そらのレストランのレビュー・感想・評価
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その雑草食べられますか?
全国的にも話題になるようなレストランは食材のこだわりがある。料理番組やらグルメ番組やらTVでは日常的にそんな番組が垂れ流されている。ただし、彼ら若者の姿は利益を追い求めているのではない!美味しいものを色んな人に食べてもらうこと。自分の職業の目的意識をはっきり持つことが大切なのだと思う。
言ってみれば、せたな町は小さなコミュニティ。全体的にも食べ物の話ばかりで、せいぜい胸が大きいのと形がいいのではどっちが好きだ?くらいだ。UFO青年なんてのは単なるアクセントにすぎない設定だったかもしれない。
チーズのこだわりと羊の肉の調理法。羊なんて高校の修学旅行で北海道に行ったときくらししかジンギスカンで食べてないかもしれないし、コース料理で食べていても忘れ去ってしまってる。
料理は伝統、地場、そして継承が重要なのかな。誰にもレシピを教えず死んでいくドラマなんて存在しない。または究極のレシピを作る、探るといったものか。食がそのまま人との繋がりを生むといったテーマもいいけど、人間の内面には深く立ち入ってなかった気がします。まぁ、飽きないで観られるから空腹のときにでもご覧になってはいかがでしょうか。
命がけで美味しいものを作るということ
本来の人と人との繋がり方
美味しいチーズが食べたい
北海道最高
おいしくいただくこと
北海道で酪農を営む亘理(わたる)の家に、極寒の寒い中美人のこと絵(ことえ)がやってきて「ありえねぇ〜」から始まる北海道物語。
時間を気にしてせかせか働く人間としては、時間ものんびりと感じれる広い大地には憧れもある。
食材をテーマとはしてますが、食べる事への恩恵、感謝の気持ちも大事にしている事を映画から感じ取れる。
交わる人達も心が通っていて凄く好き。嫌味がない。
大泉洋がとびきり秀でて演出されている訳でも無く、そこに交わる5人の男たちが面白いし、熱い。
その中でも元コンシェルジュで羊飼いの岡田将生、映画の中でいい成長を魅せてくれてます。
石崎ひゅーい君居たんですね✨たまにカラオケ歌わせて貰ってます🎤
UFOネタはエスパードラマの主題歌やってたので、そこから来てますかね?w
食は人を豊かにし、1日を頑張らせてくれる。
また、人は食で繋がっているんだなと実感させてくれる。
意外性は無くともこういう映画は好きです。
羨ましい。。。
序盤、大自然の中に住む人々の生活。
自分が住む世界とは違う時間の流れを感じ、それはまるでファンタジーにも似た感じだった。
純粋に、羨ましく感じ、憧れを感じた。
掴みとしては悪くない。
この先の展開に心を躍らせた。
中盤、「死」というもので状況が変わって行き、私の中にある期待もそれと同時に変わって行ってしまった。
この話の流れの中で「死」というもので展開のスイッチを入れて欲しくなかったと言うのが率直な意見。
そこから、急に感動の押し売りが波状攻撃を仕掛けてくる。
しかし、分かっていても泣いてしまうのが私だ。
実に悔しい。
終盤、葛藤の内容が北海道から離れてしまっている事を感じ、ただ映っているものだけが北海道であって、脚本の中に北海道を感じられなくなってしまった。
それでもマキタスポーツさんに泣かされ、風吹ジュンさんに泣かされ、泣かされっぱなしでエンドロール。
実に悔しい。
良い映画と泣ける映画は別物だなと感じた今日この頃。
憧れ
話がきれいすぎる
食べることは生きること
大量生産大量消費の現代、食べものの裏側が見えづらくなっている。スーパーで色や形の見た目、値段だけで評価されてしまうが、自分の口に届くまでには自然の恵みや、多くの人たちの想いや手間暇が込められている。そのことを改めて痛感させてくれる作品。
ストーリーは先が予測できるやや単調な構成だが、ほんわか温まるキャスティングに、日ごろ食事を共にする人たちとお酒でも片手に観るのも良さそう。
食べることは生きること。重くなりすぎてはこの作品の雰囲気を壊すが、その生死や生態系についての内容ももう少ししっかり描いてほしかった。(大谷さんとのエピソードや食肉など)
