「90年代中国への想い」詩季織々 郁太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
90年代中国への想い
僕はちょうど90年代の前半に中国のある都会で生まれた人です。脚本はいまいちだと思いますが、なんだか、懐かしくて温かい記憶が湧いてきた。
驚くほどスピードで発展してゆく中国の風景はあまりにも変わり速くて、気づいたとき、もう、自分の周りの風景はすでに大きく変わった。手作りの米粉みたいに、たくさんのことが消えてしまいました。いい事もあるが、ただ僕と同じ世代の中国の若い人なら皆何かを失ったって感じがあるではありませんか。
あ、ふるさとの米線を食べたくなったのです。
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