トラさん 僕が猫になったワケのレビュー・感想・評価
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良質なB級映画
ストーリーのオチがほぼわかっていて、その過程を楽しむタイプの映画です。日常のシーンが主で、ほぼ舞台劇。
板羽先生の原作がとても良かったので、映画でどう表現するのだろうと不安な気持ちもありましたが、猫姿は案外すんなり受け入れられました(笑) 猫らしさと人間らしさのバランスが上手くとれていて、変にCGでリアルにこだわるよりも良かったかな。一見するとアイドルが着ぐるみを着たふざけた映画と敬遠されてしまいがちなのが惜しいですが。
前半はクスッと笑えるところあり、要潤さんの盛大な無駄遣いあり(笑)。後半は多部未華子さんと平澤宏々路ちゃんの演技が光り、徐々に物語の中に引き込まれて自然と泣いてしまいました。淡々と進んでいく日常の中にも忘れられない瞬間があることをうまく表現されていると思います。
全体に泣かせようという押しつけがましさがないところに好感が持てました。不思議と悲しさはないので後味も良く、見終わった後はほっこりした前向きな気持ちになれました。北山さんの演技も自然な軽妙さで良かったと思います。個人的には、飯豊まりえさん演じる凛としたホワイテストも好きでした。ホワイテスト側の物語も気になりますね。
上映時間が短いですが、シンプルに伝えたいことがはっきりしているのでこれくらいでちょうど良いのかと。長時間だともっと手の込んだストーリーや演出を期待してしまうので…(笑)
超大作というわけではないので星4つに留めていますが、邦画B級映画ならではの少し雑なところも楽しめる方にはとてもオススメの作品です。
何となく見たわりには良かった
Twitterやここでのレビュー評価が高かったので仕事終わりに観賞。期待してなかったわりには良かった。個人的にはお金をかけてるハリウッド映画より好きかもしれない。
ストーリー自体はベタだが、ベタだけに裏切らないので泣ける。コメディのように見える猫の着ぐるみも意外とミュージカルのキャッツ的な感じで見られた。本物の猫に声を当てずに、あえて最初から最後まで人間が演じたのは家族ものの映画として良かったと思う。
そして猫の着ぐるみという奇抜な演出と相反するように、この家族にはリアリティがあるのも良かった。泣かない、感傷的にもならない、もう父親はいないんだなぐらいな感じで淡々と日々を送っていく残された母子。個人差はあると思うが、身内が死ぬってそういうことだと思う。でもその凡庸で身近な死の感覚、地に足の着いた死との距離の取り方が凄く好ましく思われたし、そこから静かに立ち上がる感情の機微にはグっと来ましたね。
ROBOT製作の映画はやはりはずれなし。
家族で見に行くことをお勧めする。
猫好きにも楽しめました♪
大の猫好きなのでこの映画楽しみにしてました!金時とトムは可愛すぎるし北山さんの猫姿も見てるうちにハマっていきスズオの姿の北山さんよりもトラさん姿の北山さんの方がしっくり見えてしまうくらいホッコリ可愛い映画でした。
あまりにも可愛すぎたのでもう一回見ようか悩んでます(笑)
話の内容も良かったです。ただもう少し長く見たかったかも。
あとネコマンのグッズがほしかったのに全部売り切れだったのが残念!猫好きや猫グッズ好きな人にもたまらない映画でした♪
大作ではないけど良い映画
主役のファンなので、期待7不安3くらいでいざ鑑賞。結果、良かった、泣かされたわ。普段から沢山の映画を観るので5は付けられないけど4は付けても良いなと思える作品でした。派手さはないけど90分という中にちょうど良く前半は笑えて後半は感動できました。ラストの主人公が挽回するシーンはとても良いし泣けた、北山君も寿々男としての心境の変化が表情に良く出てたし演技これからも見てみたいなと思えてファンとしてはホッとしたところ。多部ちゃんとこころちゃんは本当演技上手くて有り難かった。この映画では夫婦の関係性が好き、世間から見ればダメな夫だけど、奈津子が娘に本心言うセリフ、すーちゃんのおかげで〜って言うのが自分にはない考えだったからそうだよなーってポジティブにさせてもらえた。だからラストも変に湿っぽくない感じが素直に感動できた。あと脇役も良い味出してたから全体的に良かった!
