「パンクはわからないけど」グッド・ヴァイブレーションズ ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
パンクはわからないけど
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情熱は伝わってきた。
奥さんとの出会いは漫画みたいだったけど(笑)
先日観た「ベルファスト」はまさにこの頃の紛争がテーマだった。
隣人から突然襲われる、というのは本当に日常的にあったようだ。
それにしても紛争ストリート?でレコード店を開くとか、怖いもの知らずというか、無茶苦茶で子供みたいなテリー。
どんな時代でも音楽には不思議な力があるらしい。
いつも全てを否定する父親だけど、暴漢に襲われて怪我をしたテリーに「本当の勝利は他人が決めることじゃない」とサラッと励ますかのようにかけた言葉が沁みた。
なんだかんだ言いながらも貫き通したことを否定しなかったのは良かったな。
身重の奥さんを放っておいたり、産院で赤ちゃんを抱かなかったりしたのはひどいなと思ったけど、奥さんの方が数倍大人で、大きな子供と思えば怒りもないのかな。
結局最後まで子供と接するテリーは見られなかった。
長引く紛争の中、ベルファストの若者は果たして音楽から希望を持てたのだろうか。
※マイアミ・ショウバンドの悲劇を知らなかったので、遅ればせながらネトフリで配信中の「リマスター:マイアミ・ショウバンド」も観てみようと思う
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