食べものを舌だけではなく、頭と心を使って、さらに自然の中でいただくことがなにより贅沢なことではないだろうか。
全編北海道ロケの大自然の緑が、都会の映画館で観ている僕の目に刺さった。田舎が恋しくもなった映画。
豪華俳優の無駄遣い。綺麗にしすぎた映画
一言でいうと非常につまらなかった。
北海道と大泉洋が好きだからみたけど、、
UFOのくだりの意味がわからなすぎてぞっとして見てるのが恥ずかしくなって興ざめ。
途中で帰ろうかと思った。
大谷さんが亡くなってもそれまでにあんまり登場しないから感情移入できず。
ありきたりな話で平凡な映画だから寝るかと思ったけどちょいちょい出てくる謎の無駄なシーンに違和感がありすぎてヒヤヒヤした。
景色は最高でパンやチーズは美味しそうなんだけど、
深い人間味がない。
あるように見えて、なんかすごく浅く感じた。
後半に全部理由を後付けした感じがして
めちゃくちゃ雑な構成だなと思った。
喧嘩とかのセリフがとくに綺麗にまとまりすぎて、
昔のドラマとかであるあるなセリフというか
ひねりが無さすぎて、、、。
それぞれ俳優さんはみんな好きだけど役にはまってなくて残念。ほんとに興ざめでした。
北海道の魅力溢れる彩り豊かな作品
THE北海道って感じ
裏テーマは食の安全
感心する点はいくつかあった。
肉を食べるにはその動物を殺さなければならない。白魚など、小さな動物は生きたまま食べることもあるが、最終的には殺すのである。動物に名前を付けてしまうと、殺すのに心理的なブレーキが掛かってしまう。だから畜産業者は家畜に名前を付けない。昔は自宅で鶏を飼っていて、その鶏を食べるときには子供が〆ることが多かった。首をはねて逆さまにして血を出し、羽をむしる。内蔵を取り出して血を洗い、それから捌いてモモとムネと手羽とササミとガラに分け、ササミは生で食べたり、肉は唐揚げにしたりする。そういうものだと思っているから抵抗はない。
しかし分業の発達した社会では、主婦が鶏の首をはねたり牛の脳天にゲンノウをおろしたりすることはない。殺す人と捌く人はそれぞれ別にいて、主婦はせいぜいスーパーで買った生の肉を料理するくらいである。スーパーで買った肉も、生前は元気に歩いていた筈だが、そんなことを考えたりすると、食べづらくなる。しかし、あえて牛や豚を殺したりする必要はないが、生き物を食べているということを忘れないでいるのは悪いことではない。植物も含めれば、人間が食べているものはすべて生き物なのだ。
農業や漁業は生き物と直接に接し、その生命で多くの人々の空腹を満たしている。とても立派な仕事だと思う。嘘ばかりついている政治家には屠殺の現場の厳しさはわからないだろう。生命を育てて食料とするのは、戦争で人を殺すことの正反対のことである。農業や漁業は生命を大切にすることで成り立っている。戦争は生命をゴミのように捨て去ってしまう。「それが世界平和だ」というマキタスポーツのセリフは、実は奥が深いのだ。
料理はおそらく本職の料理人か、フードコーディネーターによるものだと思う。盛付けも食材の組合せもバランスがよくて綺麗だ。食べてみたい料理だ。そう思うのは見た目だけではない。使っている野菜がすべて無農薬なのだ。その上、羊は無農薬の野菜を食べているらしい。つまり映画に出てくる食材は皆、高級食材ばかりなのである。無農薬の野菜が高くて農薬をいっぱい使った野菜や遺伝子組換えの野菜が安いということは、安全な食材が高くで危険な食材が安いということだ。そんな状態は、なんとしても改善しなければならない。政治の役割である。戦争の準備ばかりをしている場合ではないのだ。
本上まなみがいい。綺麗だし上品だ。謎めいているところも含めて、掃き溜めに降り立った鶴のようである。こういう人が奥さんで素直で明るい子供がいて、何の不足があろうか。幸せを絵に描いたような暮らしだが、それなりに不安や人間関係の軋轢はある。苦労はするが、悪人は登場しない。昭和のホームドラマのようである。登場人物のあまりの前向き加減に少し辟易させられるが、役者陣の演技は実に達者で、それなりに楽しく鑑賞できた。裏のテーマに食の安全があるとすれば、意外に奥行きのあるドラマである。
ナンだか残念…
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