シュガー・ラッシュ オンラインのレビュー・感想・評価
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価値観の変化を受け入れてこそ、真の友達
ディズニープラスで久々に鑑賞。
ゲームの世界を舞台にしたシュガーラッシュの続編で、今回はラルフとヴァネロペがインターネットの世界で冒険します。
同じ生活を繰り返して楽しく過ごしたいラルフと新しい世界に飛び込みたいヴァネロペで意見がすれ違っていく姿は、私達の人間関係を繁栄しているように感じました。ヴァネロペがスローターレースと出会ったことでずっとその世界に居たいと考えますが、それを受け入れないラルフはウイルスを使ったことでネットは大混乱な状態へ発展していきます。このシーンを見た時は、自分も同じ経験をしたことがあったので、この時のラルフに共感しました。
しかし、お互いの価値観が変わっても友達であることには変わらないから、お互いを受け入れることも大切だというメッセージ性があると解釈しました。
また、プリンセス達が協力してラルフを助けるシーンも良く、ディズニーだからこそ出来る場面だと思いました。
前作との矛盾がすごい😫
とっても久しぶりに観ました!!
私はディズニーもマーベル作品も大好きなので
こんなに盛り沢山キャラが登場する凄い作品なのに
なんでこんな長い間観てなかったんだろう…?
内容もあんまり覚えてない…
観たら思い出しました!、!!胸糞悪いからだ!、!!
すんごくすんごく矛盾してる!
一作目と真逆に行ってしまったんですね
最初はオンラインの世界が一つの都市として再現されてて凄いし面白いし、めちゃくちゃワクワクしました
途中のカーアクションも凄いし、ディズニーの部分はもう楽しい楽しい!声優さんもほぼ同じ方がされているのも感動で、すごいテンションが上がりました!
なのに段々雲行きが怪しくなって、あれ?となりました。あんなに自分たちのゲームを救うためにハンドルを買おうと2人で必死になってたのにまさかのヴァネロペ、意外とあっさり自分が主役のゲームを捨てて違うゲームにいっちゃうなんて?!、いや最初の時間なんだったんだ感…なんか、皆悲しいって言ってる気持ちがよく分かります…
なんだか裏切られた感覚…
しかもあんなに自分のために頑張ってくれてたラルフをポイッと捨ててまるで悪者扱い…うそじゃん…
ちょっとは離れた方がいいよ〜て…え…?急に?
というかまず主役キャラが居ないままゲームが成り立つんですか?っていう感じですし、
私居なくても大丈夫って適当すぎてびっくり…
それに前作は居なくなっちゃったらゲームが壊れたと思われて休止してたのに今回24時間以上ラルフはインターネットの世界にいたと思うんですけど、なんで平気なの??
それに「ターボ」っていう行為が一作目ではあんな風に描かれてたのにそれをヴァネロペがあっさりやってしまうっていう矛盾。これでいこう!ってなったの凄いなぁ…
しかもしれっと行きたいゲームにプログラミングできたよ!っていうのも納得できないですしね?
一作目が大好きな人達はみんな面食らいますよねこれ
納得できるのかな?
