劇場公開日 2019年4月5日

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希望の灯りのレビュー・感想・評価

全65件中、61~65件目を表示

3.0希望の灯りの大きさは人それぞれ

2019年4月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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松王○

3.5細すぎる灯し火をたよりに。

2019年4月8日
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なりたくてなったのだろうか。

ひとりぼっちに。

世界の片隅はあちこちにある。かの国も、この国にも孤独と戦う人々がいる。

ひとりぼっちの主人公が明日、会社に行くことを楽しみにしているシーン。
身につまされた…。
さみしいと死んでしまうのはうさぎだけじゃない。

ひとりぼっちの理由はきっとみんな考える。

諦めたり、生き方を変えたり、何かを必死に探してみたり、逃げてみたり、いろいろいろいろ試すだろう。

そして、なにかをつかんだつもりになる。

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エク

4.5遠い知らない国の、身近なストーリー

2019年4月8日
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ベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツは合併したが、それまでの熱狂を覚えていても、その後の東ドイツのことは、ほとんど知らない。
おそらく、西側の資本や、効率主義などが、突然なだれ込んで、それまでの共産主義だけではなく、人々の人生まで否定するかのように社会は一変したのだろう。

この映画のスーパーマーケットを中心とした、従業員の交流は、世界中のあちこちにありそうな話のような気がする。
そして観る側は、クリスチャンが耳にする同僚の情報が頼りで、ふと、自分の生活も、そうした同僚や知人、友人などから寄せられる情報の上に立ってる部分が多いことに気がつかされる。
喜ぶ時も、悲しむ時も、焦燥感にかられる時もだ。

そして、考える。世の中が大きく変化しても、人々の根っ子の部分に大きな変化はないのだと。
好きとか、楽しいとか、悲しいとか、寂しいとか、過去から立ち直りたいとか、苦しさから開放されたいとか、そして、絶望も。

旧東ドイツが舞台だ。
だから、遠い知らない国の話かというと、実は、置き去りにされた日本の地方にも重なるところはあるのかもしれない。

ただ、世の中が変化しても、人々の心や生活は、それほど変わらず、何気ない機械の音に、行ったこともない海の波の音を想像したり、友人の死をなんとかして乗り越えようとしたり、やはり、人は生きていくのだと思う。

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ワンコ

3.5とても好きなタイプの映画

2019年3月12日
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音楽・色や光の使い方が秀逸!スーパーマーケットという閉ざされた空間でこんなに色々な画が撮れるなんて素晴らしい。スーパーという小さな社会空間での人間ドラマというストーリーは、他の国・街でも起こりそうで共感できました。トニエルドマンの女優さんが出てました、味のある女性だな~。

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とも朕

3.0何もない人こそ稀

2019年3月10日
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悲しい

幸せ

寝られる

旧東ドイツの会員制巨大スーパーの在庫管理担当で働き始めたつ口数の少ない青年とそこで働く人達の話。

大きなタトゥーを入れている主人公クリスティアン、隣のラインのお菓子部で在庫管理をする女性マリオン、クリスティアンに仕事を教える飲料部大ベテランのブルーノの3人を軸にそれぞれが抱える影と出来事をみせていくストーリー。

物静かで多くは語られず見せられずという展開ながら、3人の普通の人達が普通に振る舞い普通に生きる姿がしっとりと浸みた…普通って何だろうね。

目を見張るような演出はなく、終始まったりと静かに展開していくので、寝不足で観賞したら頭に入らなかったり落ち捲るかも。

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Bacchus