「来た」来る 光陽さんの映画レビュー(感想・評価)
来た
上映が終わったあとの館内からは「怖かった」との声があちらこちらから漏れていました。
ストーリーが面白かったかどうかでいうと自分にはそうでもなかったのですが、ホラー映画としてしっかりと怖がらせていただけました。
巨大な力を持つ霊はもちろん怖かったのですが、現実逃避しブログの中だけで生きている夫、なにもかもに不満を感じて生きている妻、偽りの友人から大切なものを奪い続ける男、姉の呪縛から逃れられない妹など、むしろそんな人間たちに僕はこの映画の本当の怖さを感じました。
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