「何にもしないをしたくなる」プーと大人になった僕 王様のねこさんの映画レビュー(感想・評価)
何にもしないをしたくなる
友達からお勧めしてもらって鑑賞。
色々と疲れてる現代人が深夜にこの作品を見たら、クリストファーロビンの気持ちがリアルで共感しまくってしまって泣きたくなり、ノスタルジーの塊のようなプーの登場で涙腺が決壊する流れでお楽しみいただけます。
昔はプーの喋り方にイラついてたよ。
蜂の巣に頭が入ってしまって助けを求める豚。待ってて〜って木の棒で蜂の巣をタコ殴りにするプーのどSっぷりにドン引きしたアニメ版。
結構、プーの仲間同士って仲間意識が低いと言うか、みんなマイペース過ぎて豚しか協調性ないなと思ってた。
そんな、ある意味でスタンドアローンな仲間からさらにツッコミ役のクリストファーロビンが大人になってチームを抜けたらどうなるか。是非ともなんとも言えないチームワークをご覧になっていただきたい。
また、クリストファーロビンも大人になってます。現実主義なクリストファーがネジが飛んじゃって初心を取り戻すシーンは涙腺を刺激します。
ストーリー自体は捻りもなく、まぁこんなものかと思いますが、何にもしないをした結果、プーさんらしい世界観を保ちつつ実写化に成功した作品となったように感じました。
まだご覧になっていない方は、是非、温かい蜂蜜入りの牛乳をお供にご鑑賞ください。
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