一作目のいいところを全部悪くしたみたいな作品ですね
なんだか他の部分はいいところばかりだからすごく残念ですね…シュガーラッシュファンを無視したディズニーキャラ好きのための映画みたいでした…
ディズニーキャラ登場部分が良かったから特に…
ベイビーグルートがわいがっだ…
期待を裏切りまくった凡作以下
前作とキャラの性格すら違う
前作の良いところを一個もいかせていない
ゲームのキャラという強みすらない
超駄作
ヴァネロペが超絶ワガママ化。自分の世界と親友が大事だったはずなのに、急に独立心が芽生えてそれらをあっさり切り捨てる。
ヴァネロペがターボするという、完全に前作無視。
ひたすらラルフが可哀想。
執着心の強いキャラに変えられており、ラスボスにもされている。
ディズニーキャラを出すのは仕方ないにしても、ゲームのキャラが全然目立たなくなっているのはなぜ? ゲームファンがターゲットだったのに、完全にディズニー顧客向けになっている。
そしてディズニープリンセスが大活躍(呆れた)。
(次作があれば出したいと言っていたのに)マリオを出せなかったことで期待を裏切り、ターボをメインにしなかったことで、話自体も全然面白くない。
ポリコレの波動を感じる
トイストーリー4やアナと雪の女王2と構成が非常によく似ていると感じました。
ここ数年のディズニー作品は「自由に生きる女性は素晴らしい」をテーマに含むことが義務付けられているのでしょうか。
結論ありきでストーリーを進めるため、前作までのキャラクターの人格は無視してしまうのがセオリーなようです。
「王子様を代表とする優秀な男性の庇護下に入ることが女性の幸せである」という古い価値観に反発することが最近のトレンドなのでしょうか。
「おしとやかな女性」のイメージを捨てたいあまり、ヒロインの人格が身勝手で傍若無人なものに書き換えられています。
少なくとも前作のヴェネロペは、自分がゲームを壊してしまったことを素直に謝罪することができるし、迷惑をかけた挙げ句に自分のゲームを捨てて蒸発するなんて真似はできるはずがありません。
ラルフについても、「強くてかっこいい女性」のシャンクと対比する形で「弱くて情けない男性」としての役割を与えられてしまっています。
女性の人生を妨害する「無自覚なヒール男性」として描くためだけに、ヴェネロペの生き方を尊重していたはずの人格を完全に奪われています。
ポリコレ表現に利用されてしまったヴェネロペとラルフがあまりにも不憫です。
作り手の思想よりも、キャラクターの人格を尊重してくれたら私はとても嬉しいのですが。
インターネット世界の表現や映像は素晴らしい作品でしたのでこの評価です。
「ディズニープリンセスがたくさん出てきて嬉しい♡」としか感じない"ディズニーが大好きな女性"にとってはもしかしたら面白いのかもしれませんね。
小ネタが秀逸
ずいぶん今更なタイミングでの視聴。
不完全で未成熟な主人公のふたりが、まだ見ぬ世界へ飛び出して、経験したことを通して成長するオーソドックスなストーリー。
今回異色だなと感じたのは、明確にこれがヴィランだな、という存在がいなかったこと。
明確なハプニングは起こりますので、そういう意味ではいつも通りなのですが、
はっきりとした悪者が不在で、何なら登場するキャラクターは、ほぼみんな善良。
PIXARは結構な数見てるから、あ、こいつが今回のヴィランかな?とか余計に勘ぐっちゃったよ・・・
ほかに印象に残ったのは、インターネット世界での様々な機能やウェブサイトなどの表現の仕方。
PIXARならではのユーモアと映像の表現力の為せる業だとおもいました。
あとプリンセスたちもいいキャラしてましたね。
小ネタをいちいち挟んできて、結構笑えました。
終盤にプリンセスたちが出てくるシーンでは、バックのミュージックもそのキャラクターモチーフに次々と変わり、この辺の芸の細かさもPIXAR・ディズニーだな~と感心しました。
ヴィランの不在によって裏切り・驚き・ピンチなどの要素が抜けている点、ちょっと主人公たちが未成熟すぎる点などなど、気になることもありましたが、それでも映画の世界に引き込まれて、最後にはちょっと泣ける、やっぱりPIXARは良い映画作りますよね。
オチのつけ方、エンドロール後のサプライズ?も含め良かった!
前作とは別世界
前作と同じく何も考えずに見れるものなのかなぁと思いながら見ましたが自分にとって良い意味で濃い内容でした。
それはいつの時代もだと思いますが、価値観の多様性の中、どう楽しんで、どう大人になるかということです。
今の時代を楽しむにはやはり少しは現在あるものを知らないと楽しめないですし、かといってそれに翻弄されすぎると悪い影響がもあるということを映画では言ってます。
ラルフの巨大なモンスターはネット上でよく見る、顔の見えない大きな嫉妬、寂しさ、憎しみに見えました。
ヴァネロペも悪気は決してないのはわかりますが多様な価値観の中で自分の居場所を見つけたため、現在いる場所から離れることを決めます。
そんな中二人の友情は揺らいでぶつかりもしますが、最後は認め合い、まさにonline上で以前より強い繋がりになったと自分は思いました。
それは結局ディズニーの「大人になることとは」という話を聞いたようでした。
前作と全く馴染みのない世界になりましたが、ディズニーのプリンセスたちがなぜか活躍してるのも楽しいです。ですがそれも伏線で、ヴァネロペの複雑な心を歌う前のネタ振りだったんだなと思いましたし、ヴァネロペの歌は素直に共感して映画中良いシーンでした。
そして二人の仲直りするシーンも前作より泣きました。
🍬🏎
最後個人的にしっくりきたのは、
実家を出るわがままな娘(ヴァネロペ)と子離れできていない親(ラルフ)。
友情や他の方のレビューにあった恋愛、では、落ちきらなかったです、、
前作はほとんど忘れてしまっていましたが、Homeを離れる少し寂しい最後だったので、エンドロールの後はもう少し笑顔になれる映像にしてほしかった🐰🐱笑
シャンクがめちゃくちゃカッコ良かった(Gal Gadot🥺👏)のと、marvelもstar warsも大好きなので、その辺はとても楽しかったです🌳🚀
ディズニー映画好きは大興奮!ただ終わり方が…
DisneyDELUXEにて鑑賞。
やはりインターネットの世界感の作りが面白い!
