「息吹きはここに流れつき」ジョン・コルトレーン チェイシング・トレーン 室木雄太さんの映画レビュー(感想・評価)
息吹きはここに流れつき
その魂に揺さぶられる存在は、今日もこの星のかしこに在り。卓越した画の紡ぎ方はお手の物で、貴重な画像の数々をカラフルに、カジュアルな表現で魅了。その骨格をなすのは数々の名曲。その技法を生みだず鍛錬の日々や、薬物に嵌り喪失の連続にも、特有の力強さが消える事は無かった。愛と悲哀の念、その根源を探究するのに、申し分の無い語り部達による回想をとっても、今作が推奨出来る点だろう。
コメントする