「アイルランド映画が描く「真摯な痛み」」マッド・メアリー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
アイルランド映画が描く「真摯な痛み」
渋谷ユーロライヴにて鑑賞。
主人公のメアリーがタイプは違うが「フランシス・ハ」のフランシスとタブって見えて滑稽で空回りな人生模様が可笑しくて微笑ましくて感傷的で共感する部分もありチャーミング。
メアリー役の女優サンの声がS・ヨハンソンにソックリで観ているうちに雰囲気もそんな感じに!?
気が強くて基本的に動じない態度でゴリゴリ!?に横柄で近づき難いメアリーが後半から弱気に母親に横たわり泣くシーンは意表を突いて感動させられる。
友人との関係性において誰もが同じような経験や思いはしている筈でメアリーを応援する眼差しで鑑賞。
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