詩季織々のレビュー・感想・評価
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いや、なんか、すごい
いや〜なんかすごいもの見せられましたね。
正直期待はそこまでしていなかったんですがどれも明確な方向性のある良いストーリーに仕上がってたと思います。
一言で表すなら一編目は懐旧、二編目は在り方、三編目は齟齬ですかね。
個人的には一編目の詩的な語りが凄く好きなんですがやはり三編目が印象的でしたね。
この映画の舞台は中国なのですが民族的な要素はほぼ無く、学校、受験、ビル街と日本に近しいものを感じられました。
画も美しく分かりやすい良い描写だったと思います。
評価を低く付けられてる方々は恐らくこういうアニメを見るためのフィルターがまだ備わっていない方なのかなと思います。
こういった作品を客観的に評価し、楽しむには確かにある種のパースペクティブと審美眼が必要だとは思いますが幸い私は非常に楽しめました。
見て損する事は無い作品です。
なかなか面白いですね
切ない、郷愁
見て嫌な気持ちには絶対ならない疲れた時にこそオススメ
三作品目がいいね🎵
キラリと光るところも。
90年代中国への想い
日本と中国の良いところを併せ持つ作品
脚本は凡庸だが、パッケージは良い
新海誠作品に影響を受けた監督が、新海作品を手がけてきた制作スタッフと手を組んで作ったアニメ。
故郷への郷愁や、過ぎ去った青春期への憧憬を、美しい映像とモノローグで綴っており、かなり新海誠フォロワー色の強い作品です。すんなり見れて、大きな減点材料もなく、悪くはないのですが、全体に盛り上がりに欠ける印象。脚本がちょっと弱いのかも。
本作は作風が似ているからこそ、新海作品が常に脳裏に浮かび不可避的に比較されてしまうという、ちょっと可愛そうな立ち位置とも言えます。そういう意味では、ジブリ(宮崎駿)作品と比較されがちな、米林宏昌監督の「メアリと魔女の花」と同じ構造ですね。
舞台が中国ということで、各話の背景(絵的にも話的にも)は色々と新鮮です。そこだけでも一見の価値あり。日本版CAST陣も新鮮な顔ぶれが並び、聞いていて耳に楽しい。個人的には「陽だまりの朝食」のシャオミン役の坂泰斗さん、「上海恋」のシャオユ役を演じていた長谷川育美さんがとても良かった。ビッケブランカさんの主題歌も良いですし、そのへんのパッケージはとてもうまく配置されているなと思いました。
「上海恋」は公式に「秒速5センチメートル」オマージュなのか
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