プーと大人になった僕のレビュー・感想・評価
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大人向け🙂
現実と幻想の境界の消失。もしやこれは…
実写CGとしてのプーの造形描写が秀逸。めちゃかわいい。さすがディズニー。それを楽しむだけでも、老若男女にオススメできる。お話もシンプルだし、テーマ性も働き方改革のご時世にあって、ワークライフバランスうんぬんに悩んでいる人々には響くだろう。
しかし、童心が生み出したファンタジーの世界という核の設定を崩し、どうにもプーの存在に説明がつかないことが引っかかる。
トトロのように古より在りし神なる存在というわけでも、トイストーリーのように人間界での実在に差異があるわけでなく、モンスターでもなければ、人間の魂が乗り移った人形でもない。ファンタジー、SF、ホラーなどの名作には、「虚」と「実」の折り合いをつける工夫がみられるものだが本作にはそれがない。ロンドン市内で認識できちゃう喋るぬいぐるみってナンダ??といささか気持ちが悪い。
ハードワークな現実パートと、何もしないを良しとするプーの世界。話が進むにつれ、その2つが同居するリアリティラインが歪み、現実世界の象徴としての理事会が子供騙しのソリューションで落着をみることから察するに、もしやこれは全てが夢オチ?妄想オチ?なのかと、勘繰ってみたくなるユルさ。
個人的にはユアンマクレガーと幻想的な世界の合わせ技となると否が応でもトレインスポッティングがダブる。水中で溺れそうになるシーンはオマージュにさえ思えたり。そうなると、もしやこの話全体がマーク・レントンの壮大な幻覚の中なのか?ベグビーに引っ叩かれて眼が覚めるパロディとかやったら楽しそうだなとか、どうでもいいことを考えさせられ、結果的にわりと楽しめた。
と思ったら世界には既に同じこと考えてマッシュアップ作ってる猛者が。
Poohspoting
https://youtu.be/MyeB8WxugTQ
素晴らしい。
「何か」をする時間
予告を見た時に、随分クラシックプーに寄せてるな、と思いました、予想通りでした。
最初の演出がすごい。家の隅に眠っているだろうボロボロになった「くまのプーさん」を読み返したくなりました。「絵本からはじまる」演出は「ディズニーのプー」というブランドには絶対に外せないところですね。
上手いな、と思ったのは、イメージが凝り固まっている、子供も大人も1つのキャラクターとしてつい見てしまう「プーさん」があるということを逆に利用して思いっきり原作のイメージを使ったところですね。良い意味でプーさんのイメージが裏切られたんじゃないでしょうか。
プーさん時計が鳴ったらプーさんは「何かをする時間」です。そこでようやく思い出します。体操をする時間だ。
やる事なんてその時に考えればいい。何で私達は予定を決め、その日までに、この日はこれをやらなくちゃいけない、これを終わらせないと他の全てを後回しにしなくちゃいけない、を繰り返してしまうのだろう。
元々原作の持ってる哲学的な思想をふっと覗かせる、良い映画でした。
橋のシーンで枝を落とすところ、イーヨーが流れてくるところ、アニメを観て育った人ならぐっときたはず。
でも最後に一言。風船割れなさ過ぎない??
自然と涙が出てくる心に訴えかける映画
なにもしない。をする
「何もしない」は、最高の何かにつながる
ザ・ディズニーの映画
懐かしのプー。
予告が出た時から、ずーと観に行きたくて本当に足を運んで良かったと心から思える映画!
DVD出たらとかじゃなくて、映画館の音響とスクリーンで、夢の国に来たみたいなファンタジー味溢れる可愛くて、優しくて暖かい映画。。
そして、クリストファーロビンはいくつになってもクリストファーロビンのままで、優しくて、めんどくさいプーの疑問に何でも答えてくれる面倒見の良さが変わらないところ、とか、
ズオーとヒイタチネタをちゃんと、実写化でも使うところとか拍手でした。
ぬいぐるみ感強いのに何故こんなに引き込まれるのか、流石ディズニーって感じでした。お子さんとも観に行ってクスクス出来る映画です
機会あったらまた、もう一回映画館いって観に行きたい
何度でも観て泣いてほっこりしたい映画NO.1..
無垢な問いかけにドキリとさせられる
何観るか迷ってる時に、丁度いい感じ。
プーと大人になった僕 観てきましたー。ディズニームービーに ユアンマクレガー 、更にカワイイ熊ちゃんの喋るぬいぐるみ…。(テッドっぽくはない)
健全で、純真無垢な作品です。
とは言え、最後にユアンマクレガーを見たのが、
T2 だったので、また「ダメな大人役」だ。
今回は仕事はできるが、家庭にたいしてはダメな父親。
ストーリーは単純明解。
子供の心を失ったクリストファー・ロビンに、初めは再会を喜んでいたプーの心が、だんだん離れて行くシーンと家庭と彼が離れて行くシーンがシンクロしたりするので分かりやすい。
「あの可愛いぬいぐるみ達が、CGになっても、まだ可愛いと思えるのか…?」みたいな事を心配される方もいると思いますが、大丈夫です!
キャラクターは全員、漏れなく可愛い!!
(ティガーとイーヨーは、自分の想像より小さかったけど、そこにもクリストファー・ロビンが大きくなった事を感じさせる…ような。)
面白かったのは、大人になったクリストファー・ロビンの職場の部下達は、多分プーの仲間達がオマージュになってそうですね。
イーヨーみたいなおじさんや、ピグレットのように心配性な女性社員、そして、笑い声が大き過ぎて周りが引いてしまう黒人男性は、Tigger か?
など、ストーリーの脇を固めるキャラクター達にも注目したい。
もちろん、お涙頂戴タイムも要所要所にあるが、ひつこ過ぎない程度なので、サクッと楽しめました。(日本のダメなドラマとか映画なら回想シーンを連発しそうな感じはない)面白かった!!
子どもの頃を思い出させてくれる作品
期待しすぎたかな
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