来るのレビュー・感想・評価
全533件中、141~160件目を表示
タイトルなし(ネタバレ)
意表を突かれた。
主人公だと思っていた妻夫木聡が前半で死亡してしまい、妻の黒木華も死んでしまうとは。
あと小松菜奈がかなりぶっ飛んだ霊媒師の役で登場した時も仰け反ってしまったが、物語が進行するにつれて人間らしくなっていくのはよかった。
演出は良かった
許せない
面白い、けど
原因不明の死亡事故多発。その裏には邪悪なものの存在が。。。
期待せずにみた分、最後まで楽しめた。
飽きさせない映像なので、退屈ということがなかったが、終焉に向けて高まるカタルシスが無かったので、見終わったあとの達成感は少ない。
題材は面白いと思うので、別の監督が撮ったら、、という妄想をしてしまう。黒沢清、園子温、入江悠、、、。
ダークヒーローものとしての魅力もある。琴子、真琴姉妹を主人公にした作品をもっと見てみたい。
役者陣の好演も素晴らしい。妻夫木聡の薄っペらーい感じ。黒木華の変幻自在の表情。柴田理恵の怪演、、、もちろん松たか子の圧倒的存在感。
面白い映画だった
が、名作という部類ではない
しかしよく考えたら中島哲也作品って、こういう感じだtたなあ(良い意味で)
前半ホラーからの、実はダークヒーローモノ、という感じは「ボーダーライン」を思わせる(笑)
無駄な犠牲が多いかな…
原作未読なので改変部分への違和感はなく
何となく気になったので観たが面白かった。
秀樹の印象は最低最悪な外面イクメン。
でもタクシーの中で覚悟を決めた時は父親に見えた。
香奈を演じる黒木華の狂演っぷりには鳥肌でした。
笑顔のまま盛り塩の皿を踏み割るシーンは
本当に恐ろしかった。
ただ“あれ”を完全に淘汰した描写がない割に
無駄な犠牲者が多かった気がするし
原作で重要な役割なのかもしれないが
虫が出てくる率と量が耐えられない。
映画館で観ていたら発狂して途中退席していたと思う。
オムライスのラストは謎だったけど
せめて知沙ちゃんが野崎と真琴という
本当に自分を大切にしてくれる二人と三人で
今度こそ偽りではない本当の幸せな家族として
暮らしていける事を願わずにはいられない。
中盤は好き
お祓いが始まる辺りまでは絶好調に面白かった。
妻夫木聡がものすごく苛立つし、黒木華(香奈)の裏の顔はものすごくぞわぞわする。二次会のビデオと津田が繋がってるのとかも楽しかった。
が、お祓い始まってからは、「は?なんで?」って感じ。「ただ愛されたかっただけ」って子供が守られるのも、野崎が琴子に刺されるのも、なんかよく分からなくて…。
しかもそのシーンが無駄に長い。もういい、分かった。っていう。ホラーやりたい人たちが調子乗ったのか?って感じで。極め付けはオムライスの歌。
あーあ、黒木華パートまではほんとよかったと思うんだけどなー。
お祓いアベンジャーズ
怪奇現象に悩まされていた夫婦(妻夫木聡、黒木華)は、友人(青木崇高)に相談、怪しげなライター(岡田准一)を紹介される。
ライターはイケイケ巫女(小松菜奈)を連れてくるが、幼い子供が元凶だが自分では手に負えない、と最強の霊媒師である姉(松たか子)と連絡を取る。
長いせいか話しが散漫になり、最後はどうでもよくなり、映画もそれを見越して終わる。
来た!その後は?
ホラーエンタテインメント?
嫌ぁな映画
僕の好みではなかった。
怖いというより、ただただ嫌な映画だった。
子どもがいる幸せを描かず、
しんどい部分だけを描く伏線が辛かった。
まるで子どもが悪かのような家族描写は
子育て中の僕には見るに耐えなかった。
登場人物が次々死んで行く中盤こそ、おっ!と
思ったけど、後半は間延びしてる気がして
しんどかった。
中島哲也は狂ってる。そして毒っ気がある。
その毒を好むかどうかの問題だと思う。
ただ、己を通してやりたい事やるんじゃ!
分からん奴は知らん!
という物作りは凄いと思ったりもする。
僕にとっては、「告白」以降毒っ気が増して増して、
ちょっと厳しくなってきた。
出産、育児がテーマにあると思うのだけど、
岡田くんのキャラ描写が突然のように思えて
感情移入も出来なかったし、
肝心の除霊?のシーンも派手ではあったけど、
何をやってるのかよくわからなくて、
全体的にガッカリしてしまった。
ラストも毒が強すぎてポカーンだった。
中島哲也監督の迷走は続く・・・。
...!?
賛否両論! いいと思います!
結果として3部構成のような構造でしたが、岡田准一が主役、というよりも
松たか子が主役、と言った方が的確かと思います。
それくらい、素晴らしい存在感。
コンスタンティンみたい。
1部の邦画ホラー的な構造。
2部の人間の闇に迫る、違う視点からの「恐怖」
3部でこれらに立ち向かう人々の戦い
ジャンルは確実にホラー映画。
とにかく、怖い!どんな環境で観ていたら、この映画を怖くないとか言えるんですか?!
めちゃくちゃ怖い。
フロム・ダスク・ティル・ドーンのように、意図せぬ方向へと話が進み、
それでも前半のホラーの着地点をしっかり作った脚本に称賛の声を送りたい。
よく分からない、雰囲気だけのホラーと異なり、
とにかくエンタメに振ったラストはプロデューサーの手腕もあるのではないか。
これを怖くないという方は、ぜひイヤホンを耳に、
薄暗い部屋で夜にご鑑賞頂きたい。
本当に、怖くて面白かったです。
黒木華の何とも言えない表情がよかった!
血が流れる以上、“あれ”の正体は…
血の量とか死に方とかが、映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』くらいしっかりと描いている。霊的な映画/邦画では少ないスプラッター的な要素がある。
子供が泣くシーンは観てられないくらい心が痛むし、妻夫木のダメ親父ぶりにも心底腹が立ったし、母親のカルマを見事になぞってしまった黒木華にもやるせない気持になった。…観ていて気持の悪くなるシーンは多々あるが、それだけ俳優陣の演技や演出が御見事だった。そのリアリティ(現実的)なシーンに反して、血の量が多かったこと(非現実性)が、映画としてのエンタテインメントのバランスを取っていたのかなーと。
ラスト、千紗が「オムライスのくに」の夢を見ている。千沙は、父親と母親に相手にされていない頃と同じ、“あれ”と遊んでいたころと同じように、半分は現実逃避の最中。『好きなものだけがある世界』を夢見ている。
事態が収束し、助けられた今もまだ、“こちら”には完全に戻ってきていない…というより、現在も「いつでも向うへ行ける状態」なのでは。と思った。「オムライスのくに」を考えなくなった時が本当の幸せなのかも。
丁寧に作られているなーと感じました。個人的にはちょっとタランティーノっぽかった。
血が流れる以上、“あれ”の正体は、基は人間なのだなーと感じた。
全533件中、141~160件目を表示