「2021年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️✨」ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)
2021年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️✨
とてもエモーショナルで感動的なドキュメンタリーでした。
ジャズと言うと、すぐに理論や技法・テクニックなど、インテリくさい話ばかりが先行して、どこかとっつきにくいイメージがあります。あまり知らない者からしたら、なんだかバカにされてるようで、敬遠しがち…そういう印象の音楽です。
しかし、この作品では、ジョン・コルトレーンの音楽に対する姿勢やルーツ、またどんな感情を持って曲作りをしていたのかという話(あるいは、家族の話など)も出て来て、一聴して難解な彼の曲(特に晩年の曲)に対して親しみが湧き、色々と聞いてみたいなという気持ちにさせてくれました(例えば、『アラバマ』や長崎を訪問した時の演奏など)。
爆心地・長崎訪問時の話や、彼が亡くなった時のエピソードを話すミュージシャン仲間の語りにはちょっとウルッと来てしまいました。
彼のファンはすでに鑑賞済みかも知れませんが、私のようにちょっとジャズをかじったとか、ジャズに興味を持ち始めたという方まで楽しめる作品ではないかと思いました(熱狂的なファンにしたら有名なエピソードばかりかも知れませんが…笑)。
オススメ!笑
*2016年製作。日本初公開?
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