来るのレビュー・感想・評価
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怪異と挫折には理由がある
出たしの緊張感がハチャメチャさを凌駕している。扱われた題材はネグレクトといった重たいテーマだけど、ストーリーのフィードバックが丁寧でわかりやすく、娯楽性たっぷりの映像が続く。育児放棄は次の親にも連鎖することが、データとしてあるのかなぁ。そういった内容を新しいオカルト風に、またコミカルに描かれている。田舎のけったいな風習、きな臭い霊媒師、胡散臭い民俗学者、現実を見ないブロガー、登場人物はみんな怪異で過去に挫折をしている。その中で妻のKANAさん(黒木華)のまともの心情が手に取るようにわかる描き方が印象的だった。オカルトってたまに見ると引き付けられる。
ホラーに飽きてたけど見て良かった
心当たりのある者は
つまらない
最高か!?最高だ!
来ない😅
はっきりしない
全体的に長すぎる。
ホラー苦手な者としては怖く感じた。
ただ、アレがどうして妻夫木達を狙うようになったのか描かれてなくて原作を読む必要がある。
前半の話が長すぎて後半は駆け足になり過ぎていると思った。
松たか子は勝ったのか負けたのか分からないし、ラストはハッピーエンドなのかバッドエンドなのかも不明。(原作では除霊できたはずだが、映画では負けた?)
出演者の演技は良かったのに、内容的にモヤモヤしてて残念だった。特に妻夫木のクズっぷり、柴田理恵が良かった。
ヘレディタリーの後で辛めになった
出演・妻夫木聡、黒木華、岡田准一、小松菜奈、松たか子
監督・中島哲也
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いいところあります!役者がみんないい感じ!
全体的に画面が明るめ、音楽も軽快、ホラーとのメリハリというか、表裏が良かった。
怖いの苦手な方でも見やすいんじゃないかな。
とはいえブッキーと柴田理恵のゴア描写頑張っててビックリ^_^
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このあとはネタバレありだし、趣味が合わなかったところ。あまり気にせずに。
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まずなげー!134分
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なんでこんなに"アレ"が"来る"のかなー?、っていう"アレ"側の動機が無さすぎるなーって思っていたら、原作では婆さんが昔魔導符で呼び出してたんだと。納得。
諸星大二郎・妖怪ハンター好きとしては、子供うんぬんのドラマはどうでも良かったから動機ないしそれこそ民俗学的な掘り下げを期待したなー。民俗学者いたのは期待したなー。
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第3部の祭りは面白くなりそうだったけど、ブッキーの下半身やられるシーンを越える惨劇が無く、血のり多めで誤魔化された気がした。
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序盤は結構手型残したり御守り破いたり、腕ちぎったりして割と物体的な存在感見せる。第1部のブッキーの死に方が良くて期待値上がったよね。こっからどんな惨劇が!?。。最後の方は気づいたらみんなバタバタ倒れるだけなんだもん。
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童夢なら童夢バリに超能力かまして建物破壊しまくる対戦だったら気持ち良かったかも。というかそうくると思うじゃん!あの仲間みんなの見せ場!!登場シーンだけ盛り上げて実はモブキャラかいな。
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劇中のキャラがセリフで、"アレ"を〜とか"アレ"がくるーみたいなこと言うのって、メタっぽくて半笑いで自分も言っちゃうんだけど、、真剣味削がれるよな。
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#諸星大二郎#妖怪ハンター#童夢#大友克洋
焦点ぼけ感+消化不良感
ネタばれ嫌な方は読まないでください
『告白』は観ました。ダークな作風でしたが楽しめました。
そして本作...
以下はホラー作品が苦手なわたしの主観です。
◎ 良かったところ
・本当に怖いのは嫌だけれど、最後まで少し冷静に観ることができました。『エンタメホラー』なのだと割り切ればよい。
・妻夫木さんの演技、無自覚な嫌味の表現に思わずイライラしました。素晴らしい。
◎ 不満だったところ
・田舎の伝承話を起点とした着想はいいのに、舞台が都会に移るので怖さ半減。おかげで無事に鑑賞できましたが...
・観客を怖がらせる演出が、ことごとくハリウッド流で軽い。日本人の心に響く和風の恐怖感とはまったく別。そういう原作だったのかは知りませんが。
・血を使い過ぎ、虫出し過ぎ、映像が残酷過ぎ、大袈裟で少し白ける
・観客(私)の期待感を背負って、いいところで登場する沖縄おばあ達、なんと、何の見せ場も無く退場...
・じらしてじらしてようやく最強霊媒師登場(松たかこさん)、そして出番が!... ?あらら。活躍の場面がどこに...お祓いで悪霊をやっつけるのを大画面で観る快感が皆無とは...ハリウッド調ホラーなのに...最強って、なに。
どういうこと?
ホラー苦手だけど面白い!
