「予想を超えた映画でした」ドント・ウォーリー SHさんの映画レビュー(感想・評価)
予想を超えた映画でした
ホアキン・フェニックスとルーニー・マーラがやっぱり好きだと確信しました。
それにしても、ガス・ヴァン・サントは静かにドラマチックで感動的な作品を作るなぁとつくづく思ってしまった。冷静に見れば、相当にどうしようもない奴らばかりが出てくる作品なんだけど、仕舞いにはそのどれもが魅力的に見えて、しかもその物語に感動してしまうのだから、まさに映画マジック。
時間軸はかなりバラバラで、最後まで正確なその流れが掴めなかったけれど、特段それが苦になることなく、ナチュラルに泣かされた。
依存症とか障害者とか介護とか、意外と社会的な要素もあって、かなり濃密。
見る前は、すぐに忘れてしまいそうな単純なタイトルだなぁと思っていたけれど、予想を遙かに超える作品だった。
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