来るのレビュー・感想・評価
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期待したからかー
あまり、ホラーっていうものを見た気がしない。他の方も言っている様に豪華な出演者さんがいっぱい。
ホラーな部分よりスプラッタ部分が目立つ。
ホラー映画を見たいという人にとってこの映画は、少し違うかも?
ちゃんと怖さ来たよ。
レビュー酷かったけど私は面白かったです。映像は綺麗でお祓いの大がかりなシーンは興奮しました。全体的に悲しいお話。松たか子さんは安定してるし、他の俳優人の方々も素晴らしい演技。中でも小松菜なさんの声、キレ、ハリ、出で立ちに新鮮なドキドキを感じました。ラストがもう少しまとまってくれてたら良かったな、と思いましたけど。それでも見て良かったです。続編欲しい。
発端の女の子のナゾ
怖いというか、悪趣味な映画。
まずオープニングの映像と音の質感が受け付けなくて、頭痛くなった(笑)
観てる人に不快感を与える効果はバッチリだけど、苦手な人は苦手だと思う。
人間の心に住み着いているダメなモノがダメなやつに対して「来る」ってことはなんとなーくわかった。
けど、そもそもの発端である幼い頃仲良かった女の子の存在が意味不明。
何一つこの負の連鎖に関してハッキリと示しているものがなくて、あまりにも鑑賞者のフィーリングにゆだねすぎだと思う。
個人的には育児に疲れたカナさんにすごく共感できた。
演者はどの方も良かったと思う。
松たか子さんはなんとも言えないが。
何を伝えたいのかイマイチわからなかったので★★。
うむ…
柴田理恵の熱演
人間のドロドロしたどす黒い内面を見事なエンターテイメントで煌びやかに魅せてくれる中島監督、今回はどんな手練手管で我々を楽しませてくれるのかと、非常にワクワクして席に着きました♪
最初に主人公が惨殺され、次にヒロインも惨殺され、どこにどう落とし前を持って行くのかと期待感満載で後半を迎え~そのままエンディング?(^^;)
何でこんなに釈然としないのか考えましたが、ネタの回収が中途半端やったかなぁ~…と。
子供の頃の記憶と女の子と名前とその由来と…枚挙にいとまがない(^^;)
完全版が出るか、はたまた続編が出来るか、う~む…
ラスト30分は面白い。
ホラー映画を期待しちゃダメ
たとえるなら、フレンチを食べに来たはずなのに何故かラーメン定食がでてきて、食ったらラーメンも餃子もチャーハンもそこそこ美味かったのでまぁ満足。みたいな映画でした。
ホラー的な演出もあるにはあるけど、物凄くマイルド。そもそも怖がらせようと作ってないと思います。
むしろ個々の演者が見せる人間関係の負の部分というか裏表の方が怖い。
じゃあなに映画なのかというと一言では言い表せないかなー。
最後のゴチャ混ぜ大除霊大会シーンが面白かったかな。
脚本に文句言う人も多いみたいだけど、あんまり考えずにアタマ空っぽで見る系の映画かと思います。
ちなみに原作は未見。でも原作ファンは期待はずれだったようなので、今から別物として原作を楽しもうかなあ。
個人的に面白かったのは、クライマックスに向けての準備シーン。
揃いのロゴ入りステッカーつけた土建屋さんが祭壇を設営したり、おばちゃんが弁当食って談笑してたり。女子高生がふざけ合ってんのは何だ?と思ったら巫女さん達だったのね。この一連のシーンのなんというかリアル感というか文化祭の準備感とか、「バラけて行ったら一人ぐらいたどり着くやろ」っていうセリフの仕事感みたいのが良かった。
ひょっとして普段目にしている改装中のビルや臨時休業の施設の奥ではこんなことが行われてるのかも?みたいな妄想ができて楽しかった。
貞子系のホラーではない。
