劇場公開日 2018年9月14日

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「やっぱり、プーさんは私の心の友!」プーと大人になった僕 ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0やっぱり、プーさんは私の心の友!

2018年8月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

萌える

絶対観たかった映画!
まさかまさかの、先行試写会での鑑賞でした(^^)

小さい頃から大好きだったプーさん。
モフモフした毛並みをギューと抱きしめたり、見つめ合って会話したり出来るなんて夢のようで大興奮でした!
はちみつ大好きで、口の周りをベタベタにしたプーさんの愛らしい姿といったら!
ピグレットのオドオドした雰囲気、イーヨのネガティブ思考、ティガーの破天荒なジャンプ!
全てが完璧で、アニメから飛び出てきたかのようでした!
そして、プーと仲間たちの声がアニメの声とほぼ一緒という素晴らしさ‼︎
声を聞いているだけで、感動して涙が…。
本当にディズニー制作というお墨付きだけのことはありますね。
序盤からかなりのハイテンションスタートとなりました(笑)

この映画は、大人になったクリストファーロビンとプーの物語。
大人になったロビンはとってもダンディ!
でも、心は全然素敵ではありません…。
愛する妻と娘とともに幸せな生活をしているのかと思いきや、まさかまさかの仕事人間。
家族のために必死に働くからこそ、どうしようもない状況なのですが、家族に分かってもらえず、毎日必死な真面目男です。
そんな、ボロボロギリギリの生活に突如として現れたのが、子供の頃たくさん遊んだ懐かしきプーさん。

そんな、プーさんの変わらずおっとりとした性格と優しく天然な発言は相変わらず(笑)
始めはイライラしていたクリストファーの心が、プーの存在によって気持ちが徐々に変わっていきます。
いつも仕事に追われ、楽しみを封印してしまってい日々が、子供の頃の純粋な気持ちをもう一度思い出す、かけがえのない時間へと変わって行くのです。
とっくに100エカーの森を卒業したと思っていたクリストファーロビン。
でも本当は、何年経っても何も変わっていなかったのかもしれません。

時代の流れ、環境の変化によって笑顔を失っていたクリストファー。
悲しいことや辛いことを乗り越えることに必死で、気がついたら本当に大切なものを失いかけていたのかもしれません。
「何もしていないをしている」ことが、良いことをプーさんから学ばせてもらいました!

今日の試写会は働くOL限定で、スーツっぽい服装での参加となりました。
仕事の帰りにビールで一杯も良いけれど、ちょっと息抜きに、子供だった頃の自分を思い返す為に、映画館でプーと仲間たちに出会ってみるのも良いものですね。
きっと失いかけていた大切な存在を、思い返すきっかけになるのではないでしょうか?

プーさんに出会って、是非癒されてみてください。
そして、気持ちを新たにまた明日も仕事頑張りましょう‼︎

ガーコ