良いかも…と思いました。
声優はほぼ新人ですが、実力があり声優が下手で集中出来ないなんてことは全くなく、またアニメ過ぎることもないので、幅広くの方が楽しめると思います。
三作品目がいいね🎵
映画
詩季織々見た~‼️(・∀・)
三作品の物語があって
一つ一つ楽しめる映画だね🎵
感想は人それぞれ賛否両論あるとおもうけど
個人的には楽しめたかな(*´ー`*)
三作品目の最後がいいね👍
エンドロールが終わったあとにも
評価がちょっと上がったかな(*^^*)
キラリと光るところも。
オムニバス最後の作品、よかった。
愚かさとも言える若さ故に思いがすれ違ってしまう場面。
それをそれぞれが乗り越えて、再会するラスト、感動的。とてもよかった。
小難しくなりすぎない、等身大のステキなお話で、素晴らしかった。
90年代中国への想い
僕はちょうど90年代の前半に中国のある都会で生まれた人です。脚本はいまいちだと思いますが、なんだか、懐かしくて温かい記憶が湧いてきた。
驚くほどスピードで発展してゆく中国の風景はあまりにも変わり速くて、気づいたとき、もう、自分の周りの風景はすでに大きく変わった。手作りの米粉みたいに、たくさんのことが消えてしまいました。いい事もあるが、ただ僕と同じ世代の中国の若い人なら皆何かを失ったって感じがあるではありませんか。
あ、ふるさとの米線を食べたくなったのです。
日本と中国の良いところを併せ持つ作品
総監督がリスペクトする『秒速5センチメートル』の流れを持ちつつも、中国の文化が丁寧に表現されています。
コミックス・ウェーブ・フィルム制作ということで、相変わらず美術が美しいです。
これまでのコミックス・ウェーブ・フィルム作品が好きならば絶対観るべき作品です!
舞台挨拶も参加しましたが、総監督が新海誠監督に感銘を受けて、いいものを作っていきたいという志で取り組んだ結果、とても素晴らしい作品を世に送り出したなぁと感じました。
こうやっていい作品が増えていくんだなぁと実感しました。
脚本は凡庸だが、パッケージは良い
新海誠作品に影響を受けた監督が、新海作品を手がけてきた制作スタッフと手を組んで作ったアニメ。
故郷への郷愁や、過ぎ去った青春期への憧憬を、美しい映像とモノローグで綴っており、かなり新海誠フォロワー色の強い作品です。すんなり見れて、大きな減点材料もなく、悪くはないのですが、全体に盛り上がりに欠ける印象。脚本がちょっと弱いのかも。
本作は作風が似ているからこそ、新海作品が常に脳裏に浮かび不可避的に比較されてしまうという、ちょっと可愛そうな立ち位置とも言えます。そういう意味では、ジブリ(宮崎駿)作品と比較されがちな、米林宏昌監督の「メアリと魔女の花」と同じ構造ですね。
舞台が中国ということで、各話の背景(絵的にも話的にも)は色々と新鮮です。そこだけでも一見の価値あり。日本版CAST陣も新鮮な顔ぶれが並び、聞いていて耳に楽しい。個人的には「陽だまりの朝食」のシャオミン役の坂泰斗さん、「上海恋」のシャオユ役を演じていた長谷川育美さんがとても良かった。ビッケブランカさんの主題歌も良いですし、そのへんのパッケージはとてもうまく配置されているなと思いました。
「上海恋」は公式に「秒速5センチメートル」オマージュなのか
3本とも少なくとも序盤、作品によっては終盤までが観るダウナー系でメンタルコンディションによってはヤバいと思う。狙ってるのかいないのか、描写が淡々としているので超グッとは来ないがそれがまだ万人向け。「君の名は。」的希釈度。カルピス原液ではない。
制作者プロフィールをまだよく調べていないのだけれどアラフォーではないかと予想します。録音というギミックは音楽メディアの主流がCDからシリコンオーディオ(いつの言葉だ)の期間、一時的になじみが薄い空白期間だったと思うのですよ。それを自然に活用するためにこの時代設定になったのか、ナチュラルに感覚的に採用したのか。どっちなんだ。
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