メリー・ポピンズ リターンズのレビュー・感想・評価
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俳優陣、演出、衣装あっぱれ。
前作は、正直原作を読んでいる身としてメリーポピンズが優しすぎた。ディズニー映画として考えれば、原作より優しい性格になることもほとんどなので、前作もディズニー映画と考えると大好きであったが。
だから、厳しい役柄も多いエミリーブラントが出演すると聞いて、とても楽しみにしていたし、実際原作に近いメリーポピンズで嬉しく思った。
ただ、個人的にストーリーが面白くなかった。中途半端に原作がちょこちょこでてきて、もっとどっぷり原作を使うか、ディズニーっぽく奇想天外なファンタジーにするのか、どちらでもなく曖昧だった。
脚本がいまいちでも、あの難しい韻を踏んだ歌と、かなり練習が必要そうな演出をこなしたうえ素晴らしい演技を披露した俳優陣と演出に救われた映画だと思う。
笑顔になれた
リターンズ最&高と思った派です。
ジュリーアンドリュースのメリーポピンズは、ウォルトディズニーの約束を観た後で観たんですが、音楽は素敵だけど、バンクス氏(マイケルの父)がウザいし、長いしで飽きてしまってあんまり…という感想でした。なんせ2010年代に初めて観てますし。吹替でしたし。
なので、スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスが聞けたら嬉しいなーくらいの期待度でリターンズを、観たのですが。めちゃよかった。めちゃくちゃよかった。
これは、だいぶ、よかった。と思いました。
ちなみにスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスは、エンドロールの音楽で一小節くらい使われていた気がします。たぶん。
音楽はなので私の知る限り全部新譜かなと。
なので、知ってる有名曲は出てこないのに、よかった!なのです。
わたしは結構泣いてしまったのです。この映画で。
まず、マイケルが屋根裏部屋で株券を探しつつ、妻の不在を嘆くうたのところで、涙が落ちました。
泣かせにかかる場面でもないのに、涙腺が刺激されました。
続いてがメリーポピンズが子どもらの子守唄でお母様は見てるよって歌うところ。
その次が子どもらが銀行に行ったあと迷子になって帰宅が遅くなったあと、マイケルに怒られ、マイケルが嘆くところで、子どもらがメリーポピンズが歌ってくれた歌を歌うシーン。
いなくなったんではなくて、いなくなったものがいる場所で見てるよって歌だったと思います。
ツンツンしたメリーポピンズ、よかったです。陶器のミュージックホールでのレビューシーンかっこよかったし。
ガス灯の点灯夫のジャックも歌上手いしダンスもいけてるしよかった。知らない人だけどアメリカで大ヒットしたミュージカルのハミルトンに出演してた人らしいです。
演者のダンスシーンは、本当に迫力があって、ワーオ!ワーオ!と連発しました。
一件落着後の公園で歌う老女の役はジュリーアンドリュースにカメオ出演してもらうように作った役柄かなとか思いました。無粋な勘ぐりでしょうな。
字幕翻訳は崇拝する松浦美奈さまでした。
もっかいみたいし何回も見たいです。リターンズ。
そしてジュリーアンドリュース版も見直そうかな、字幕で。
ダンスと歌多し
今の時代 職がなくなっていきますね
映画の内容はともかく別の心配をしていましました。
ガス燈の火を夜はつけて回り朝は消して回る
いわば単純労働ですが、大恐慌の時代、約90年前
社会にとって必要な仕事だったのですね。
某缶コーヒーのCM 『世界は誰かの仕事でできている』
確かにそうでしょうが・・・
その仕事が消えています。
産業構造の転換 といいますが本当にこれが幸せなのでしょうか?な
私が子供のころ(昭和30年代後半から40年代前半)
路線バスにも車掌さんが乗っていました、路面電車も同じです。
ワンマンカーが現れ始めました。
運転手になれなかった車掌さんはどこに行ったのでしょう?
