ナミヤ雑貨店の奇蹟 再生のレビュー・感想・評価
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テーマ曲は日本版が上だが、中国版のストーリーの方がわかりやすい
ジャッキー・チェンが完全に助演。こんな詐欺師ならオイラが闘ってやる!と、ならない静かな演技。朴訥なジャッキーも乙なものだ。
年代が1980年から1993年(現代パートも2012年から2018年)、上映時間129分→109分、男3人→男2女1人、メインの3エピソードのみ、丸光園→虹の家、店主の息子→甥、数々の設定変更は養護施設と雑貨店の関係を簡潔に表現できているし、生涯独身を通した店主という悲哀さも伝わってくる。また、養護施設創始者の女性も登場しないのでわかりやすい。また、マイケル・ジャクソンのパートも一家三人心中という謎も残すが、ストーリー的には生きてきている。
もっとも良かったのが、そのマイケル・ジャクソンに絡んだCDショップ店員。93年の露店にしか見えない店は、多分海賊版を扱ってたんだろうと推測できるところや、ずっとマイケル・ジャクソンを信奉していたという一途さもいい。そして、小都市ミュージシャンが『サウンド・オブ・ミュージック』も好きだった様子がうかがえる点もGood。
虹の家
日本版を観た時にはそんなに面白いと思わなくて、香港版も期待しないで観たら予想より面白かった。
時系列が分かれているので、混乱してしまうところもありましたが、しっかりとストーリーが繋がり観ごたえありました。
ジャッキーは少ししか出演してませんが、アクションのないのも良い。
日本版よりいいと聞いていたので
期待していた。でも、ストーリーや関係性のまとめ方としては私は日本版の方が好きだった。
映画の作り方や映像は、こちらの方が上手い。
でも、この話で一番好きなのはストーリーとキャラの関係性の不思議な縁だったからなぁ
学生が観た感想
私はこの作品の原作を読んだことがあります。1つ1つの悩みを解決するごとに話の繋がりが見えてきてパズルが完成していくような興奮があります。映画では限られた時間内で表現することもあり、パズルがが完成されていくような感覚は感じませんでした。
映画を見る前や見終わった後にでも原作を読めばこの作品の面白さが倍増すると思います。
日本版より重厚、そして感動
去年劇場で日本版の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(129分)を観たが、中国リメイク版では109分と20分縮まりコンパクトになったことでテンポよく話が展開され、格段と観やすくなっている。
キャラクターやストーリーで日本版と僅かな違いがあるものの主題歌「重生」は「REBORN」と同じく記憶に残る良い曲でENDクレジットでは余韻に浸れた。作りが丁寧でドラマの演出がとても良かった。特別出演のジャッキー・チェンをはじめ俳優陣の演技も良く、感動させられる場面が多かった。
東野圭吾の小説を映画化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、日本版より中国リメイク版の方が個人的には好きかもしれない。
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