「素晴らしかった」ドント・ウォーリー 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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アルコール依存からの回復は酒を断つだけでなく、それまでの生き方を見つめなおしてこそである。それはお酒だけの問題に限らず普遍的なものがあり、心穏やかに幸福で生きるための方法が押しつけがましくなく描かれていた。
主人公の一コマ漫画はブラックユーモアで、今はあまり受けないのではないだろうか。しかし、今受けているものがいいとも言えず、最終的には自分は何が好きなのかということに行き着くのだろう。
主人公が、ジャックブラックと再会した場面がとても感動的だった。
(追記)
劇場公開で2回目、養父とうまくいかなかった養子のその後を描いた部分に特に着目して見た。しかし、感じの悪い人物にはなっていなくて、酔っ払いぶりも楽しくて魅力的だった。荒れている時もそんなに悪い感じがしなかった。彼はしっかり回復することができていた。ひねくれて世を恨んでどうしようもなく感じの悪い人物になっていたらどうすればいいのだろう。
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