「ホッとミルク」そらのレストラン くりさんの映画レビュー(感想・評価)
ホッとミルク
溶け合う
笑顔も涙もおいしさも、
料理もチーズも、
過去の出来事もこれからの未来も。
凄く、劇的な出来事や
盛り上がりがあるわけでは
ないんですが、
彼らの
日常の出来事やトラブルに対して
対応するやり方や考え方が
人情味があり、
忘れていた、温かみにふれて
いつのまにか
頬が濡れてました。
弱って、助けを求める人には、
自分ができることを、
困っている人の
本当に必要なものを、
必要なタイミングでさしだす。
一杯の温かいミルク
必要な土地
生きる意味
自立するきっかけ
いつも味方だよいう励まし
友人からの激しい叱咤
全編を通して、
なにが相手に必要なのかを
問いかけ、
仲間でそれを見つけ、
作っていくのが心地よいんです。
自分たちの土地で
生きる形を創作する物語でした。
こと絵との出会いやUFOのくだりは、
現地モデルの方の
実際の出来事を反映させてるようなので
すこし、違和感あったけど
そういうもんということで。
誰もが経験する人生の倦怠期で
生き方に迷った時に
羅針盤のような人がいたら
幸せです。
出会っていても、
自分がそれに気づかない時も
あるはず。
日常の出会いを大切にしながら
歩んでいきたいと思いました。
昔、もらった、絵本の
空色のたね
仲間の大切さを描いた内容でした。
空って
何もない空間のイメージでしたが
よく考えると
さえぎる物がない果てしない自由のもと
共通の思いがあるがゆえに
いろいろな所から様々な人が集う。
そんな
捉え方もあるなと気づきました。
おすすめ。
くり様
素敵なレビューですね〜
「なにが相手に必要なのかを
問いかけ、仲間でそれを見つけ、
作っていくのが心地よいんです。」
この考えに感動しました。
なかなか手に入れられない仲間のようで、実は自分からそれを作ろうとしてない。そんな気もします。
ホットミルクは安眠効果があるそうです。
不眠症の私にも効果あるでしょうか。
では、また(^^)