実際のネットの世界ってこんな風になってるような気がしてしまうくらい作り込まれていて、さすがはディズニーだと思った。
特にオーマイディズニーのサイトの中は、ディズニー映画のキャラクターだらけで、MARVELからSTARWARSまで勢ぞろいしていて興奮が収まらなかった。
アベンジャーズのマークがついた楽屋の扉とかあって、皆そこに集合してるのかと思ったら、もうやばい…笑
特に感動したのは、ディズニープリンセス大集合のシーンかな。
ヴァネロペの声が吹き替え版の方が好きなので、吹き替え版で鑑賞したが、実際のプリンセス達の声がそのままで、それだけでも興奮したし、ラストの落下寸前のラルフを助けるシーンで、個人的に一番好きなアリエルが「Part of Your World」を歌うシーンまであって、そこだけでも泣きそうになった。
その辺の脚本は、大人から子供まで楽しめるシーンが続いていて、凄く面白かった。
ただ、ラストのヴァネロペの判断は、あれでいいのか?
確かにラルフが所謂「束縛」して、離れたくないが故にヴァネロペの邪魔ばかりしようとするのは良くないし、親友の気持ちを尊重してあげるのは大事だと思うが、何もターボまでして他ゲームに行ってしまうというのはどうなんだろう?
終わり方として、ヴァネロペはそれでもシュガーラッシュやラルフから離れるのは嫌だ!となり、2つのゲームに交互に遊びに行くだとか、或いはシュガーラッシュ自体を大幅に改造して、元の雰囲気を守りつつ、クールでエキサイティングなコースを作っても良かったのでは?と、個人的には思う。
何だか終わり方が寂しいし、根本的な解決になっていないような…
その辺も3で取り扱おうとしているのかもしれないが、前作がかなり良作だっただけに、何とも微妙なオチのない終わり方だったので、最終的な評価は下がってしまった。
それでも、前作とは打って変わってネットの世界を見事に作り上げ、キャラクターにもかなり凝っていて、ディズニー映画好きには堪らないシーンが多かったので、とても面白かった。
イライラした
シュガーラッシュが壊れてその世界の住人達が追い出された原因はラルフとヴァネロペにあるのに、そこの謝罪もなくハンドルを入手できればまた元通りになれるっていうのはただのエゴ。
そして最終的にヴァネロペは元々自分のいた世界を捨てて新たな世界へ行くって何なん?
ハンドル探しは自分の為だけでなくシュガーラッシュの住人の為にもすべき事だったと思うし、最終的に「自分のやりたいこと」だけに焦点を当ててる事が観ててイライラした。
ラルフとの友情も、ラルフを一方的に責める所も自分勝手に思えたし「親友ならそうすべき」みたいな部分を逆手に取った不快なストーリーだと思った。
トイストーリー4の結末にもがっかりしたが、シュガーラッシュオンラインもがっかりした。
プリンセスがたくさん出てきた部分で差し引きゼロ…か?
