「派手で豪華な作品」アナと雪の女王2 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
派手で豪華な作品
吹替版をセレクト。
松たか子&神田沙也加は抜群の安定感。
オラフはピエール瀧かと思うくらいそっくりで、リスペクト感あり。
音楽も良かった。
CGもパワーアップし、表現力が豊かになって、実に見ごたえがあった。
それだけに本編は、ちと微妙。
エルサが何故魔法を使えるのかという理由探しの旅。
厳し目の言い方になるけど、設定の開陳でしかない。
おまけに、精霊たちが敵なのか味方なのかとか、いろいろ複雑に仕組んだことで、説明シーン&セリフばっかりになってしまって。
登場人物も多く、消化不良。
その冒険を経てのカタルシスは薄めで、物足りない印象のまま終わったような。
パッと見では派手で豪華な映画なんだけど、蛇足感すら漂っていたように感じてしまいました。
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