来るのレビュー・感想・評価
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Jホラーの怪作現る
低迷していたJホラーに風穴を開け、ジャパニーズ・スタイリッシュホラーというジャンルを確立したトンデモ作品が現れた。リング、着信アリ、呪怨の実力を遥かに超える大作で、ホラーの固定概念をぶち壊してくるこの作品は、日本映画の金字塔になる可能性を秘めている。
あらゆる議論の余地を残し、観る人を翻弄する様がまさに中島監督の素晴らしいところで、虚像に生きる人間たちの闇をスタイリッシュホラーという形に昇華させた。ブラックジョークやコメディ要素も皮肉たっぷりに描くいている。主人公が移り変わる様や除霊シーンも型破りであり、映画の自由性を模索しているあたりも非常に感銘を受けた。
役者陣の行き過ぎた個性も、レフン監督を想起させるビジュアルで魅了するカメラワークも、映像に溶け込む音楽も、今までの洋ホラーになかった新時代ホラーの幕開けを感じさせる。
何回か来る
風みたいなやつが何回か来ます。
血すごい出ます。
妻夫木くん得意な演技です。
黒木華の顔怖いときあります。
菜奈ちゃんきゃわいいです。
松は肥えたん?
柴田理恵一生懸命です。
レギュラー松本くんハマり役です。
法事のシーンはもうちょっとあるあるぶち込んで欲しかったなぁ、一人どっかで買ってきた別のもん食ってるおっさんとか、酒こぼしてズボン濡れてるんやと思ったらただ単にしょんべんもらしてただけのおっさんとか、エビカニアレルギーでオードブルほとんど食われへんおっさんとか。
廊下に水を入れた茶碗を並べているのが映った時、なぜか世にも奇妙な物語の気分になった。
家族を大事にしないと大変なことになると思った。
霊能力者姉妹を見ていたらファイナルファンタジーの気持ちになった。
黒木華のラブシーンは別にだった。
これが人間
嫉妬、妬み、怒り、憎しみ、愛情…
これらが渦巻く人達が絡み合うと
どうなるのか?
全てが連鎖してとぐろをまいて、皆、我を失っていき。
恐ろしいほどに不幸が増殖されて行きます。
僕はリアルに経験があるので、ホラーだ悪霊だ…と、言うチープなくくりではなく、岡田准一が言ってたように人間ドラマだと思う。
最後は、本当に除霊された爽やかな気持ちになれました✨
最後に来るのだが…
う〜ん…。
例えるなら、Zガンダムみたい(笑)
知らない人はごめんなさい。
主役(メカ)は中盤からの登場だし、そこまで活躍しないし…
登場人物は、過去にトラウマみたいなものがあって、相互に疑心暗鬼だし、最後は「続く」みたいな感じだし、何より賛否両論があるし…
新たなガンダムを提示したのと同じように新たなホラーを提示したのでしょう。
正直、「お化け」はなしで、人間のドラドロを描いたドラマの方が、面白かったのではなかろうか?
「お化け」と思ってたら、「(犯人は)お前だったのか!」みたいな展開の方が良かったと思う。
(別にホラーとか期待していないので…)
それはともかく、おそらくは総理大臣のお知り合いの除霊師が、ああも簡単に…
その辻褄の合なさに、がっかりしたし、地域住民が完全にシャットアウトされている映像(誰か一人ぐらいスマホで撮ってそうで、そういう人が真っ先に被害に会わないと…)に、ご都合主義を感じてなんだかなぁと感じました。
ストーリーの展開がよくわからない
前半の話は必要なのか?人の内面の怖さと悪霊の関連が全く不明。原作は読んでいないが,最後の終わり方は観客を納得できないと思う。日本ホラーの悪しき終わり方で,すべては見る側の感じかたにまかせるという手法。意味不明でがっかりした。全くの消化不良だ。見せる映画として悪霊退治だけに絞って,その戦いを描いたほうがすっきりする。
最後のほうで警察も出てくるが,セリフだけで終わらせるのではなく松たか子と警察上層部とのつながりも丹念に描いたほうが話に厚みがますと思う。後半の悪霊と日本の霊媒師,祈祷師との対決は見せ場で良いと思うが,やはり悪霊の巨大さ,残忍さの描き方が弱い。なぜ全国から霊媒師,祈祷師を総動員する必要があるのかの理由も丹念に描いたほうがよかったと思う。
面白くはあるんだけど…
思っていたのと随分違う展開で、面白くはあるんだけどまぁ全然恐くはない。
バランス的に本題としていると思われる「人間の恐ろしさ」はそこそこ描かれいる気がするが、ホラー部分は月並み。この監督、どうも「見たこともないような」シーンを作る創造性が足りないんじゃないだろうか。どこかで観たようなシーンの寄せ集めだった…
全国から集まってくる仲間のうちのJKは良かったけどね。
役者陣は好演していたと思う、柴田理恵はじめ。ただ、やっぱり松たか子の怪演と右フック!