いろんなキャラが登場するのが楽しい
とても楽しめた。ディズニーのアニメらしい各キャラの豊かな表現力がとにかく魅力的。細かな仕草や感情を雄弁に物語る表情は見ているだけで飽きない。
インターネットの世界が舞台なので、GoogleやFacebook、InstagramにeBayなど実在するIT系企業がどんどん出てくるほか、ディズニー作品のキャラも続々登場するのが実に豪華。とりわけアナやシンデレラなどのプリンセスが総登場するシーンは必見で、一同が控室に集まって出番を待っている場面は「贅沢」のひと言に尽きる。さながらディズニー・プリンセス版「アベンジャーズ」のようだった。ちょっとしたシーンの背景に有名キャラが何気なく写り込んでいたり、さり気なく演技したりしているので、「こんな所にこんなキャラが!」という発見があるのもこの作品の見どころの一つだ。
ちなみに日本がらみのネタだと、まずキャラではゲーム「ストリートファイター」の春麗とザンギエフ、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のソニックが目立つ。あるシーンでは「ストリート〜」のリュウとケンが遠くを歩いていたり、ケンが「ショーリューケン!」と叫んでいたりもする。さらにはインターネット世界の街並みには楽天の看板も(おそらく楽天のビルだろう)。
ストーリーは単純明快な友情物語。家族みんなで楽しめる娯楽作品だと思う。
画面的には最高
ネットミームに溢れたキラキラしたネットの世界。
ディズニープリスセス達が勢揃いするところなんて素敵だったし胸が躍った、が、このキラキラした画面で誰にでも訪れる現実的な別離を描かれたのは拍子抜けした。
それもディズニーのキラキラした夢の世界で。
ディズニーではディズニーの夢を見ていたい私にとってかなりのダメージでした。ヴァネロぺが旅立ってしおらしくなった、子どもが成長して以前みたいな構い方が出来なくなった父親みたいなラルフなんて見たく無かったよー!
後半、ディズニープリスセスに白雪姫の服着せられたラルフもなんか、、彼のアイデンティティではないのに、、多様性を訴えたいから乱暴でもいいのか、、、
話はズレますが、巨大ラルフとの対決は集合体恐怖症の私にとって苦痛でしか無かったのでかなりキツかったです。
ラルフ派? ヴァネロペ派?
最近のディズニー・アニメの中でもお気に入り、『シュガー・ラッシュ』の続編。
本当は劇場で観る予定だったが、お金と時間の都合が付かず…。
なので、レンタルを待っていた。
非常に面白かった前作。
その前作を、イマジネーションも内容もハラハラドキドキ大冒険も、軽く超えてきた。
天晴れ!…なくらい、今回もまた非常に面白かった。
今回の話のメイン。インターネットの世界へ!
これまで様々な世界を具現化してきたが、ディズニーの手に掛かればインターネットの世界も。
カラフルで近未来チックな世界観。
実在の企業やアイコンも数多く登場。
インターネットあるあるの“検索”“別ページへ飛ぶ”“広告”“通販”なども視覚化し、本当にユニーク!
インターネットの説明も小難しい文章ではなく、こういう風だったら分かり易い。
アニメだからこそ出来る。
遊び心もたっぷり!
冒頭から前作同様、馴染みあるゲームキャラたちが登場。
さらに、インターネットの世界では…
前作から6年。某スペース・オペラや某ヒーロー・スタジオがディズニー作品になったり傘下に入り、あのキャラこのキャラの姿が。
多分、一回見ただけでは分からないほどまだまだ居る筈。これらは再見してじっくりと。
話題の一つが、歴代ディズニー・プリンセスの大集合!
古くは白雪姫から一番最近だとモアナまで、こりゃ確かにスゲー豪華面子!
驚きは、ほとんどのプリンセスの声を、字幕も吹替も当時と同じキャストが担当している事。吹替だとラプンツェルやエルサやアナやメリダ(彼女だけ正確にはピクサー・プリンセス)はビッグネーム。
この粋な演出、
ドレスじゃなくカジュアルな服装に着替えてぶっちゃけトーク、
また、ヴァネロペがある超過激なゲーム世界でディズニー・プリンセスよろしくミュージカルしたり、
今回のディズニーさん、パロディー&攻め過ぎてます!(笑)
すぐにでも2万7001ドルが必要なラルフとヴァネロペ。
ここはインターネットの世界。お金を稼ぐ事だって出来る。
超過激なレース・ゲーム“スローターレース”である車を手に入れろ!
カリスマ・レーサーのシャンクは“ワンダー”なくらいの美貌とカッコ良さで、字幕も吹替も人選はぴったり!