タオル持参で泣きました
いつものキラキラアイドルではなくダメ男っぷりがハマり役すぎな俳優北山さんで始まる映画です。猫スーツでの北山さんだからこそ物語がスッと心に入り込みます。
マンガ家としての描写も沢山あり楽しくて目が離せませんでした。
クスッと笑えてグスンと泣けてズシンと心に刺さる映画です。ジャニーズ映画だからと嫌わず一般の方にも鑑賞して涙を流して頂けたらと思います。
何度も観たくなる映画
私は試写会含め3回トラさんを観ました。最初は北山宏光くんが主演ということで観ました。しかし、だんだんと物語にハマっていく自分がいました。観れば観るほど発見があり、私は何回観ても泣いてしまいました。北山くんのファンだからだろと思う方もたくさんいらっしゃると思いますが、どなたでも観やすい作品だと思います。ぜひ一回観ていただきたいです。猫スーツも最初は違和感ありまくりだと思いますが、だんだんと猫スーツに違和感がなくなるはずです!当たり前の事なんてない、毎日を大切に生きていかなければいけない、ということを再確認できる映画だと思います。
泣けるとは聞いていましたが…
まさか後半 泣きっぱなしになるとは思いませんでした。
前半の笑えるシーンとのバランスもとても良いです。
90分にとても簡潔に、でも濃厚に作られていて さすがと思いました。
漫画家の設定に沿って、細部まで拘っているのも凄い。
3人の演技がとてもよく、本当の家族のようでした。
主題歌の歌詞が映画とリンクしていて、エンドロールで更に泣けました。
家族愛が溢れていてとても温かい気持ちになる作品だったので、また見たいです。
平成最後の思いっきり泣ける映画
漫画家の主人公が
真剣に描く姿が、格好良かった。
細かいところまで、作りこまれていて面白い。
猫スーツは可愛いのはもちろん、猫の哀愁がしっかり漂っていて、切なくなった。
すごく泣けるけれど、最後はとても幸せを感じて、心が暖かくなれる映画。
コメディあり、感動あり
あまり期待せずに見たのですが途中から涙が堪えきれなくなり泣きました。猫の着ぐるみの映画でこんなに泣くとは思わなかったです。特に最後の奈津子とスズオの笑顔が忘れられません。もう一度見に行こうと思います。
もう一度見たくなる!!
前半は、笑いもありで、最後に近づくにつれ、自然と涙が溢れてきました。。
最後の君を大好きだでさらに泣いてしまいます。。もう一度見たくなりました!
着ぐるみが気にならないほど自然
トラさん公開初日鑑賞してきました。
猫スーツと呼ばれる着ぐるみがどうしても印象強いけど、とっても温かくて優しくて愛いっぱいの作品です!
子供とパパの関係が特に良かったです!
時間も90分というコンパクトなところも良い!気軽に見てもらえる映画で、見たら感動!とってもオススメです。
感動作??とにかく愛でいっぱいの映画です!!
正直泣かしくる系のお話でしょと思っていましたが、、まったくもってそんな事はなく、
悲しいでも暗いでもない
観ていて愛おしくなる家族の物語です。
冒頭20分程で北山さんが猫スーツで現れたときはどうなるの?これで話成り立つの?と不安になりますが猫スーツだからこその良さが。あっという間にトラさんの世界に引き込ます。
多部さんと宏々路ちゃん、このお二人だったからこそ北山さんのトラさんがいきていましたし、北山さんも人間の中に一人猫スーツを着ているという特殊な状況で演じられていているのにもかかわらず違和感なく観れたのは本当に凄いなと!!
とにかく3人のバランスのとれた演技が本当に素晴らしかった。
90分という事で映画というよりは映画とドラマ中間?のような感じでしたがそれが逆にとても良かった。
タラタラと話が長く観終わった後に色々考え方させられたりとかではなく、ただ!純粋に!高畑家やトラさんの世界にココロを奪われとってもあったかい気持ちになります。
映画を観てこんなに純粋に涙を流したのは久しぶりでしたし、また高畑家の3人に会いに映画館に足を運びたくなるそんな作品です。
この冬最高の感動作
トラさんは発表された時から見に行こうとは決めていたのですが、猫の着ぐるみということで結構やばい作品なのではないかなと思っていました。しかし、見てみると前半は笑い、そして後半は大号泣してしまいました。バスタオル半分濡らしてしまうほど泣きました。ファンタジー路線のはずなのに今の自分に足りていないものを感じて寿々男みたいに心から家族を愛したいと思うようになりました。
この作品は今、全ての日本人に発見されるべき映画だと思います。寿々男のように人を心から愛することが出来ればこの世界はより良くなると思います。
最後に一言。
この映画を「愛してるニャー」!!
素朴な良さ!泣けます!
単なる猫映画ではなく、どんな人にとっても身近に感じる映画でした。幸せとはなんなのか、生きるとはなんなのか、考えさせられます。一言でいうと素朴!素朴な良さがあります。しっかり泣けます!おすすめです。主演の方の演技もナチュラルです。
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