「今できる正しいことをする」アナと雪の女王2 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
今できる正しいことをする
前作を越える作品に感涙。秋の色彩の美しさ、記憶が宿る水、そして水の馬にまたがるエルサの凛々しさ。
こころに残る楽曲は無かったが、神田さん、松さんの声の美しさには感動しました。
最近のディズニー映画のストーリーの中では多分最高峰と思います。
メインの4人のそれぞれの生き様、障害、苦しみが、最後には溶け合って、大円団に向かうスピード、濃密な展開はエンターの神様のよう。絶対落涙します。
ディズニー映画は何度も言います。永久不変のものはこころであり愛だと。そう、宇宙は愛で出来てるから当然なのだけど。
私的にはちょっと臆病なクリストフがアナを射止めるところも泣けました。
ディズニーさんの精進に感謝。
でも、常に上の作品を作らねばならない宿命にまたまたがんばってください。
あと、今できる正しいことをする(エルサとオラフが死んだ時にアナが言います)というテーマはとてもこころに響きました。愛するものが亡くなった時はこうやって立ち上がれば良いんだと思いました。
I was struck! I want to their to make Frozen3.😁I feel so good,when I watched the movie. I think Elsa and Anna are best sisters all over the world!!
三輪さん、重ねて失礼します。
正直、アナの罪悪感(エルサをひとりで行かせて犠牲にしてしまった、ということですよね?)には思いが至りませんでした。エルサにばかり目が向いてました。
ありがとうございます。一層この作品が奥深く味わえます。
オラフの消滅で泣いていた、私の三列前にいた子どもたちが、少し大人になってもう一度観た時、エルサやアナの内面の苦悩に気がつくようになるならとても嬉しいな、と思ってます。
凄い。ありがとうございます。
私は死の問題に直面したら、
ただ、前を向いて歩くしかないから這い上がるアナがとても良く判った気がしました。
何人かの家族を亡くしての実感です。
この映画の場合はアナの中にある罪悪感のようなものを乗り越えるのはこれしかないという角度かなと思いました。
三輪さんのおっしゃる通り、テーマはシンプルだと思います。
今できる正しいこと(私的解釈では、今できる自分の良心に従ったベストな選択)の積み重ねがこの物語になっているのだと思いました。
良心というのは自分に嘘をつかない、ということも含まれます。
一見複雑になったように見えて、実は個々人の心のあり方を見つめる原点回帰のようにも感じてます。たぶん、みんなで仲良く、の前に、何か重大な決断をした後に訪れる個々人の精神的な自立こそが隠されたテーマのようにも見えてきました。