何が怖いって
僕みたいな凡人には
そんなに怖くないからホラー苦手な人でも大丈夫
初めて中島作品を観た。作品全体の雰囲気としてはどこか間抜けな登場人物たちがそれぞれ試行錯誤しながら悪霊?と戦うというもの。オバケが怖いと言うか、人間の欲望が歯止めがきかなくなる怖さを上手く描かれていると思ったし、そこは原作からもっとも感じた部分だったので、そこまで的外れな感じは受けなかった。
ラストの除霊シーンは、うしおととら、のラストで白面を倒すためにみんなで協力するシーンを彷彿とさせ、ワクワクした。
良かった台詞
琴子「あなたは私と似ているのかもしれません。失うのが怖いから自分から周りの人間を遠ざけている。」
原作から入ったので少し不安でしたが、上手くまとまっている感じがしました。楽しかったです。次回作のずうのめの人形も是非お願いしたいです。
来たかも・・・
今日は美園のイオンで観ようと決めていて時間が合ったのだが期待以上に面白かった。田原秀樹が死ぬまで、田原香奈が死ぬまで、そしてあれと霊媒師のお祓いスペクタクルの3部構成になっていてお腹いっぱいなのだが、まあ中島哲也ワールドが炸裂していて、法事、田舎、結婚、出産、育児、浮気、不倫、遺恨、堕胎、悪霊、霊媒、と、人生におけるあらゆるシーンをこれでもかというくらいふんだんに、批判的に、シニカルに一歩引いて描く演出の手腕はやはり圧倒的で。決してホラーではなくどちらかと言えばコメディー。ぐっときたのは、黒木華が盛塩を踏みつけてニヤリと微笑むシーンと松たか子が岡田准一にパンチをくらわすシーン。そしてクリスマスの血だらけでコンビニでビールを買うシーンからのハッピー?なエンディングも生きているのか死んでいるのかこっちの世界なのか曖昧で良い
“あれ”
第1章で妻夫木聡が不可解な死を遂げた辺りで、
もう終盤かと思いきや、そのくだりが何回か来る。
少しばかり、くどいような気がした。
色んな意味でぐちゃぐちゃしていて、
色んな意味で謎めいている。
原作を後に読んだが、映画ではまた一味違うエンドになっていたのは面白かった。
松たか子演じる孤高で冷静そうな人間も、“あれ”に乗っ取られるような弱さを持ち合わせている。
最後細かい描写はなかったが、妹を守るために自分の命を投げ出したように思えた。
女の子の夢はオムライスの国は妙に不気味に思えた。
”あれ”の正体は結局なんだったのだろう。
ただ、生きている人間が、1番恐ろしく、きみ悪い。
私はそう思えてならなかった。
タイトルなし
全編怖くて終わったあともドキドキする。「それ」が結局姿をはっきり見せない一方で、人間の生々しい身勝手さは浮き彫りになるので、ラストも明確にめでたしめでたしとならない感じが歯に何か挟まったようなもどかしさを残している。
終盤は岡田准一達がハイになってたら片付いてたみたいな謎さもあるので、単純にオチがピンとこないみたいなところもある。かつて子供を堕ろさせた岡田准一と子供を産めない小松菜奈が腹くくって、親に愛されなかった子供をぎぼわんから取り戻したみたいな感じだろうか、雑にまとめると。ブログのPVのために作られた脆く薄っぺらい妻夫木黒木夫妻の「幸せ」を描いてた前半は今どきの皮肉だったが、後半の帰結に結びついてるようなないような。ストーリーがわかるようでわからないモヤモヤは気になる。そもそも不条理なホラーに論理的な筋がいるのかという気もするし、不条理だからこそ結末の納得感は重要な気もする。
ホラーとしては十分すぎるほど怖いし、二時間半と長めだけど飽きもない。何より小松菜奈が天使なので見てよかったとは思う。小松菜奈の姉も良いキャラしてたし。
評価ほど悪くない
Jホラーが大の苦手なんだけどその私でも見れたってことはホラーファンにはダメダメだったのかな。
原作も未読なのでこき下ろされてる割には楽しめました。
葬式のシーンとか結婚式のシーンとかしんどい描写がおぞましくもリアルで良かった。
虫もキモかった。
血糊多めで物理的に人体を破壊してきたり知り合いの声を借りる悪霊も怖かった。
水の張ったお茶碗を子どもがダダーッ!って倒していくとことか。
霊能力者大集合もアベンジャーズ みたいでテンション上がって良かったです。
哭声みたいに韓国の霊媒師がくるくる踊るみたいに祈祷してたのもフフッてなった。
最終決戦までは「これ低評価なの?結構おもろいやん!」って単純に思ってました。
最後がすごくもったいないというか結局ぼぎわんって何だったの?
琴子との対決はどうなったの!?
オムライスの国の歌いらなくね!?って感じ。
真琴と野崎が邪魔に入ったのもマジでやめてくれ〜って思った。
私たちがこの子を愛する!って愛のパワー的なのでぼぎわんが救われたとかだったらあの二人が居ても意味あるんだけどめちゃくちゃ邪魔してるようにしか見えなかったよ〜何か意味あったの?
妻夫木のクソぶりも最高だったし黒木華の塩を踏み潰した時の笑顔もやばかった。
柴田理恵もこういうインチキっぽい霊能者番組あったな〜!って感じの人で良かった。
原作のネタバレ読んだらそらファンは怒るわなって改変だけど何も知らない人にはそこそこ楽しめました。
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