路面電車が交通渋滞で廃止されました。運転手さんはどこに行ったのでしょう。
駅のきっぷは駅員さんが売っていましたが自動販売機が現れました。
改札口で鋏をリズミカルに動かして、駅員さんがきっぷを切っていましたが、いつしか入鋏省略 きっぷ集めだけに
駅員さんは車掌や運転士になる道の通過点の人もいますが、決定的に駅員の必要数が減っています。
バスや鉄道の世界でも職種によって必要な人員が機械化で減っています。
北海道 九州には炭鉱がありました。
相次ぐ閉山で炭鉱夫は職を失いました。
彼らはどこでどんな仕事をして、余生を送っているのでしょうか?
オフィスでもかつては正式な文書は和文タイプで打ってもらっていました。(今の50歳以下ぐらいの人はそんな時代知らないでしょう。)コピーも複写室に出していました。複写専門の部署があったのです。こ自分でワープロを打ち、特別大きなサイズなどを除けば自分でコピーを取る時代になりました。
新聞を家で購読する人がどんどん減っています。
私は、一般紙と経済新聞を購読していますが、いま配達に来る人は海外からの方のようです。
私もビジネスマンの端くれを引退しようとする今、経済新聞はやめようかえと迷っています。あるいは一般紙の方をやめようか?
こうなると、いずれは新聞社もじり貧 販売店も成り立たなくなるでしょう。
かつて牛乳は家でとっていました。毎朝配達、今は多くの人はスーパーで買いますね。
お米もお酒も個人商店から配達してもらっていましたが、今はスーパーで買いますね。
業務合理化で、人はもっと高度な仕事をすればよい と合理化推進者は言いました。
私もそうだと思いましたが、今の時代はそのバランスが崩れ切ってしまっていると感じます。
みんなが高度な仕事はできません。ITの進化は、仕事を奪っています。
「起業すればいい」と言いますが・・・
起業のリスク 失敗したらどうするの?
そんなリスク(不安)負ってまで前向きに物事考えられますか?
仕事の低賃金化が進みます。(私の現役時代に比べて。)
専業主婦でやって行ける人は一握り。
結婚自体がリスク なんでも〇〇ハラと言われかねない時代、
恋愛も怖い人が増えていませんか?
ましてや低所得、職不安定 点々 非正規雇用では、家庭なんかもてますか?
「前向きに考えていればなんでも大丈夫だ」という人に聞きたいです。
こんなことばかり考えて、もやもやした気持ちになりました。
私は、何とか卒業できそうですが、秀でた才能もない私の子や孫の世代たちはどうすればいいのだろう?
こんな考えを持った私はおかしいのかな?
ハッピー♥とにかくハッピー❤ ❤ ❤
ただいま、バンクス家
64年版のファンです。子供の頃、VHSのテープが擦り切れるほど観ました❤️
なので、ついつい比べて観てしまうだろうなぁと やや緊張しながらの鑑賞でしたが…
何度も目がヒタヒタのウルウルになりました🥺
もう、あの凧が出てきた時点で最初の鼻ツンポイントですよ!凧のしっぽ…Mrs.バンクスの女権運動の…ウウウッ!
この家の前の通り!室内の間取り〜!!💕
何もかもが懐かしいんです!(1年くらい前にもBlu-rayで見返したばかりですがw)
そして、中の人は変われども 気位の高さは健在!我らの不思議なナニー、メリー・ポピンズ❤️
オウムの傘、子供の頃欲しくって親を困らせたっけ…
初代に対応するようなシーンが次々と現れる、ほぼ同じ構成になっているのにも感動&満足♪
そうそう、こういうので良いんだよ!(笑)
ここぞというシーンで64年版の曲のアレンジがBGMに…新曲こそパンチのあるものが少なかったですが、このオリジナルソングの演出が効いてました!
