「好みだが終盤は和製ホラーの域を出ず」来る shotgunさんの映画レビュー(感想・評価)
好みだが終盤は和製ホラーの域を出ず
大手企業に勤める田原秀樹は妻と子を持ち順風満帆な人生に見えた。しかし、虚飾に満ちたその人生に強大な怪異が迫り…。
ホラー大賞を受賞した小説の実写化。このジャンルにありがちなラストの雑さが気に入らないが、序盤の登場人物に対する嫌悪感や演出は独特かつ非常に好みでした。
岡田准一はやさぐれ格好いいし、小松菜奈は可愛いし、松たか子のキャラポジション大好物だし、妻夫木聡のクソ感凄いし、監督の中島哲也やりたい放題だし、本当にエンタメ性抜群なんだけど怖くはあまりないし終盤はパワーで押し切ろうとしてて『貞子vs伽倻子』みたいな鑑賞感でした。
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