「バカに出来ません」プーと大人になった僕 blauchloeさんの映画レビュー(感想・評価)
バカに出来ません
最初、プーさんまで実写化なんてどうなの?と、全く観るつもりはなかったのですが、主演のユアン・マグレガーのインタビューで「プー以後は仕事をしていない。僕も何もしないを楽しんでいる」とまでさせる程の影響力が気になり観に行きました。
冒頭短くも子供の頃のクリストファー・ロビンとプーや仲間達との別れから、無理なく大人になったクリストファーに移行するので、引き込まれます。
家族、会社の重圧で、余裕のないクリストファー。仕事に追われる多くの人は共感する部分があるはず。それに対し、「君を毎日思っていたよ。」のプーの言葉は、置いて行った側と置いて行かれた側の気持ちの違いが表れていて、これも観ている人が昔自分の側に居て今は遠く離れてしまった、それぞれの何かを思わせます。
愛くるしいプーの表情は、たまらなく愛おしいですよ!
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