レトロ・ゲームのキャラのラルフにとってこの過激ゲームの世界はおっかなくて堪らない。しかし、ヴァネロペは…。
インターネットの世界とは言え、そう簡単にお金を稼げない。
次は動画サイト“バズチューブ”へ。
ラルフはおバカ動画にチャレンジして、換金出来るハート集め。
本当にインターネットの世界は何でも出来る。
その一方、人の醜い面も。
ラルフは辛辣なコメント世界へ足を踏み入れ…。
インターネットの世界だからといって、誰かを傷付けるような悪質極まりない暴言/誹謗中傷を言っていい訳がない。
あなた自身が悪いんじゃない、彼らが悪いだけ。
ネット世界の闇も突く。
面白味や遊び心やメッセージ性もたっぷりあれど、やはり本作はラルフとヴァネロペの友情物語。
そもそものインターネット世界への冒険の始まりは、ラルフがヴァネロペの為に良かれと思ってやったものの、それがかえって裏目に…。
ヴァネロペと共に元の世界に戻りたいラルフは、インターネット世界に一大危機を起こしてしまう…。(このシーンの大量の○○○は、ディズニー・アニメ初のR指定レベルの気持ち悪さ!)
親友を思う気持ちは、時に相手の重荷にも…。
それが原因で喧嘩して、でもまたそれがきっかけで相手をさらに思いやり、仲直りして…。
凸凹友情物語に、ほっこり。
前作は採点4・5。レビュー冒頭で前作を軽く超えたと言っておきながら、今回は採点4。と言うのも、最後がちとしっくり来なかった。
ネタバレチェックを付けるので、ズバリ触れるが…
自分のゲーム世界にマンネリを感じているヴァネロペは、“スローターレース”に大興奮し、魅了され、この世界に留まる事を決意する。
確か、自分のゲーム世界=自分の家に戻るまでが話の始まりだった筈なのに、突然主題が変わったような…?
それに、例えばスーパーマリオが自分のゲーム世界に飽きてストⅡの世界で生きていきたいってなったら、それってどーなのよ…!?
勿論、新しい世界へ踏み出す事は素晴らしい。
でも、平穏な生き方だってそう悪いもんじゃない。
ゲームに例えて言うなら、ファミコン/スーファミのマリオを隅々まで飽きるほどやったが、それでも何度やっても楽しい。
本作は、マンネリだが平穏な生き方もいいが、夢や自分の進みたい世界へ…という、それぞれなのかも。
あなたはラルフ派? ヴァネロペ派?
今やディズニーに怖いもの無し
前作を観ていなかったのですが、ほかの方のレビューを覗く限り前作を楽しんだ方は少し肩透かしっぽいですね。
前半のネット世界の描き方はとにかく圧巻の一言。広告費をかけたであろうAmazonやGoogleのロゴに始まり、プリンセスはもちろん、買収を重ね獲たMARVELやルーカスフィルム含め所謂"オフ"に徹したキャラクターたちを使い倒す様はまさに映画界の王者そのもの。他社に真似のできない豪華な共演の世界がここにはあります。
しかし肝心の物語は"ありがち"でした。中盤から終盤にかけては流れやオチが誰でもわかる展開でゲンナリ。前半のパーティ感が嘘のような気だるい内容でした。
ちなみにバグに侵食されるネット世界でもGoogle社のオブジェクトだけは倒壊しなかったのは大人の事情でしょうか。
きっとそうですよね笑。
ストーリー的には★2って感じですが前半とオチのプリンセスたちに微妙にやられたのでオマケで。
友情が試される試練の回
決別してしまったラルフとヴァネロペの関係修復はお見事って感じです。しかし、この映画はシュガーラッシュです!これでいいの⁈これってターボだよね。
内容に付いてはここまでにして、他の点は特に素晴らしいですね!まず、インターネットの仕組みの観点からネットあるあるの再現は楽しいです。他にもネットだからこその以外なキャラクター同士の共演もたまりません!
ということで、クライマックスからの結末には?ってなりましたが、細かな作り込みだけで見る価値抜群にありです!あと、シャンクの吹き替えの菜々緒さんがとても上手で驚きました!
世界が広がった展開は続編をさらに作りやすくさせたでしょう!作ってくれることを期待しています。
総評 GW家族で見るには最適の映画の一つです。
うーん。
前作が良かっただけに、今作は正直作らない方が良かったのでは無いかと感じた。
全体的には一定のレベルをクリアしていると思うんだけど、根本的な部分で納得いかない部分があって、高評価はつけられないです。
まず、シュガーラッシュが壊れた原因ってラルフだけにあるようにヴァネロペはいってるけど違いますよね?
