「ファンタジーの王道」くるみ割り人形と秘密の王国 ゆぅいさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジーの王道
主人公のクララが不思議な体験を通して成長する、ファンタジーの王道のストーリー。
クララは可愛らしく、後半の凛々しい場面も見所。個人的には全体の雰囲気は好き。4つも国があるのだから、それぞれの国の魅力や文化をもっと詳しく観たかった。
ストーリーからはタイトルでもあるはずの『くるみ割り人形』要素がほとんど分からない。音楽が辛うじて分かる状態。逆に、クララがなぜあの場面で『くるみ割り人形』だと分かったのか不思議でならない。
劇中にバレエの場面があったが、無理矢理ねじ込んでいる感じがした。カメラワークも足元が多く『くるみ割り人形』としてのバレエが観れるわけでもないため、最後までモヤモヤが残る作品だった。
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