まず第1にこれはよくあるようなホラー系の作品ではない。サスペンスです。
長い髪の幽霊が襲ってきたり真っ白の子供が出てきてわっー!と驚かすのではなく、
「人間の狂気や歪みから妖と呼ばれる怪物を生み出し呼び寄せてしまう」というお話です。
ぼきわんと呼ばれる敵は基本的には姿形の無い怪物です。
狙った獲物を誘ったり怖がらせる為に姿や声を変えます。電話を掛けてきて周りの人間が実際に放った陰口で煽ったり本人の知られたくない本性が見える発言を利用したり心理的に相手を追い詰めます。
なお貞子や伽椰子などのビデオを見たり家に入ったりとは違い主人公は幼い頃にそこに住んでいたからという理由で狙われました。(性根がクズだったり家族を大切にしてないとか色々プラス要素もありますが)
正直言って、ぼきわんよりも現実では主人公のような軽薄で頭すっからかんの自己承認モンスターが平気で父親をやっているという事の方が恐怖です。
母親の加奈さんも生い立ちは同情しますがすっからかんの主人公を選んで子作りしておきながら放置したり不倫したりするのも奇妙です。(原作では不倫せずに居ます)
娘のちさちゃんが可愛そうでした。最初から霊媒キャバと記者のあの二人の間で生まれていた方が幸せでしたよね。
よかった
お化けの力がどんどん強力になって行って、あそこまでになるとなんでもありな感じがしてスリルも何もなく、松たか子のとのバトルもやってんな〜としか思えなかった。弱点とか戦略的な駆け引きがあってもよかったのではないだろうか。ホラーとしては全く怖くなかった。
むしろ妻夫木と黒木夫婦のそらぞらしさだったり、作品全体の人の不幸が好きな感じが怖い。
2018年末にしての当たり映画
ただの本格《ホラー映画》ではないです。
お祓いエンターテイメントです。
急に驚かされるシーンやグロいシーンがあります。
原作は読んでいませんが、めちゃくちゃ怖いらしいです。 原作を忠実に再現した映画ではなく、監督独自の世界観で制作されたお祓いエンターテイメントです。
ゴリゴリのホラー映画目当てでくると肩透かしを食らうと思います。
豪華俳優という事もあり演技が上手い印象でした。
リングや残穢の様に霊の正体を突き止めていく様な内容ではありません。 霊の正体についてはなんとなくの予想を立てられる程度で映画内では確信的な発言等はありません。
原作を見られることをオススメします。
凄い怖かったという印象はないのですが、見終わってから数日は「来る」の事を考え少し怖くなります。 ジワジワ後から来ました。
楽しんで見れた部分があるのでもう一度映画館で観たいと思えました。
飽きないで見られただけ。
☆1つでもまちがってはないんですが
この映画は確かに名作なんですが、例えば『キル・ビル』で主人公の女剣士が日本刀を携えたままキリッとした顔で飛行機に乗るような(バカな)シーンに、ある種の「美」やバカが突き抜けたからこその「カッコよさ」を感じられるような人でなければ解らないレベルの良さ、美しさがあって、それは「刃物を持ったまま飛行機に乗れる訳がない」という至極まっとうな範囲で作品を評価しようとしてしまう、真面目で「ちゃんとした人」には解らない次元のすばらしさなんだと思います。
(「解らないヤツがダメ」なんじゃなくて、むしろこの映画に☆5をつけちゃうような人の方が社会的にはよっぽどダメなのかもしれません。)
ここのレビューの評価平均点が☆3なんですが、それがどうやら「みんな☆2や☆3をつけてるから」というより「☆1と☆5でまっぷたつ」「その結果の☆3」という感じなのが気になって、「ジャンルはホラーらしい」ということ以外はこの映画に原作があることすら知らずに私は観に行きました。
いや~!めちゃくちゃおもしろい!!
