「柴田理恵と右フック」来る エメリヤエンコさんの映画レビュー(感想・評価)
柴田理恵と右フック
クリックして本文を読む
監督や俳優、脚本や原作は気にするようにしてますが、基本的に映画は出来るだけ予備知識なしで観るようにしてます(今回は中島哲也映画という事で観ました)。なので途中までは霊能詐欺話的な要素もあるかと疑っていたのですが…ガチストレートな霊能映画なんですね。笑
松たか子が語る生死の境目に関する下りは「なるほど」と思う部分もあり、ストーリー展開の為なのかもしれませんが、普遍的な問題(人間社会が弱者を挫く)の提起なのか、社会問題的な描写もあります。
個人的には最初と最後の関連性など腹落ちしない部分もありました。
でも細かいことは気にせずに霊能エンターテイメント映画として観れば楽しめると思います!
柴田理恵、松たか子のキレのある右フック、小松菜奈の「渇き」からの成長を観るだけも価値があると思います。
特に柴田理恵の配置(配役)が抜群ですね。笑
あき竹城ではなく、あそこに柴田理恵!
柴田理恵の衣装や小物も良かったです。
それと沖縄のおばちゃん達の使い方。『あれ』の強さを表現するには十分でした。
「告白」もそうだったんですが、この映画で原作を読んでみたくなりました。
「告白」は本が凄かったですが、これは映画が勝つかもですね。
コメントする