「これは英雄の物語ではない」劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オリオンの矢 僕は頑張らないさんの映画レビュー(感想・評価)
これは英雄の物語ではない
この作品は雑の一言。このアニメを知らない人がこれを見て、このアニメに興味を持つか?と言われたら興味を持たないと思う出来でした。
話が進めば進む程、評価が下がる
映画が終わった後には、虚しさとなんだコレは?
と見て損をした気分にさせられた。
あの結晶からアルテミスを出すだけで殺す必要があるのか?と疑問に思った。
結晶自体ナイフで破壊できるなら、矢の必要性を感じない。アルテミスを殺すのもナイフだった。
あのモンスターには矢しか効かないと言う訳でもない。再生は早いがアイズ・ヴァレンシュタインでも余裕だった気がしてならない。
戦闘自体も、そこまで面白くない。
あまり動きがない。
アニメのが、よく動き面白かった。
矢(アルテミス)がベル君を選んだのも意味がわからなかったが
強い仲間を多く連れて行く発想もないのも疑問だった。行きに時間がかかるなどの問題はあるにはあるが..
モンスターが奇襲だと?馬鹿な!
ってシーンも、なんだかおかしい。
まず、親子を助けた時に村が急に襲われて
など村を襲ってると聞いてるし、その前夜にも
ここも、(明日まで?)長くは持たないような事を言ってる。
風呂の時も思ったんですが
やたら気を抜く、覗きしたり、その覗き魔を縄で縛ったりと敵地で、その時に襲われたらとか
考えたら縄で縛って動けなくして、どうする。
結界でも張っていたのかな?
とにかく入れたいシーンがありすぎて雑になってるのではないだろうか。
ダンジョンにも影響が出るのも雑、無理やり
街のキャラを出そうとして、つまらなかった。
アルテミスの怒った時の回想シーン、声が可愛すぎる。話を聞く限りもっと厳しいイメージなんだが。
アルテミスを殺さなければならないとしても
もっと共感できるようにしてほしかった。
どうしても、殺さなければならない理由と
殺して欲しい理由
それを覆す、アルテミスを救う英雄の物語
が見れなかったのは残念でした。