まず「ホラー」のジャンルに分類されているけど、そしてホラー映画の手法をふんだんに利用してはいるけど、さらにあえて分類するならこれは「ホラー」とするしかないんだけど、観客をこわがらせることを主目的としたいわゆる「ホラー映画」ではまったくないんですよね。
(ゆえに「こわいホラーを期待して観にきた」という人が☆1の評価をするのは間違いではないと思います。)
また、私は原作を読んでいないのですが、ここでの☆1のつき方をみるに「原作のよさを正確に再現する方向での映画化」という仕上がりにはなっていなかったのだろうと想像出来ます。原作を深く愛し、その一字一句が残さず映像化されることを期待した方たちが落胆し、☆1をつけてしまうのもまた、間違いではないと思います。
ただ、原作を完コピした映画版の『20世紀少年』がそれでもダメだったように、原作が良ければよいほどそれの「再現」は単なる「劣化」にもつながりかねず、成功しなかった可能性も高いのです。
この映画にはある種の激烈な熱量と目を背けたくなるような居心地の悪さ、そしてそれを支える悪ふざけにすら見える異常なテンションがあり、ひとつの作品として成功しています。
それは映像技術や演出の巧さはもちろんのことながら、やはり豪華な俳優陣の演技力があってこそのものであり、特に女性メンバー、黒木華さんのリアルさと、それに対をなす小松菜奈さん、松たか子さんのマンガのキャラのような輪郭のくっきりした演技、そしてなんと言っても柴田理恵さんの「演技力」だけの問題ではない俳優としてのパワーがすごすぎて、笑えるシーンじゃないのにヘンな笑いがこみ上げてきてしまうほどすばらしく、そのあたりだけとっても個人的には☆5億点ぐらいつけざるを得ないのです。
中島らもの小説やアニメ『キルラキル』や『パンティ&ストッキング』、タランティーノの映画などが好きな人、『ブラック・ジャック』が宇宙人手術したり幽霊手術したりするのを許せる人になら、オススメ!
ホラー映画 撮ってみた
全編に渡り散らかってます。起承転、転、転。テーマらしきものはうっすらと感じますが、何も伝わらなかった。プロデューサーはスクリプトドクターを呼んでもっと駄目出しして、完成度を上げましょう。
特に前半の1時間は無駄が多すぎる。見せ方を工夫したら10分くらいに圧縮できます。妻夫木氏の得意な役回りなんだから、彼なら短時間で濃密に表現できる。役者を信頼して欲しい。
子役を含めた俳優陣は凄く良かった。特に黒木華、小松菜奈、伊集院光。
映像も統一感に欠けてブレまくり。テンションが上がるはずのクライマックスがアレでは、、、チープに行くなら全編通してやって欲しい。
シビリゼーションに於ける大切にされるべきもの、家族、労働、宗教、民間伝承などに対する姿勢に不真面目な物を感じて不愉快。
ベテランなのだからもっと人間を描き、深い洞察を持ち、観るものに感銘を与えられる作品を創って下さい。
最後に一言 来る来る詐欺でした。何も来ません。悪しからず。
これはホラーではない?
んーー
決してつまらなくはなかったけど
んーー
これはなんとも…
ある一家に、恐怖の出来事ばかりが降りかかり…
というホラー映画
個人的に、降霊ものとか、除霊ものが割と好きで
欧米でいえば「エクソシスト」系の悪魔祓いものとか
だから、この映画も途中までは、かなり乗り気で観てた
けど、なんだろう
話は散らかりすぎだし、ディテールも詰めも甘い
あんまり、他のものと比べるのは好きではないけど
「 #ヘレディタリー継承 」を観た後にこれを観ると、アメリカと日本のレベルの差が歴然で
個人的に血がバンバン吹き出しても怖くない私としては
ホラー映画を観たはずなのに
全く怖い思いをしないまま映画が終了してしまった映画だった
でも、その中でも個性的なキャラたちは好きだったな
柴田理恵と松たか子の霊媒師とか
薄っぺらな妻夫木くんとか
でも、薄っぺらいなら、薄っぺらいなりに、なぜ薄っぺらいのかを、もっと突き詰めてくれたら
もっと怖かったんじゃないかと思うんだけどね
んでもまぁ
その怖くない、とっちらかったテイストが好きな方もいると思うので、私の苦情はこの辺で
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