ちゃんと怖さ来たよ。
レビュー酷かったけど私は面白かったです。映像は綺麗でお祓いの大がかりなシーンは興奮しました。全体的に悲しいお話。松たか子さんは安定してるし、他の俳優人の方々も素晴らしい演技。中でも小松菜なさんの声、キレ、ハリ、出で立ちに新鮮なドキドキを感じました。ラストがもう少しまとまってくれてたら良かったな、と思いましたけど。それでも見て良かったです。続編欲しい。
発端の女の子のナゾ
怖いというか、悪趣味な映画。
まずオープニングの映像と音の質感が受け付けなくて、頭痛くなった(笑)
観てる人に不快感を与える効果はバッチリだけど、苦手な人は苦手だと思う。
人間の心に住み着いているダメなモノがダメなやつに対して「来る」ってことはなんとなーくわかった。
けど、そもそもの発端である幼い頃仲良かった女の子の存在が意味不明。
何一つこの負の連鎖に関してハッキリと示しているものがなくて、あまりにも鑑賞者のフィーリングにゆだねすぎだと思う。
個人的には育児に疲れたカナさんにすごく共感できた。
演者はどの方も良かったと思う。
松たか子さんはなんとも言えないが。
何を伝えたいのかイマイチわからなかったので★★。
うむ…
『渇き。』が心に残るほど面白かったので、今回同じ監督が手掛けたことを聞き観に行ったんですが、まさかこんな期待が外れるとは思いませんでした( ; ; )
ミステリアスな部分を主張しすぎて、結局何が言いたいのか分からなくて家に着いても、シャワー浴びても、ベッドで寝っ転がって寝ようとしてる今もモヤモヤが取れません。
はぁ…渇き。観よ……
ラスト30分は面白い。
ラスト30分は面白いです。逆にいうとそこまでは面白くなかったです。
あの監督独特の胸糞悪い人間ドラマが続き「どこがホラーやねん、、」と思ってしまいました。また登場人物のクズ率が高すぎて「助ける必要あるか!?」とすら思ってしまいました。
ただ最後の大掛かりなお祓いバトルには素直にワクワクできました。
柴田理恵と松たか子のハードボイルド感とピンク髪の小松菜奈ちゃんは最高でした。
ホラー映画を期待しちゃダメ
たとえるなら、フレンチを食べに来たはずなのに何故かラーメン定食がでてきて、食ったらラーメンも餃子もチャーハンもそこそこ美味かったのでまぁ満足。みたいな映画でした。
ホラー的な演出もあるにはあるけど、物凄くマイルド。そもそも怖がらせようと作ってないと思います。
むしろ個々の演者が見せる人間関係の負の部分というか裏表の方が怖い。
じゃあなに映画なのかというと一言では言い表せないかなー。
最後のゴチャ混ぜ大除霊大会シーンが面白かったかな。
脚本に文句言う人も多いみたいだけど、あんまり考えずにアタマ空っぽで見る系の映画かと思います。
ちなみに原作は未見。でも原作ファンは期待はずれだったようなので、今から別物として原作を楽しもうかなあ。
個人的に面白かったのは、クライマックスに向けての準備シーン。
揃いのロゴ入りステッカーつけた土建屋さんが祭壇を設営したり、おばちゃんが弁当食って談笑してたり。女子高生がふざけ合ってんのは何だ?と思ったら巫女さん達だったのね。この一連のシーンのなんというかリアル感というか文化祭の準備感とか、「バラけて行ったら一人ぐらいたどり着くやろ」っていうセリフの仕事感みたいのが良かった。
ひょっとして普段目にしている改装中のビルや臨時休業の施設の奥ではこんなことが行われてるのかも?みたいな妄想ができて楽しかった。
2018年末にしての当たり映画
ただの本格《ホラー映画》ではないです。
お祓いエンターテイメントです。
急に驚かされるシーンやグロいシーンがあります。
原作は読んでいませんが、めちゃくちゃ怖いらしいです。 原作を忠実に再現した映画ではなく、監督独自の世界観で制作されたお祓いエンターテイメントです。
ゴリゴリのホラー映画目当てでくると肩透かしを食らうと思います。
豪華俳優という事もあり演技が上手い印象でした。
リングや残穢の様に霊の正体を突き止めていく様な内容ではありません。 霊の正体についてはなんとなくの予想を立てられる程度で映画内では確信的な発言等はありません。
原作を見られることをオススメします。
凄い怖かったという印象はないのですが、見終わってから数日は「来る」の事を考え少し怖くなります。 ジワジワ後から来ました。
楽しんで見れた部分があるのでもう一度映画館で観たいと思えました。
飽きないで見られただけ。
心霊系の怖さを期待して行きましたが、そういう怖さはあまり感じずでした。
大袈裟で滑稽な筋立て演出に思えて個人的にはあまり、、。
飽きないで眠くならないで見られたのは良かったです。
共感できるところは妻夫木聡さん演じるパパさんが「ブログで幸せ発信」しているが、現実を全然大切にしていない。
それを描いているところです。
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