(それでもロイヤルドルトン・ミュージックホールやラブリーロンドンスカイ、ターニングタートルは今後名曲入りすると思います♪)
そしてマイケルを慰めるための突然のボーイソプラノには、涙腺も萌え心も一気にやられましたね〜〜💕
あのワンパク小僧がこんなに線の細い男になる?と思うと少し謎でしたが、ベン・ウィショーの配役も最終的には良かったです…単純に可愛くって(笑)
必死に“大人”でいようとしている姿が切なかったですね。
エミリー・ブラントも、みんなのメリー・ポピンズのイメージから逸脱しないように配慮してるんだなぁ、と思わされる抑えた品のある演技で素敵でした。
アニメシーンもとっても素敵でしたし…あの平面風ドレス!!💕
そして、本当かどうかわからないけど あの時の2ペンスが⁉️のエピソードにはグッッときました。
もうほんっと、64年版のファンへのサービスのみで固められたような続編。
大好きです😘昔のとは比較せず、ディズニーの新定番になってほしいな♪
とりあえず、今年のTDLでロイヤルドルトンドレスの仮装ゲストに出逢えることを期待したいです💕
ただただ楽しい映画
前作もあんまり内容はなくて歌とダンスで楽しむっていうスタンスの映画で、今回もそれは変わらない。前よりかは内容はあるけど。
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内容的にはおそらく去年の『プーと大人になった僕』と伝えたいこと同じ。大人になると子供の時の純粋な気持ちとか忘れちゃうもんね。
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まぁもうこの映画は内容がどれほどクソでも、ディズニーのパレードを映像化したような見終わった後必ず幸せになれるミュージカル。とにかくひとつの歌が終わるごとに拍手しかける。
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落ち込んだ時はこの映画を見よう(笑).
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特に私のイチオシはジャックの街灯での踊り。前作のバートも好きだけどジャック演じるマニュエルグランダの人柄の良さが全面に出ててとても良かった。
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そんなジャック終盤であらぬ活躍をするんですが結局メリーポピンズが全部持ってくっていう。その手があるなら最初からそれ使えよって思ったな(笑).
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前作見てなくても楽しめるけど見てからの方がより感動はしたし、ちょっと繋がってる部分もあるから見た方がいいかな!.
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あとは、コリン・ファース、なかなか香川照之みがあるキャラでとても良かったです(笑)
日常の攻略法
ドー〇ングしてませんか?
50年以上前の
「メリーポピンズ」「不思議の国のアリス」(1951年アニメ版)「ファンタジア」
ドー○ング三部作と、失礼ながら自分の中ではそう認識しています。
凄過ぎないですか?
普通の脳の働きの状態で作れますか?
Supercalifragilisticexpialidocious・・・名曲名詞とか通り越してりっぱな発明品ですよね・・・
他にもありますが・・・。
なので、そこまでの期待は難しいだろうと考えていましたが、十分に楽しめました。
昨今のネタバレに関する風潮はあまり賛成できないですが、ドースさんだけは事前に知りたくなかった(苦笑)。
オープニングのキャスト紹介にも名前は出てこないので、
作品の狙いとしてもサプライズのはず。
『ウォルト・ディズニーの約束』の原題は『Saving Mr. Banks』
「映画の魔法」リターンズ
前作をDVDで見てから本作を見た。
前作は当時最先端の特殊効果なのだろう。当時の観客は「本物の魔法」のような映像に感動したのではないだろうか。
そして本作。
CGに慣れきった現代の観客にとって、「特殊効果」という意味での「魔法」はないかもしれない。
それでも、単なる「ノスタルジー」だけではない「魔法」が本作にはある。
ポピンズが凧を持って飛んできたときから、魔法にかかる。彼女の歌とダンスと上から目線の態度に(笑)
夢いっぱい♪
最高
前作のメリーポピンズが子どもの頃に大好きで、何度も何度もビデオを見ていました。指を鳴らしておもちゃを棚に片づけたり、絵の中に入ってペンギンと歌って踊ったり、おじいちゃんとお茶を飲みながら笑って宙に浮いたり・・・そんな体験を通して子供を厳しく優しく見守るメリーポピンズですが、いつか子供たちとの別れが来ることが知っているからか、時々寂しそうな表情を見せます。辛い思いを持ちながら子供の成長を心から願って寄り添っているメリーポピンズは強くて素敵な存在だなと思います。
今回リターンズを見に行くにあたって、前作の雰囲気が残っているかどうか心配だったのですが、イメージを壊さないように作られている感じで、本当に驚きました。初めての人が見ても楽しめる内容だとは思いますが、前作とのストーリー&映像の繋がりが分かった上で見れば、何倍も楽しめると思います。キャストも映像も歌もダンスも全て最高でした。久しぶりに心から癒されました。
子供向けだけど勧めない
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