あと、シュガーラッシュが大切な場所で、それをなくさないために始まった物語なのに、最終的にそれを放棄してしまうって結末はちょっと勝手すぎませんかね。
個人的には、父親と娘の映画だと捉えていて、娘はいつか家を出て行くものだと思うので、結末として新しい世界で親と離れて成長するっていうのは良いと思うんだけど、この話の流れと設定でそれをやるのは、キャラクターを損ねていると感じるかな。
途中途中のネット擬人化部分は楽しかったですが、小さい子が分かる内容なのかは、やや疑問。
最後のラルフの集合体もかなりグロテスクで、出来ればシュガーラッシュじゃない作品でやってもらいたかった。
ディズニーのヒロインとは?
今作のヒロインは、昔のディズニープリンセスとは違い自発的に動く活発なヒロイックなヒロインだ。そういう観点で言うとラルフは変わることを恐れる、自分から変われないヒロインのような存在と言える。この二人の危ういようにも見えるが不変的な関係が我々の共通体験当てはまる。
ヴァネロペはインターネットを介して広い世界を知り、自分の夢を見つける。そんなヴァネロペと別れるのが寂しいラルフは彼女を邪魔してしまう。人は夢を掴むには広いところに視野を向ける必要がある。ラルフもそれはわかっている、だが変わるのが怖いのだ。
夢を掴むために別れる作品にラ・ラ・ランドがある。この作品は結末に賛否あるが、私は二人の未来が広がるようは言い終わりかただと思っている。「別れ」という言葉を聞くと、どうしても「悲しい」「悲劇」という印象が先に来てしまうが、同時に「出会い」「再会」というポジティブな言葉にも繋がる。新しい世界、新しい夢など無限に広がる可能性へと進んでいく二人の姿は新たな「出会い」があると希望を貰える。
ヴァネロペとラルフの関係は「リズと青い鳥」にも似ている。親友が自分から離れて何処かに行ってしまう不安。でも最終的には互いが自分の道を自分で選び未来へと進んでいく。これもポジティブな感じがします。
終盤でラルフは自分自身と向き合います。そしてヴァネロペはラルフの気持ちを知る。直接の人の言葉は文字や録音よりも勝るのでしょう。
シュガー・ラッシュ:オンラインはインターネットが舞台です。ネットではいろんな人と繋がりを持てます。どんなに遠くても人との繋がりは消えません。しかし同時にネットの恐ろしさ、残酷さも描いています。ネットは決して完璧ではありません。だからこそ直接の人との繋がりも大事にしていくことが大切なのでしょう。そうすれば、その人ともネットで繋がることができ、きっと再会することができるはずてす。
最近って言うかここ十何年のディズニーの、「ディズニープリンセスって...
最近って言うかここ十何年のディズニーの、「ディズニープリンセスって今時どーすかねぇ~」をめっちゃ評価してるので、予告編のあの感じを見て、わざわざ言わなくて良いことを言ってそうで結構不安だった
でもめっちゃいい映画だった!!!!! ディズニープリンセス、要は女の子のステレオタイプ像を、ただ否定するんじゃなくて、それを受けた上でどう活かすかは自分次第ってとこまでいったのは、すげぇ…( ᷇࿀ ᷆ )ってなりました
それだけでもヤツら(ディズニープリンセス)を出した意味があるのに、ファンサービスとかギャグ的な物に留まらないで、ディズニープリンセスのあるあるネタ(歌う、とか水で自分を見つめるetc.)を違う意味付けで再解釈+再構築する、サンプリングセンスにも、すげぇ…( ᷇࿀ ᷆ )ってなりました
前作で不満だった、「これ、ゲームが舞台なだけで、トイ・ストーリーのおもちゃ論とかと違って、ゲームがどうこうの話じゃないじゃん!」も、割と改善されてるし、ゲームっていうパーソナルなもの→ネットの広がった世界を通じて成長ってのは、かなり腑に落ちました
そして、多分ディズニー史上初(ピクサーだとある)、別れをポジティブに描いたのも特筆すべきだと思う
粗探しはできそうだけど、インターネットの可視化のセンスオブワンダーとか、ディズニーどころかスター・ウォーズ、マーベル、ピクサーも含めたファンサービスとか、結構抜かり無い良作以上の作品
全96件中、1~20件目を表示